ガーベラの色が同じになってしまう
硝子
2014/05/20(火) 10:54:37
ガーベラをベランダのプランターで育てています。
午後2時頃まで日照あり、冬も外のままで土が乾いたら水やり。
肌色がかったオレンジ色と濃いローズピンクが先にあり、
追加で違う色の苗(花が枯れかかった見切り品)を隣のプランターに植えました。
1年目は肥料をサボったので花は咲かず、今年4月に粒状肥料を与えると5月になって花が咲きました。
最初からあった2株とその脇に植えた追加(濃いオレンジ)、
隣のプランターに植えた追加株から咲いた花は最初からあった肌色がかったオレンジ色です。違う色を買ったつもりだったのに謎です。
近くの花色に影響される(=駆逐される)ことってあるんでしょうか?
おぼかたリンリン
2014/05/20(火) 12:23:51
>近くの花色に影響される(=駆逐される)ことってあるんでしょうか?
有ります。
お花の色は、同じお花でも、細かく観察すれば、時々刻々と花色は変化しています。
例えば、サクラの蕾の色付き始めたときには、濃い色で、満開になれば薄いピンクになったりします。 又変化バラのように最初は黄色で、その後真っ赤になるように、逆の場合もあります。
酸性青花アルカリ赤花が咲くなどアジサイの花色が有名です。
もちろん、花色が最初から最後まで変わらないお花もあります。
カラーなどは、肥料のより白花が゛緑花に咲いたり、あづき色が紫色か茶色か赤色に咲いたりします。
菊などは、霜に当たれば、白花が赤花になります。
ピンクマーガレットは、低温時開花では白くさき、急に直射日光に当てると赤色になります。 程よい日差しででは、綺麗なピンクに咲きます。
黄花マーガレットは逆に淡いクリームになったり濃い黄色になったりします。
そのように、色々な環境により花色も変わるものもあります。
>近くの花色に影響されることってあるんでしょうか?
同じような環境なら、影響されたように錯覚する。
今回は、生育不良で、濃いオレンジが脱色して、肌色がかったオレンジ
になったのでしょう。
以上は、短期間による変化
以下は、長い期間による変化
>駆逐される
これも錯覚思い違いがほとんどですが、ガーベラにも強いものと弱いものがあり、又株別れしやすいもの、毀れダネで生えやすいものなどがあり、この毀れダネがF1雑種になり、何色が咲くか解らないため 多くの場合強い性格の花色が咲く。
ガーベラは、赤が強く安定しすい。 多くの植物は、中間色や白花や寒色より、暖色が勝ちやすい。植物の種類により、固有のありふれた色?
が強い。斑入りや覆輪やグラデーションの花なら単一色になる。
その現象を一言で述べると、伝染するといえば、誰でも短い言葉で表し
理解できる。
より科学的には、
植物の環境が及ぼす影響と成長過程における、その時々の花色の遺伝子構造や高分子構造の時系列変化などの項目を参照に。
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