黒柿の枝の新芽について

[園芸相談センター]の過去ログです

あっちゃん 2014/05/14(水) 04:35:55
今年で植えて3年目の黒柿ですが、今まであまり成長しなかったのですが、今年はそれぞれの枝の先端から数本ずつの枝(新芽)が出ています。この新芽はそのままにしておいてよいのでしょうか?
それとも少し減らしたほうがよいのでしょうか?
それぞれの枝に花が付いているので摘花だけはしておきました。
初孫の誕生記念樹なので上手に育てたいのでよろしくお願いいたします。

カクたん 2014/05/14(水) 16:52:02
あくまでも、私の偏見による一般的なよもやま話です

成り行き任せに育てても良い(波がある)ことですが、手入れすればそれなりの成果(収穫に安定性がある)は、必ず出てきます。

樹木は、大きくなるだけに、株周りを踏みつけてしまう傾向があります。
これは、根を窒息させてしまいます。
株もとの土を硬くしないように、休眠期の冬に、根の周りに、腐葉土を鋤きこむのも一つの考え方です。

更に、果樹は、花芽分化時期と果実肥大時期が、重なると言うことです。 剪定時期(切る位置や切る時期)が紛らわしい。
間違えば、今年は良くても、翌年の花が咲かない。実も少ない。
又、木疲れによる収穫に豊作不作年がある。

柿は、沢山花は咲けど落花しやすく、幼果も沢山なれど落下し易い性質があります。

甘柿と言えども、育ち方により渋柿にもなる。
多くは、接木苗であり、台木(渋柿)からのヒコバエには、注意し必ず始末しておくこと。
黒実柿も同じです。
柿木は、枝枯れしていても見分けが付きにくく、太い枝でも折れやすい。落下怪我に注意。従って、低く横に広げるように仕立てれば、
管理しやすく、日当たり(幹や木の内部にも陽射しがいる)も良くする。

収穫前に、株もとにマルチがしてあれば、取り除き土を乾かせば、一段と甘みが増す。反対に、雨が降れば、味が淡くなる。
柿の実は収穫したら、モモほどではないですが、早く痛むジュクす。処分先は早い目に予定しておく。

参考サイト
流し読み程度にでも読まれれば参考になるかも知れませんね。

花芽分化・・・冬の剪定は、翌々年の為
http://www.h.chiba-u.jp/soudan/kajyu/kaki8.htm

柿ノ木(果樹)を小さいときから仕立てる意味
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130300/20/21/saibai/seisi.htm

柿枝の剪定の仕方の細かいこと
http://www.ja-komano.or.jp/farming/farming2/2455/
柿の剪定前と剪定後の例(樹高が低くて良い例があるのですが、見つからなかった)
http://www.h2.dion.ne.jp/~nyoshida/kaki/kakisagyo/ka_sentei_f.htm

一番の肥料は、孫の笑顔を描きながら、毎朝クロミガキの樹を見て、
早く大きくなれ、美味しくなれと万歳しながら、発声練習をしたほうが
よく育つかも知れません。三者一両の得となるかも。

あっちゃん 2014/05/15(木) 19:05:01
[[解決]]
カクたんさんありがとうございます
掲載していただいたHPをよく読んでみます。


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