プランターの選び方ってありますか?
たんぽぽ
【東北】
2014/04/21(月) 11:12:17
度々失礼します。
プランターの選び方についてお聞きしたいのですが、同じ量の土の入るプランターでも、直径(幅)が小さくて深さが深いものと、直径(幅)が大きくて深さの浅いものがありますが、植える花によってどっちが良いとかいうのはあるのでしょうか?
好きなデザインで選べば、形はあまり関係ないのでしょうか?
メダカ
2014/04/21(月) 13:40:24
形あるもの ないものでも それぞれに言葉がある限り、それなりの意
味や歴史いきさつは何にでもあります。
現実的には、人それぞれの好みや使い勝手で、選び使用しています。
最近は、色形などのデザインや価格で選ぶことが多いです。
何が一番良い鉢なのかと言われても、選択の基準や目的が十人十色です
から、困りますね。
基本的には、今は販売されていないですが、昔の形状の素焼き鉢が使いやすいでしょうね。・・・8号28cm〜12号36cm
目が粗く焼きが甘い分、排水通気性に優れる。安定性も有る。反面土製ですから重く割れやすい
割れやすい欠陥を改良したのが、高温焼きにした駄温鉢。
格好良くし高級感を出したのが塗り鉢。
製造が簡単多彩で、軽くしたのかが、プラ鉢。
西洋かぶれが焼き物をそのまま名称にしたのがテラコッタ。
浅い鉢や塗り鉢を好むのが、盆栽家・・・毎日こまめに手入れする必要がある。
縦長の深い塗り鉢を好むのが、万年青や山野草家・・・通気と乾燥過湿と夏場の蒸れに気配りがいる。
ユリなどは、球根の性質から縦長の植木鉢を使う人も多い。
ひな壇のように、階段の隅に並べるのなら、真四角さいころ型が良いように思う。
流行に流されないのなら、8号24cmの駄温鉢や65cm2重底のプラ鉢が無難です。 少なくとも形が揃う事と不要な時に重ねられコンパクトになる。
いずれにしても、無頓着でも良いし、神経質に気配りしても良い。
慣れれば、どのようにでもなるものですよ。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/04/21(月) 22:17:08
>植える花によってどっちが良いとかいうのはあるのでしょうか。
あります。結局はまず植物がメインですから・・・。あと、植えようと考える時には植物と植える鉢の大きさが合うかが一番の問題で、次に鉢の材質、それから深さや形状の選定となりますが、これは植物の根の性質次第と言えますね。
一般に売られる園芸植物だとそれほど形状に拘りなく(ただ、ユリ類は球根の上の茎からも根が出る特殊な根の出方から特に深い鉢を使いますが・・・)、育つ大きさに合わせた容量の物を使うと良いのですが(小さすぎない大きすぎない。株が育てば株分けして株を更新するか、その株のままもっと大きい鉢に植え替え)浅い物よりは深めの物の方が乾燥も早まらず根詰まりもしにくいです。多く土が入るので植物を植えても全体の重心が下になり安定して強め程度の風でもひっくり返りにくいですし。何より植物込みで全体を見てもバランスが良いです。鉢が小さくて植物が大きいとか、鉢が大きいのに株は小さいと言うのは見た目も悪いし、大抵育ちもあまり良くありません。
ただ、使う土質によっては水はけが悪くなり易くて、そういう土環境に弱めな植物もあるので根腐れ防止目的で通気性を改善する為、鉢底石を適宜必要とする事が多いです。でも、植物体自体が大きくは無く根張りが浅い植物や、湿り気の好む植物だと鉢底石を使わない時もあります。
園芸植物の場合、鉢の素材は置く場所の環境次第で「ベランダだから乾燥し易いのでプラ鉢を使おう」など、環境により変わってきます。
山野草系など園芸化してない物の鉢での栽培だと、かなり鉢の形状や大きさを選ぶ物があります。例えば日本産の蘭やスミレだと通常の鉢よりも丈のある深鉢に植える必要が出て来て(これら以外にも、根を深く伸ばす物が多いのです)、例えば蘭専用の蘭鉢と言う物さえあるくらいです。
植物の形態により鉢の深さや形(時には材質も)が決まるという場合も多く、人為的なものだと盆栽の場合使用するのは必ず盆栽鉢。盆栽仕立ての樹木などの植物を、普通の鉢に植えてしまえばせっかくの根の抑制効果が解けて本来の勢いが戻ってしまい、新しく育つ部分から本来の大きさになってしまいます。
「好みの鉢があって、それに植えたい。さて何を植えよう」というケースもあるかもしれませんが、そういう事が多いと鉢の種類と材質と見かけによって植えられる植物が限られてしまう事が多いのです。
乾燥を好む物、根が極端に浅い植物、這う性質のある物、地表に近い所に地下茎を伸ばす植物だと、それほど深さを必要とせず、その植物だけを単体で植えるなら好む土環境さえ保てれば結構浅めの鉢に植えても大丈夫なのですが、こういう植物は大抵横に広がるスピードが速いので鉢の口径が特に広い物を選ばないとなりません。
「この鉢の形から何の植物が植えられるのか」を考えるよりも、「いかにこの植物の性質に合う鉢を選ぶか」という見方を心がけると失敗の少ない栽培が出来るようになりますよ。
ちび
2014/04/22(火) 00:17:42
同じ容量で深さや幅が違うなら土の乾き方が変わります。
狭くて深い方が乾きやすく広くて浅い方が乾きにくいです。
あとは重心の違いで鉢の倒れやすさも変わりますね。
植物の根が深くまでいくかどうかでも選びます。
どちらがいいかは植物にもよりますし、培養土や置き場所によって変わるのでケースバイケースです。
でも一番大事な選び方は見かけでいいと思いますよ
Jack9
【中国】
2014/04/22(火) 14:45:14
>植える花によってどっちが良いとかいうのはあるのでしょうか?
