つるバラ花後の剪定方法

[園芸相談センター]の過去ログです

momo 【東海】 2014/06/03(火) 20:46:23
こんにちは。

アーチに地植えのサマースノーと、
バーゴラデッキに地植えのアルベリック バルビエの、
花後の剪定について教えてください。

両者共に植え付けてから3年半ほどになります。

年数を重ねる毎に勢いが増してきまして
特にバルビエの去年の暮の誘引は、鋭いトゲと枝同士の絡まりがあり、
それでも何とか頑張りまして、
途中で、まぁ こんなもんでいーか気分も含めて、
開花時期を楽しみにして、
全体をイメージしながら2週間かけて誘引しました。

こんなに勢いがすごいものとは知らず、
その時は真面目に悲しくなり、涙がでてしまいそうでした(笑)

ですが、本当の話しです。

なので、いったんこの時期に剪定をしたいと思っておりますが、
今行っても大丈夫でしょうか?


その場合の剪定方法、今時期はどの枝を切ったらいいのかを、
教えていただけますと助かります。


いつまでたってもバラ栽培初心者で、
すみませんがどうぞよろしくお願いいたします。

gardenfan 2014/06/03(火) 22:48:58
サマースノーとアルベリック バルビエは我が家にいませんので一般的なツルバラの剪定として読んで下さいね。

現時点でべーサルやサイドシュートが伸びている場合、我が家ではポールズヒマラヤンムスクやロンサールなどは、二年前の枝は花後に元から削除します。でも最低一本は残します。そうすると多分その枝から秋に返り咲きしてくれることがあります。

今の時期にシュートが伸びだした株は、シュートの伸び方を見ながら毎月一本ほど株元から削除して二年目の枝を一本、昨年の枝を二本程度そして今年のシュートをまっすぐに立ち上がるように支柱や棕櫚縄や釣り糸で二階から吊り下げるようにしてシュートを伸ばします。

ポールズヒマラヤンムスクなどは夏剪定が必要だと言われますが、結局三m程度で枝垂れますのでそのまま分枝しますので、特に夏に剪定する必要はないと思います。この品種はシュートが良く伸びますし一季咲きですので、花後には不要な枝はすべて削除しても新しいシュートだけで十分になります。というか古い枝を残すと混み合います。

追加ですがサマースノーってうどんこに弱いのではないかと心配します。
ツルバラは耐病性を優先して植えないと、鉢バラにも病気が蔓延する原因になりますので。

Jack9 【中国】 2014/06/03(火) 22:53:58

>開花時期を楽しみにして、全体をイメージしながら2週間かけて誘引しました。

アルベリックバルビエ。
伊達にランブラーを名乗ってる訳じゃありません。
花後の処理なんてしてると、いくら時間があっても大変じゃないでしょうか?
だから、普通は放っておき、しょうがないので誘引だけはするってパターンが多いんじゃないでしょうか。
枝数が多くなると、その誘引も大変ですから、全体の幹数の半分は、根元から除去されても問題ないと思います。(古いものから順次に)
既に、ベーサルも上がっているでしょうし、今後も上がるハズですから、結果的に全体の幹数は減らないと思いますよ。

サマースノーの方は、バルビエほどじゃないと思いますが、それでもかなり巨大なアーチじゃないとアーチに見えないんじゃないでしょうか?
そういう時は、新しめのなるべく長い1〜2本の幹を残して、後は適当な長さで剪定されればイイと思います。
剪定ヶ所(剪定ヶ所の葉を取り除く)から、芽が出ますので、これを伸ばします。
つまり、強制的にサイドシュートを作るんです。
このサイドシュートと新しく出た(出る予定の)ベーサルを次シーズンの主幹とします。

晩秋にもなったら、残した1〜2本の幹も根元から削除してもOKです。
光合成用に残しただけですからね。
削除しない場合は、アーチでしたら、直線的に反対側まで下り誘引後、折り返して再度、S時誘引で登らせても使えます。

