ベーサルシュートの扱い方について
バラ初心者
2014/06/26(木) 10:52:56
鉢植えハイブリッドティーのベーサルの扱い方について質問です。
先日2回目のソフトピンチを終えて、かなり高さが出てきました。
おそらく3回目する頃には、2番花の高さぐらいになりそうです。
このまま夏剪定までソフトピンチを続けていると、2番花の位置を大きく超えてかなり
伸びてしまいそうなんですが、夏剪定まではこのままソフトピンチを続けるのでしょうか?
それと、夏剪定は何を基準にベーサルを切り戻せばいいですか?
株姿を気にせずに冬剪定まではなるべく葉を多く残した方がいいのか、
それとも株姿や日当たりを基準に切り戻してしまっていいのか。
株の状態は病気も葉落ちもなくいたって健康です。
よろしくお願いします。
Jack9
【中国】
2014/06/26(木) 13:29:43
>株の状態は病気も葉落ちもなくいたって健康です。
上手に栽培されているようですね。
今の状態で葉を落とさずに夏を越せれば、もう一流のロザリアン。
で、ソフトピンチですが、特にこうしないとダメっていったものは何もありません。
ですから、樹勢が強くて高さがでるようでしたら、そういう株(品種)は、予めもう1段(節)づつ下でソフトピンチをすれば良かったんじゃないか?と思います。
この辺りの臨機応変が、慣れなんですよね。
太さや勢いを見て、感覚的にソフトピンチできるようになります。
例えば、同じ株であっても、また来シーズンが同じだとは限りませんし、同時に出てくるベーサルの本数にもよります。(本数が多いとその分分散しますから)
結局、ソフトピンチの狙いは、ベーサルシュートと呼ばれる徒長枝(柔らかく弱い)を早く充実した枝にすることにあるのですから、何節目とか5枚葉何枚残してとか云われている位置の説明は、あくまで目安(伝えかたの方便)なんです。
結果的に、枝を早く充実させることで、枝数も多くなり、その分、葉の総数や花の数も増やすことができる訳ですよね。
このスキルは、バラ栽培独特のものだと思います。
こういったことから、順調に生育できているケース(既に、葉の総数も多くなっているハズ)では、私の場合は、現実には株姿や日当たりを基準に夏剪定を行っていますが、ベーサルの枝については夏に花が咲けば咲かせて、花殻だけを取っておきます。
そうしておいて、夏剪定時には、株全体のバランスのみで、どこであってもその位置で剪定しています。
ご参考になれば幸いです。
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薔薇ばら
2014/06/26(木) 13:39:51
参考書やネットでは、いろいろと好き勝手なことが紹介されていますが
基本的には、基準はなく、育てる人の好みです。
どちらかといえば、
薔薇は、秋の菊に対抗する春のバラという位置づけで、多くの人に愛されています。
ここで、通常では、菊は秋の開花に向けて育てる花ですから、
おのずと手入れや育て方も方向性が決まってきます。
更に、菊は開花期間も長く花持ちも良いところから、長年仏花として、庶民に親しまれてきました。
反面薔薇は、比較的一花の開花時期が短く歴史も浅い。
栽培の目的も、切り花より、鉢植え花壇植えとして、人気があります。
更に、他の草花と違って、一寸した手入れの仕方によって、同一のバラでも、天と地ほどの開きが出てきます。この違いが、我慢できないようです。バラにたいする独特の感受性でしょう。
ここで問題となってきた1つに、バラの中でも春にだけ咲く一季咲きより、周年咲き・四季咲き性に人気があり、この四季咲き性の特徴をいかにして、豪華に咲かせるかということです。
問題2として、欧米と違って、日本には四季があり、冬は別格として、
薔薇にとっては、高温多湿で過酷な夏という時節があるということです。 夏に咲かなければ問題ないのですが、温度がある以上中途半端に花が咲きます。 春に華やかな花が咲き、その後貧相な夏花が咲き、再び秋になれば色深い花が咲きます。
暖かければ、草丈も鬱蒼としてきます。
そこで、どうすれば、常にすっきりと咲かせるかによって、様々な栽培
の方法が語られるようになってきました。
バラ栽培においては、栽培方法のみならず、薔薇の品種も多種多様で好み等も、愛好者間で、ケンカするほどの拘りと意見の対立もあり、このケンカが当たり前の世界です。
このサイトでも、バラに関するものほど、見苦しくケンカする花はない
ある意味、それほど、平和を象徴する花といえます。(平和な時ほど何事もケンカに発展する。リーダーや集団化を必要としない個性化の台頭する一時)
薔薇の専門用語も、曖昧なもので、人により又解説もバラバラです。
曖昧なことを基準にして、バラバラな意見を出しますから、纏るはずがありません。
ベーサル・シュートの意味も、使用する人によって、バラバラです。
元気のよい新芽ということは、共通していますが、何なのかが明確ではない。・・・ヒコバエ?・徒長枝?・不定芽?・固定芽?・副枝?・時として3-4番枝も含める・その他。
もっとも、バラ自体も、木なのか草なのかも中途半端です。
英米語や難しい言葉は、格好よい響きがありますが、できるだけ使用しないようにした方がよい。
簡単な例として、日米欧で、ビルの階数が、一つ違います。
又、指で数を数える時には123と数えますが、位取りの場合には、012と0から数えないと勘定が合わなくなります。
私は、ややこしいので、ベーサル→ベース(基本軸) とシュート→地上部の幹枝と定義しています。
そこで、冬の剪定位置は、薔薇の種類別に、今年に成長する最大の高さや幅を予測して、決めています。 概ね30-40cmの高さ。
夏剪定は意識していません。 意識しない理由は、花カスを摘むときに、(生け花には利用していない)、その都度、花の咲いた枝の元から3-5枚の葉を残して、大幅に切り戻しています。
晩春初夏になって、花持ちが悪くなったときには、3枚葉を残さず、5枚葉の上できるか、花だけ摘み取っています。 花だけ摘み取っても摘み取らなくても、種子が付かなければ3枚葉の位置まで自然に枯れてしまいます。中には、種子が付いたままのもあります。
あまり短く切りすぎると、すぐに元気な新芽が生えてきてしまい、時節がらこれが好きではない。
秋の開花予定日から逆算して、盆過ぎから9月上旬にかけて、太く元気な新芽が生えてくるだろう位置で、大幅に切り戻します。
夏の間は、草丈の半分程度の下半身や土は、直射日光を避けて、風通し良く更に涼しく静養させた方が良いように思います。
不可能ですが、できれば、年間を通して、20度前後で維持できればよいのですが。
バラ初心者
2014/10/10(金) 12:17:36
[[解決]]
ありがとうございました
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