ご質問は、プランターや鉢を使ったガーデニングをする場合は、基本的であり、凄く大切なことだと思います。
もちろん、プランターや鉢には植える植物により、向き不向きがあります。
最近、幾つか水遣りについての質問がありましたが、プランターや鉢の選択如何によって水遣りも大きく変わってきますし、植える植物の生育にも大きな影響を与えます。
判断の基準は、下記の1・2を総合的に行います。
1.植える植物の生育特性
水分量が多い方が生育が良い植物もあれば乾燥気味に育てた方が良い植物もあります。
栽培用土もこのことを考慮するのですが、容器であるプランターや鉢も充分に考慮する必要があります。
同じ容量のプランターでは、深い程、保水性に富みます。
2.植える植物の根の張り方(性質)
植物により、深く根を張るものや浅く横に根を張るものなど、根の張り方が違うので、それぞれの性質によってプランターや鉢を使い分けます。
これらのことは、プランターや鉢の材質も含めて考慮しますが、実際には、大きさを初め排水性や通気性・色という要素も植物の生育に大きく影響を及ぼします。
また、形や重さは、植替えなどの利便性に直接影響しますので、これらの要素を総合的に判断します。
余談
>同じ容量で深さや幅が違うなら土の乾き方が変わります。
>狭くて深い方が乾きやすく広くて浅い方が乾きにくいです。
ちびさん、これ逆じゃないですか?
_
ちび
2014/04/23(水) 00:44:24
いえ逆じゃなくてあってますよ
普通なら深い方が表面積の関係とかで乾きにくそうなんですが・・・
表面張力や根からの吸収量で勝手が違います。
計算の仕方が何かの論文で載ってたんで
微妙な説明ではありますが
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1292644872
ここに少し書いてあります
びっくり!
2014/04/23(水) 08:39:15
ちびさん!ありがとうございます!!
確かに、家の場合ちびさんの説明に当てはまります。
今まで私は浅い方が乾きやすいはずと思いこんでいました。
浅い方が水持ちがよいのはたまたま穴・構造・材質や鉢底石&土などの要因かとばかり。これからの鉢選びに大いに参考になりました。
Jack9
【中国】
2014/04/23(水) 10:32:34
ちび さん
そりゃ、絶対間違ってると思いますよ、再度、熟考願います。
普通に、常識的に、素直に考えてみてください。
ご指摘の、Yahoo知恵袋も読みましたが、このベストアンサーも間違ってます。
Yahoo知恵袋では、こういった間違いも多いので、到底、ちびさんのご指摘の根拠にはなりません。
と、云うよりも、この回答は詭弁ですよね。
AとBを比べる場合は、比べること以外の他の条件を同じにしないと比べたことにはなりませんよ。
「鉢土の乾きは表面から蒸発するよりも根から吸収される方が多く」として、「鉢底の面積が狭いために水分の吸収は効率的ではなく」と結論づけていますよね。
元来、鉢底の面積の違いと、植物の水分吸収の効率は、全く関係ない事柄なのです。
こういった、全く関係ない事柄(一方だけの条件を変える)を挿入する方法は、ペテン師が行う方法で、日常生活でもあり得るので、気を付けないといけません。
(このケースは故意とは思いませんが)
まずは、植物の植わってない場合で考えてみてください。
筒状の容器Aとお盆状の容器Bで、同じプラスティック容器で、両方とも底には同じ大きさの穴が開いています。
それぞれには、同じ量の赤玉土が入っているとします。
AとBに同じ量の水を灌水したとすると、その瞬間には、容量が同じなのでA・B同じ量の水分があるハズです。
しかしながら、蒸散は表面積が大きい程、多くなりますので、表面積が大きいお盆状の容器Bの水分の方がより多く失われていく訳です。
従って、お盆状の容器B(表面積が大きい)の方が乾きやすいということです。
上記のA・Bそれぞれの容器に、同じ量の水分吸収をする植物が植わっていたとしても、同じ量の水分吸収なのですから、結果は同じです。
実際、土を乾かすときなんかは誰でも土を広げますよね、山に盛って乾かす人はいないでしょ。
