アジサイの花芽を折られる!

[園芸相談センター]の過去ログです

ぼんぼり 【九州】 2014/05/24(土) 15:18:34
害虫かと思うのですが、正体がつかめず困っているのでよろしくお願いします。

毎年、今頃になると、地植えのアジサイの小さな花芽が出来てきます。花芽を見つけて喜んでいるのもつかの間、すぐに花芽の数センチ下でポッキリと折れて枝先がぶら下がっているのです。折れた先はもちろん萎れてぶら下がっていますが、他の葉や茎、枝などに食害の跡や萎れたりなどの症状はまったくありません。大株がいくつもあり、すべてが被害にあうわけでもありません。どうやら、昔からある普通の日本アジサイは大丈夫のよう。下草の茂った、樹下(日陰〜半日陰)のようなところの、比較的若木の花芽がやられるような気がします。小さな苗から植えて三年目のアナベルが、今年はようやく株立ち状に育って来ていますが、20本ほどある新鞘の花芽の3分の1ほどが既にやられています。アナベルは、毎年やられます。観察してみるのですが、これと言って異変や痕跡らしきものが見つけられません。
うちは山間地の集落にありますので、周辺の山からいろいろな害虫が来るのでしょう。近隣の家でも、同様の被害があるそうです。
ちなみに、ほかの花木には発生しないのも不思議です。
どなたか、お分かりの方がいらっしゃれば、アドバイスください。

恋文 2014/05/24(土) 18:30:00
お年文チョッキリ像虫の産卵跡でしょう。
私のアジサイには被害がありませんが、アジサイやキクの場合には、葉
が生い茂っているのと、すぐに他所へ移動するので、見つけにくいもの
です。
比較的バラの場合には、新芽や蕾に産卵しますから、葉が少ないので、
見つけられやすい。 それでも産卵すれば飛び立ってしまっているので、気が付くのは枯れてから、落ちてからになる。

飛来する時期が決まっているので、その時に、毎週殺虫消毒しないと仕方がありません。(マラソン・スミチオンなどの市販品)
この場合の殺虫消毒は、殺す目的ではなく、よりつけさせないためのものと割り切ることです。
なぜかといえば、殺すべき害虫が飛び去ってしまって、もういないのにもかかわらず消毒する必要があるからです。
いないものは、殺せない。アジサイを食べないものも殺せない。
アジサイは年に一回しか咲かないので、被害にあえばまた来年ということになる。
アジサイ仲間の間では、アジサイチョッキリとかいうらしい。

この系統の産卵害虫には、ゾウムシ系とチョッキリ系の他に、樹木のカミキリムシ系とユリの蝙蝠蛾系などがいます。
チョッキリ系にもいろいろな種類の昆虫がいます。
また 同じアジサイチョッキリでも、好きなアジサイがあります。
同じ好きなアジサイでも、好きな場所もあります。
わがままというか、グルメというか、気まぐれなものです。
隣の子供が食べているチョコレートをほしがるような感じ。

好き嫌いの他に、ツバメの巣のように、そのアジサイで生まれた子供は、そのアジサイに帰ってくるという、帰巣本能もあります。

アジサイチョッキリで検索すれば、虫の写真があります。
アジサイチョッキリは、愛称・あだ名です。

くうが 2014/05/24(土) 22:18:44
恋文さんの言っているとおりですが
この害虫の正式な名前はシロオビアカアシナガゾウムシといいます。
成虫は飛んでいってしまうので見つけにくく、農薬も忌避効果を期待する程度になるかと思われます。浸透移行性のあるものならそれなりの効果を期待できるかもしれません。
また、成虫は銀色に光るものを忌避するので、銀色ポリフィルムなどでマルチングしたり、テープを張り巡らせたりすれば成虫の飛来減少に少しは効果があると思います。
周辺の雑草除去も効果があるようです。そして土中で越冬するので冬に周囲の土を軽く耕して掘り起こし、捕殺するか凍死させるという方法もあります。
しかしながら決定的な駆除方法がないので、上記した複数の方法で害虫の個体数を少しずつ減らしていくしかないように思います。
根気がいりますが、がんばってください。駆除できることを祈っています。

ぼんぼり 【九州】 2014/05/28(水) 11:50:22
[[解決]]
恋文さん、くうがさん、ありがとうございました!!
毎日着々と被害は進んでいます。スプレー式の殺菌殺虫剤をふってみましたが、そうゆうことだっだのですね。
これから少しでも食い止めるべく、消毒に励んでみます。


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