植え替えたあやめが蕾のまま枯れた

[園芸相談センター]の過去ログです

湘南まま 【関東】 2014/07/11(金) 09:48:27
菖蒲園で株を掘り起してもらい、友人と半分にしてそのまま庭にじか植えしました。咲いていた花が終わると次の花は凄く小さいし、その次のつぼみは、つぼみのまま枯れてしまっています。根づいていないのでしょうか?来年のために何をすべきですか?

彩女 2014/07/11(金) 13:09:08
A) 本当にアヤメ(畑地品種)なのか、菖蒲をアヤメと呼んだのか、話し言葉として、あやめ と表現しているのかにもよります。
・・・アヤメは畑向き・花菖蒲は生育期のみ湿地性向きで、休眠期は、畑向きです。
別段区別しなくても、それなりに花は咲きますが、腐れ・花数・花径・開花期間に微妙に影響します。

B) 次に、栽培環境の温度により、微妙に影響します。
1) どこで買ったのか(市名) どこで育てているのか(市名)
2) いつ買ったのか(月日)
3) 買った時に 蕾はいくつついていたのか、その状態(開花・大きな蕾・小さな蕾) とそれぞれの開花時期
4) 友達の市名 と 同じように小さくなった・開花せずに枯れたのか

C) 次に株の大きさ充実度により影響します。
芋?地下茎?の大きさ?長さ?充実度?成長の方向性?にもよります。
私の先入観ですが、根の充実度(根張り)と地下茎の充実度が、お互いに作用(補完助け合っているように)しているように思います。
お互いのバランスが取れないと 洋花アイリス(球根アイリス・ダッチやジャーマンアイリス等)のように、一茎一花として、上手くいかないように思う。
一般的には、洋花アイリスは、一茎一花で豪華に咲かせるものではなく、群生させてそれなりに咲かせるのが、和品種(古典品種)ですから、
展示会用出ない限り、見栄えがする。
苗を花付・花無しであろうとも、買った年は、株が充実していませんから、花は、観賞目的というより、花のサンプルとしての位置づけと考えた方が望ましいでしょう。
ここが一般的な草花と異なります。
来年になれば、より良くなり、再来年にはもっと良くなってきます。
3度めの花が終わったら、再び振り出しに戻って、選別して、植え替えないと、花が思わしく無くなってくる。

以上が主なヒントになります。

考えられることは、株が細かくされ充実していない。
その上、見栄え良く花蕾を無理に付けさせて掘り上げた親切心が、たまたま、あだになった。
その結果、外側の花びらに瑞々しさがなくなり、パチッと開けるバネ的な力がなく開花せずに、終わった。

私の思い込みですが、古典系は、少なくとも、春の新芽時から、じっくりと育てないと、思わぬトラブルが発生しやすいものと思っています。
本来なら、花後の株分けから始めた方が望ましいものと思われます。

今後の対策として
別段ありません。そのまま見守る。

強いて言えば
肥料は与えない・与えたとしても、骨粉程度 育ちが悪いと・慌てすぎると何でも、水遣りと肥料を多くやりすぎる。
与えるよりやらない方が上手くいきます。

排水をよくする(雨水の排水程度を滞留させないように軽くながす)

話を変えて、特に、ジャーマンアイリスは、土に埋めない乗せておかないと(芋がほとんど見える状態)腐る。
植えて(埋めて)良く腐らせるものですが、増えすぎて捨てられた芋の方が花も繁殖も立派になっているのをよく見ます。
ジャーマンアイリスまで極端にとは言えませんが、排水は良い方がよい。特に、葉が枯れた休眠期。

このような程度かも。
根のひとかけら、一茎一花を豪華に長く咲かせるには、毎月毎週良く観察してください。

ほっておいても それなりに咲くものですが、本当に アヤメ なのかを確認しておいた方がよい。
球根系と芋系の区別 更に、芋系なら、それぞれの性質が極端に異なる場合があります。
芋が地下茎のように、細く長いものほど、水が要ります。・・・極端な思い込み。

菖蒲系の敵地の配置図
http://matome.naver.jp/odai/2139886191150689201/2139887033656805103
http://matome.naver.jp/odai/2139886191150689201

彩女 2014/07/11(金) 13:15:28
一般的には、洋花アイリスは、一茎一花で豪華に咲かせるものではなく


一般的には、洋花アイリスのように、一茎一花で豪華に咲かせるものではなく・・・・
に訂正。


洋花アイリスは、一個一茎一花で、豪華に咲く。
古典アヤメは、群生させて、優雅に楽しむ。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2014/07/11(金) 13:28:29
スレッド題名が「あやめ」となっていますが、頂いた先が菖蒲園とのこと、実物は確実にアヤメでしょうか。もし菖蒲や別のアイリス類だと、それぞれの種類ごとに管理の仕方がかなり違うので、もし確実にアヤメであると言う確信が無い場合は、画像検索などで今一度お確かめになってみて下さいね。

花の付いている株を掘り起こし貰った。という事で良いですか?

植物全般に言えますが春以降に掘り上げてしまった場合、普通その年は花は咲かせない方が良いです。根がかなり傷んでいますので株の体力の消耗を考えれば花茎がもう伸びている状態の株であれば、全て切り取ってしまってから植え替えます。

今回は花茎を切らずに植えつけ、そのまま咲かせてしまっているのであろうと思われますので、まだちゃんと根付いて無いでしょうし花が徐々に咲かなくなるのは当たり前の事なのです・・・。
例えが悪くてすみませんが、人に例えれば大怪我をしていて体調が悪い人を無理に働かせている様なものです・・・。

花茎が付いたままだったので株自体の体力が心配です。今現在どのくらいの株の大きさなのでしょうか・・・。掘っていただいた株をさらにご友人と半分に分けたとのことで、花を咲かせてしまった株の大きさが小さい(3芽以下)場合だと、今の栽培環境も合っていなければ冬を越せずに来年芽吹かず枯れてしまう可能性もあり得ます・・・。

今出来る事は、花茎を速やかに切り取るくらいでしょう。もしまだ体力の消耗がそれほど酷くないなら、これからでも地中に新しい根が伸びていって根付いてくれると思います。
より元気にしようと肥料などを与えてしまえば、かえって株を弱らせる事があるので株自体は触らず見守るくらいで周りに雑草が生えてくれば早いうちに抜いておく程度。
夏を無事に越して秋になって株自体が弱っていないようであれば、冬はどうにか越せるだろうと思いますが、来年の花付きまでの保障はありません。花茎が伸びてきても蕾が膨らまないとか、花が正常に咲かないかもしれません・・・。

株の充実の方を最優先に考えれば、来年も開花させず花茎は早めに切ってしまい株を丈夫に育てた方が、再来年は立派な株になって見事に花を多く咲かせてくれる事でしょう。


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