サツキの葉が
友
2014/08/29(金) 15:18:35
50年位の鉢植えの皐月、新芽も出、葉も青々く元気ですが、触ると急に青葉落ち始めています、何か病気ですか、教えてください。
サツキツツジ
2014/08/29(金) 21:18:18
結論から言いますと 残念ながら、枯れたものと割り切って、先端の新芽・若葉が伸びてくれれば 助かった ホッとした と割り切った方が良いかも。
念のために、一過性の夏バテとして、来春の新芽萌芽期まで、そのままの状態で、引き続きメンテしてみてください。
多分根が腐っていることと思います。
中には、そこそこ大きな駄温鉢植えで歩道の片隅のほったらかしで、表土も株元もコケが生えて、小枝にはほとんど葉がなく、葉の色も黄緑色状態でも
長年生き続けているサツキツツジもあることですから、来春の新芽を確認しないと是非が解らない場合もあります。
サツキを枯れさす原因は、水切れと植え替え失敗です。
次に株元の直射日光による土の高温化による根の蒸れ腐れです。
枯れていく過程は、若葉は萎れたりシャキっとしやすいですから別にして、(シャキっとしなければ、完全に根が腐っている。)
完成葉が、正常な状態では、色艶張りが瑞々しくそれなりに深い緑色しています。根が腐ると徐々に張りと艶がなくなり葉の色が銅錆色になるか、脱水した色になってきます。(この期間が長い) その次に、葉がパラっと次々に落ちてしまいます。 ここが冬の落葉・葉の寿命落葉と根腐れによる落葉が異なります。
又春の新芽時の根腐れとも一寸違いますし、植え替え失敗のときとも一寸異なります。 その他夏疲れと夏場の蒸れによる根腐れ・土の乾燥による根枯れなども一寸違います。
私個人としては、自然界におけるサツキツツジの平均寿命は10年前後と思っています。鉢植え樹齢50年といえば、人間でいえば、話半分としても、125歳(50歳X5倍/2)ですから、いつ枯れてもおかしくない状態です。
ツツジの寿命は、そんなに短くないとほとんどの人は、思われることでしょうが、それは、サツキツツジが、いろんな場所から新芽を出し又発根しやすいから、株立ち独立して、人の気が付かないところで、新旧交代しているものと考えています。
又、人の寿命でも、50歳から80歳以上まで飛躍的に伸びました。50-60はまだまだハナタレ小僧といわれるくらい伸びました。 これは食生活や生活環境・医療環境が整備されたからです。同じように、付近一帯のサツキツツジも何がしらの人為的保護を受けているから、長く生き続けているものと思います。
ということで、サツキツツジの樹齢が10年以上になれば、事細かく気配りしないといつ枯れても不思議ではない。
それでなくても、サツキ盆栽というものは、通常1本仕立てで、より薄くより小さい植木鉢で植え付けられ、更に植え替えのたびに、根は極端に切られ、枝や新芽も生えるたびに見つけられては摘み、摘まれては切られていますから、過酷なものです。
自然状態なら、根は無限に伸びては、其処から新芽を出したり、株元から生えた枝なら根を出したり、枝が着地すれば、根が生えて、生きていきます。
その根拠は、自然状態のサツキツツジは、松や杉のように、一本立ちしていなくて、株立ちになっている。
盆栽の高樹齢の見本・・・広告宣伝ではない。たまたまヒットしたものです。 リンク切れするかもしれません。真偽は別として、サツキ盆栽の通販サイト30年と書いてある。
http://hazakura-bonsai.jp/index.php?10%2C000%EF%BD%9E99%2C999%E5%86%863
250年の地植えのサツキツツジ・・・・株立ちしているところから、生物学的な個体としては、自然に株更新したもので、年輪としては250年といえずに、250年見守り管理し続けてきたという屁理屈になる。
貴重といえば、希少なサツキツツジですが、サツキツツジが貴重というより、家系が長年安定していたという証しでしょうね。
2番目3番目の画像。
http://daikondream.seesaa.net/article/398383012.html
友
2014/08/30(土) 10:04:40
サツキツツジ さんありがとうございます
寿命なのかな
友
2014/08/30(土) 10:10:38
[[解決]]
サツキツツジ さん ありがとうございました
寿命なのかな寂しい、でも一過性の夏バテと期待し暫らく様子を見ていきたいと思います、これからも宜しくアドバイスお願いいたします。
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