次に、鉢底の面積の違いと、植物の水分吸収の効率を考えてみましょう。
・・・考えるほどの事じゃないのですが、時間経過と共に、A・Bそれぞれの容器の残存水分量は、上述の通りA>Bの状態が進んでいきますので、植物そのものの吸収力が同じであれば、Aの容器に植えられた植物の方が、より多くの残存水分量を利用できますよね。
それに比べ、時間経過と共にBの容器に植えられた植物は、残存水分量が少ない状態での活動となります。
つまり、効率性が失われていく訳です。
いわゆる、水切れ状態がより早く発現するということです。
従って・・・
>狭くて深い方が乾きやすく広くて浅い方が乾きにくいです。
というのは、間違いなのです。
_
ちび
2014/04/23(水) 22:24:51
計算の仕方の本はよく覚えてないですが・・・
鉢花の培養土と養水分管理
著 長村智司
の本19ページにspomerの文献の引用に説明してありますよ
容器の形は下層部に多く水分をもつ現象によって、培養土内の水分含量に影響を与える。
浅い容器の方が潅水直後には保水量が多くなる。
逆に深い容器では保水量が少なくなり、とくに上部では保水量が著しく少なくなる。
標準的な鉢の形が下部になるほど細くなっているのも、下層部での過湿害を軽減するための工夫である。
って書いてあるんですが・・・
こっちが間違ってるんですかね?
Jack9
【中国】
2014/04/24(木) 11:14:27
いくら素晴らしい文献であっても、その読み方が違うと全く逆の受け取り方になる事があるんですね。
ちび さんが書かれている数行を、私が読むと・・・。
「狭くて深い方が乾きやすく広くて浅い方が乾きにくい」というのが間違ってると思えますよ。
要するに、深い鉢は下層部が水のタンクのような役割をするということでしょう。
浅い鉢は、この水のタンクが無い訳ですよね。
だから、浅い鉢ほど乾きやすいんじゃないですか?
実際にも、水が好きなバラはロングポットに植えますし、逆に、乾燥に強いゼラニュームは、根腐れするから浅いポットに植えるじゃないですか。
最初に書いたようにこのことは、ガーデニングをする場合は、基本的であり、凄く大切なことですから明確にしておきたいと思います。
決してちび さんに文句が言いたい訳じゃありませんので、誤解の無いようお願いいたしますね。
_
メダカ
2014/04/24(木) 14:57:56
自然の摂理として、口広く浅いほうが、乾燥しやすく、口狭く深いほう
が、乾燥しやすいものです。・・・洗濯物は広げて干すもの。
併せて、日当たり良く、気温高く風が強いほうが乾きやすい。・・・大気湿度や気温と循環気流の問題。
文献の原本を読まないとなぜそのような説明になっているかいきさつがわからない。
レジメを読む限り、底面吸水を推奨した初期の段階の解説の一部分のようにも思われます。
植木鉢の上が広く、底が狭い逆台形なのは、単なる 製造し保管や移動
に、重ねられるからです。
水しろ余白と言われている厚い部分は、重ねたときに取り出しやすい栓や補強目的。・・・焼き物。
プラ鉢には、強化淵がないか飾りで不用ながら付いている。
併せて、植え替えるときに引き抜きやすい。
植木鉢の形状は、植木鉢の内面の保水の問題ではなく、植木鉢が濡れている滞水しているなど微々たる量のもので、ほとんど影響は無いし、
それが問題で、形を決めているものではない。
土の保湿通気に関しては、別に細工されている。・・・スリット鉢。
個人個人が土の配合をするとか
スリット鉢でも、プラ鉢だからできることであって、焼き物にはない。
本来 鉢の形状(広い狭い、浅い深い)は、
根の育ち方
によって、決めるべき問題。
根の育ち方に反する鉢を選ぶのなら、土を改良するとか潅水通気に気配
りすることになる。
こうなれば、植木鉢の問題と言うより、手入れの問題。
そもそも、そこまで植木鉢を選ぶのに神経質になる必要があるのかと言う点に、疑問があります。
植木鉢に、こだわりがあるのなら又別の話ですが。こだわりがあれば
最終的には、特注か自前の手作りになる。
日本系は、シンプルな逆台形が基本だった。 西洋は、丸みがあり彫刻デザインのつぼ型で、南洋は無頓着が基本。
最近は、鉢底と地面の空間が浅いのが流行で、これが欠陥です。
