コナラの植え替えについて
かい
【関東】
2014/09/15(月) 11:57:33
初めまして、この度コナラの稚樹(20cm程度)を使って大学の実験をしたいと考えております。
一度根を洗い、バーミキュライトに植え替えるという手順を踏んでから、液肥で育てようかと考えております。
実は6月上旬に森から採ってきた稚樹を上記のような手順を踏んで育てた結果、全てうまく成長したのですが、9月上旬に森から採ってきた稚樹はほとんどが枯れてしまいました。 適応力は成長とともに低下してしまうのでしょうか。
またこのように植え替えて育てる場合何か工夫する点やコツなどがありましたら教えていただきたいです。
無知で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。
oakland
2014/09/16(火) 12:50:26
樹体が大きくなれば、それだけ移植は困難になります。(他の条件が同一の場合)
当年生の場合、初夏までは子葉の養分が残存していますが、晩夏以降は子葉は枯れるので、その影響もあるでしょう。
通りすがり
2014/09/18(木) 05:45:23
基本的に落葉樹は落葉期に移植するべきです。
それ以外の時期に移植する場合、梅雨時期が適期になります。
その理由は植物の成長が関係するからです。
通常、春の芽だしから初夏にかけて第一次成長、
梅雨時期になると盛夏過ぎまで一旦成長が止まり、
晩夏から秋に掛けて第二次成長、そして晩秋に落葉、
これが落葉樹のパターンです(例外があるかもしれませんが)。
6月に移植したものが根付いたのは成長が止まっていた時期だったから、
9月に移植したものが根付かなかったのは再び活動を始めた時期だったから
といえます。
追記ですが、落葉期が仮に12月〜3月だとしても俗に早起きの木と呼ばれる例外的な樹があります。
芽は出ていないのに早くから活発に水を吸い上げ準備をする樹です。
カエデが非常に有名で、キウイも同様で、芽だしの1〜2ヶ月前から既に活動を始めてしまいます。
これらの樹木では葉が出てないからといって移植をするとダメージが大きいです。
こういった稀な例外を含め、総合すると落葉樹の移植は12月がベストといえるでしょう。
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