フローラーテープで接ぎ木?
くりん
【関東】
2014/05/20(火) 22:46:21
フラワーアレンジメントの教室で、初めてフローラーテープなるものを使いました。
今までバラの接ぎ木は専用のテープの上を糸で巻いたりしていましたが、これを使えば付着が良く作業が簡単に思えますが、何か障害があるでしょうか?お尋ねします。
Jack9
【中国】
2014/05/20(火) 23:31:18
フローラーテープなるものが、どのようなものなのか知りませんが、扱いやすく水を通さないものなら何だって構わないと思いますよ。
ちなみに私は、水道管をシールドする時に使う、白いシールドテープを使ってます。
何処でも売ってますし安い。強くて良く伸びて、良くくっつき、完全に水分をシャットアウトしますからお勧めです。
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くりん
2014/05/21(水) 22:37:29
Jack9様、早速のレスありがとうございました。
フローラーテープは今日、花屋で買ってきました。花を束ねたりする時、引っ張りながら巻くと粘着する便利な代物の様です。
ところで、水道用の白いテープ、使ったことはないけれど、電工用の黒いテープと同じ仕様かと思います。
私もこれを使ったろどうかと思ったこともありますが、材質・粘着力とも強すぎて、継ぎ目部分の成長を妨げたり、さりとて早めにほどくと継芽がはげそうなのでやめましたが、問題は無いでしょうか?
ちび
2014/05/22(木) 08:59:54
フローラテープでもできなくはないと思いますよ。
形成層が合わさって、ちゃんと固定されるなら
ただ隙間があって乾燥するなら何かで乾燥防止は必要でしょう。
接木のテープも二種類あって今は乾燥防止と接着を1つで担うセルパラテープだけで充分です。
昔は接木テープとボンドの2つでしたりしてましたんで、今はセルパラテープが主流です
植木屋 園主
【九州】
[URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/]
2014/05/22(木) 12:34:44
こんちは〜♪
接ぎ木用のテープはメデールテープ(5cmほどのミシン目入りと長いままの2種類)が私からはお奨めですよ
伸ばしながら巻いて使用します
テープは自然劣化して消えて無くなりますので解く必要がありません
また接ぎ木部分に蒔いたら穂木の芽の部分にも一通り巻き上げれば
そのまま雨水の侵入もなく乾燥にも耐えますし
穂木から芽吹いてきたらそのままで突き破って芽は伸び出しますので手間がかかりません
Jack9
【中国】
2014/05/22(木) 15:15:22
接ぎ木専用のテープは、植木屋 園主さんが紹介されてるメデールですよ。
芽接ぎの時に、芽の上を巻いても問題ないのは、このメデールだけです。
その他のものは、芽の上を巻けません。
慣れない頃は、私もメデールを使ってたんですが、うちの近くでは入手できないのでネット上での購入でした・・・面倒なので代用品を探した訳です。
水道用のシールドテープは、電工用のテープとは違いますよ。
接着というか、糊はありませんしもっと柔らかい素材です。
たぶん、くりん さんの言う、フローラーテープと同じじゃないか?と思われます。
ハッキリ言って、この手のテープならどれでも成功率は同じだと思います。
私の場合は、水道用のシールドテープはメデールよりも細くて柔らかいので細かに巻きやすいので使ってるだけです。
たぶん、フローラーテープでも充分接ぎ木テープとして使えると思いますよ。
でも、バラの接ぎ木はまだ早いでしょ。
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くりん
2014/05/22(木) 19:04:11
ハイJack9さん、挿し木はしていますが、接ぎ木は台木もまだ無いし、していません。それと商品名を忘れていましたが、今まで使っていたのは「メデール」でした。ただ、巻き終わった時何かしないとほどけてしまうのが面倒だったもので・・・。
あっちゃん
2014/05/22(木) 20:08:20
>巻き終わった時何かしないとほどけてしまうのが...