ここからは余談になりますが・・・

ランブラーなどが、負担になて来た(剪定や誘引が)場合は、株そのものはそのまま残して、バーゴラを登りきった辺りに、別の品種(例えば半つるのもの)を芽接ぎして、その品種に変えてしまうということも可能です。
下記の雑談スレをご参照ください。

http://engeisoudan.com/lngb.cgi?print+201311/13110004.txt
Jack9 【中国】 2013/11/28(木) 00:27:50

こうすると、台木はノイバラ、バーゴラまでの幹はアルベリックバルビエ、芽接ぎ位置より先と花は芽接ぎした品種という株になるんです。
こうすることで、植替えの手間も不要ですし、その後の管理も芽接ぎした品種の剪定誘引のみすればいいので楽です。
ただし、ベーサルシュートは出れば総て削除することと、バーゴラまでの幹部分の芽は総て潰す必要があります。

また、上記のアレンジとして、バーゴラまでの幹の中間辺りに、マクミランナース(Peter Beales(UK))を芽接ぎすると、アルベリックバルビエと白いロゼット咲きの花容が凄く似ていますので、記憶にも残りやすく寂しさも軽減できると思います。
耐病性も抜群ですので、お勧めです。
_

momo 【東海】 2014/06/04(水) 13:37:07
Jack9様

いつもアドバイスをいただきまして大変ありがとうございます。
初心者の私にとって、とても助かっております。


なにぶんド素人でして見よう見真似ではじめたバラ栽培なんですが、
最初の年はうどん粉まみれでかなり凹んでしまったり、
これはいかんと思ったのもつかの間、
今年は早ダコニールで薬害をだしてしまったり。
次いで、ジャングル化になってしまった2種のつるバラの問題で、
もうふんだりけったりです。

やはりバラって難しいですね。

サマースノーはおっしゃる通りのうどん粉にとてもかかりやすいバラだと、
今年改め気が付きました。
気が付くのが遅い 私でした(笑)

サマースノーはご教授いただきましたように、
先ほど恐る恐る1、2本の幹を残しつつ後は不要な細い枝を削除いたしました。
枝の重みでアーチが転倒しそうでした。

ですがバルビエは、冬の誘引時のまぁーいーか〜の手抜きがアダとなり、
手がつけられないほど脅威でして、
切ろうと思ったこの古枝はどこまで続いているのかとバーゴラを見上げるましたら迷路で目が回りそうになってしまいました。
初心者のわたしにとっては、やたら攻撃的なバラですw

でも自分で始めたバラ栽培ですので、
なんとか頑張って自分自身で行いたいので、
先ほど画像掲示板にバルビエの株元をのせましたので、
再びのアドバイスをちょうだいできましたら幸いです。
気が小さい私にとっては、切るのにとても勇気が必要です。

園芸雑談掲示板のほうがよかったような気がします。
管理人様、すみません。

お忙しい中幾度も申し訳ないです。
お時間あります際にでも、よろしくお願いいたします。

momo 【東海】 2014/06/04(水) 15:13:22
gardenfanさま


gardenfanさまとJack9さまが同一、一緒になってしまい、
勘違いをして大変失礼な文面をどうぞお許しください。
申し訳ございません。

>花後には不要な枝はすべて削除しても新しいシュートだけで十分になります。というか古い枝を残すと混み合います。

そうなんです、混みこみのデッキ上部は酷いものなんです。
古枝を切ろうにも、太い枝同士がからまりトゲは鋭く、
もう本当にどなたかに助けていただきたい気分です。

見よう見真似で始めたバラ栽培でして、何の知識もなく、
頼るはネットとご本のみで、
しかも読んでもチンプンカンプンでして無知もいいとこです。



サマースノーがうどん粉にかかりやすいとも知らず、
最初の年には酷いものでしたが、
だんだんと少なくはなりつつもあるような気がしますような、
しないような。。

毎年思うのですがこれからの季節が一番発病、感染しやすい時期のような気がします。

画像掲示板にのせさせていただきましたので、
どれを切ったらいいのかのアドバイスいただけますと助かります。

よろしくお願いいたします。

momo 2014/06/05(木) 13:43:14
[[解決]]
ありがとうございました。


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