私が使っているのは「ニューメデール」となっています。
引っ張って伸ばしながら使えば最後にチョット押すだけでしっかりはりついて剥がれたりほどけたりしません。
皆さん仰っているものと同一か新製品なのか?ですが。
gardenfan
2014/05/22(木) 21:03:12
フローラテープは乾燥防止が出来ないので接ぎ木には不向きかなと思います。
ニューメデールかパラフィルムを三つ折りにして使うと活着率もアップしますよ。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/05/23(金) 13:06:09
フローラテープは以前は手芸用品として多く流通していました。昔かなり流行したペーパーフラワーやリボンフラワーやアートフラワーなどの、紙や布製素材ので作る手作り造花に使う材料の一つで、軽い物だと枯れう束ねたり針金を隠すのに巻きつけたりする用途で使われる、材質は薄いパルプに細かいシワ加工が施され粘着剤が浸みこませてある物です。見た目と使い方は医療用で最近よく使われる、巻くだけで包帯同士がくっ付く「自着性伸縮包帯」によく似た構造の細幅のパルプ製品です。
最近ではフラワーアレンジメントにも使われる様に成った様ですが、フラワーアレンジ自体が短期間しか保てない物なので使えるだけでこにテープは元々それほど丈夫なものではありません。
以前勤めていた花屋でも使っていましたが、生花の髪飾りやコサージュ、ブーケを作る時などに花の向きを自由に変えられる様にと、花の茎を花首近くで短く切って挿す小さな軸付きカップ容器(中に少量の水が入れられるもの。商品名不明)と繋げた時に(繋げる自体は極細針金使用)、針金が目立たず茎の様に見えるように巻くのに良く使ってました。
フローラテープは一応防水性は有りますが、完全防水では無いので基本屋外に置く物には使用しませんでした。パルプ素材で紙よりも薄く柔らかい材質です。針金と他の物を繋げる場合でもテープだけで繋げる事は出来ず、巻き始めと終わりは念のためはがれにくい様に2〜3重に巻き付けるので、丈夫と言うほどの強度は望めません。フローラテープの使用目的は主に「造花の作りものの蕊など軽い物を束ねたり、見えては不味い所を隠し茎などに見せかける事」と感じます。
個人的には使用目的は違いますが、巻く時に伸びるシワ加工が施されている以外、医療用の包帯留めサジカルテープ(紙に一応強度加工がしてある程度。これも手で容易に千切れる)に近いかもと感じます。
我が家は家の水周りの修理を家族がするのでシールドテープを常備してますが、全く材質が違いますし強度も効果もかなり違う物ですね。
大昔、ペーパーフラワーとアートフラワーに凝った事がありまして幅の違うフローラテープ2種類ほどを使用していました。フローラテープは自分ではちゃんと保存しておいたつもりでも、密閉しておかなければ材質やシワ加工などから接着面がどうしても空気に晒されるからか(巻いてある状態で横から見れば接着面が波打っている)、使い切らず余らせしばらく使用しないと質が劣化して、必要になって出してきて使おうと思っても伸ばす途中で千切れやすくなっていたり、粘着性が弱くなっていた記憶があります。おそらく屋外で雨風や日光に直接晒され続ければ結構短期間で質が弱くなってしまい、パルプが脆くなったり粘着が弱まる可能性があると感じます。それを予防するのに何重にか巻きつける必要が出てくるでしょうが、パルプなので劣化すれば湿ったり汚れたりカビなど菌が発生してもおかしくは無く、接ぎ木する植物にとってはあまり良く無く感じます・・・。
その製品本来の使い方なら、何の心配も無く使えます。でも、元々使用目的からかけ離れている製品を(フローラテープは屋外に置く想定で作られていません)、使う環境が違う所で使っても途中で効果が弱まれば、対象物の状態が残念な結果(今回は接ぎ木部分が着く前にずれたり外れてしまうなど)になりかねません・・・。
何にせよ代用品を使うと言うのは、短期間の使用であれば使える程度(長期間の使用ではどんな結果になるか解らない)の考えに留めた方が失敗は少ない。と個人的には思っています。
技術不足が由来の失敗なら諦めも付いて次回はもっと上手にと意欲も湧いてきますが、使用品由来のアクシデントからの失敗と言うのは落胆度も大きいですし、植物の場合次にやり直せるのは来年。それまでは待たなければならない事も多い事ですし・・・。
接ぎ木が、ダメモトでも良いのなら試してみる事は構わないでしょう。でも、失敗は出来る限り避けたい場合なら最初から目的用に作られた専用製品を使うのがリスク少なく結果が出せると感じます・・・。
Jack9
【中国】
2014/05/23(金) 17:59:29
どうやら、フローラテープと水道用のシールドテープは材質や特徴など違うようですね。
フローラテープが、ばんざいうさぎ さんの云われる素材のものなら、接ぎ木用には不適でしょうね。
接いだ部分をしっかりと長時間シールドできないとダメでしょ。
水道用のシールドテープって、正式にはシールテープと呼ばれるものでした。
価格は10mで100円くらいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97
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くりん
2014/05/23(金) 19:09:58
[[解決]]
皆さん、色々ご教示ありがとうございました。実際にバラを増殖しても植えるところがないほどになりましたが、テープは買ってしまったのでそのうち試しに使ってみましょう。
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