ポットフィートなんていう鉢の底上げ石まで、売られている。
これには、笑っちゃいますね。
西洋文化独特の考え方。・・・・総合的な単純多目的性より、専門単一性の部分分化文化。
どうしても、納得できなければ、実際に、その辺の雑草(同じ種類)を
色々な植木鉢に、植えて、その乾き具合を色々な条件で、テストしてみ
れば良く判るかも。
私の花友が良く持ってくるのが、浅い広い盆栽系の浅い鉢です。使い切
れなくて持ってくる。 私は10-20リットル弱の標準形の植木鉢が後々の管理が楽菜のですが・・・・
草花は面倒で、次第に、球根や花木に変わってきた為。
大きい植木鉢は、なんといっても、水やりに横着ができる点がよい。
欠陥は、場所が無い。移動がしんどい点かもね。
最近は、軽石とプラ鉢と軽い土が豊富なので救われています。
と言うことで、植木鉢というより、土入れなら何でも良い。
強いて神経質になるのなら、根張りの性質ですね。
メダカ
2014/04/24(木) 14:59:15
口狭く深いほうが、乾燥しやすいものです
↓
乾燥しにくい に訂正 (-_-;)
ちび
2014/04/24(木) 22:40:40
一応、画像掲示板に写真載せてます。
よかったらそちらを見てくれませんか?
読み方がまったく違うと違う意見になるとのことですが・・・
どう考えても自分の意見と同じ説明してあるような気がするんですが・・・
そもそも文献が間違ってるなら話は別ですが
まずスタートから浅い鉢と深い鉢では潅水直後では保水量は一緒とjack9さんはしてますが、深い鉢の方が圧力がかかる分?抜けていく水の量は多い
ですよね?
それは画像掲示板に貼ってある写真にスポンジを使って説明してあります。
一応、ここは論文として通って認められてるので否定されても困りますが・・・
バラふぁん
2014/04/24(木) 22:40:57
私も広くて浅いほうが乾きやすいに一票。
土の表面からの蒸発はかなりの量だと思っています。マルチングすると、鉢の乾きは
1/2くらいになります。マルチング始めた当初、それまでどおりに水やりしていて、
根腐れさせたことがあります。もちろん、おおざっぱな話で、マルチング素材、厚み
によるわけですが・・・
ちび
2014/04/24(木) 23:30:49
あとおまけで
yahoo 知恵袋にある水分吸収効率についての話なんですが…
本の引用で申し訳ないんですが…
根の事典の根と土壌環境より長谷川周一の引用
十分に水を与えたポットで植物を栽培すると、当初は活発に蒸散を行うが、やがて蒸散は衰え、ついには枯れてしまう。
しかし植物が枯れた後も土壌中にはまだ多くの水分が残されていることがある。
根が土壌水を吸収できるのは根の水のエネルギーが土壌水のエネルギーより小さいからである。
そこで純粋の水を基準にして、土壌中の水エネルギー状態を表現したのが水ポテンシャルである。
土壌中のある点の水ポテンシャルは、マトリックポテンシャル、浸透ポテンシャル、重力ポテンシャルの和である。
マトリックポテンシャルは毛細管現象にみられるように、孔隙の気‐液界面にできる毛管力など、土粒子と水との相互作用による水ポテンシャルの低下であり孔隙径が小さくなるほど水ポテンシャルは低下する。
浸透ポテンシャルは溶質の存在による水ポテンシャルの低下である。
重力ポテンシャルは土壌の深さに起因し、浸透や排水といった水移動に関係する。
だから鉢の乾きというのは皆さんがいう表面積だけの話ではなくて
表面積、吸水効率、潅水直後の保水量によってなるのではないんですか?
(鉢の容量、栽培する植物、土壌が全て同じ条件にて)
Jack9
【中国】
2014/04/25(金) 01:04:40
画像、拝見いたしました。
それ違うんです、ちびさん。
・・・どう説明すればいいでしょう?
この実験が間違っている訳じゃなく、その後、どちらが乾燥しやすいか?ということが、今回の課題なんですよ。
この実験で云ってることは、その通りだし、私も最初から理解できてるんです。
ここを疑ってる訳じゃないんですよね。
再度申し上げますが、重要なのは「その後どうなるか?」ということでしょ。
物理的には、固体の表面に液体が接触している状態=「濡れ」といいます。
ですから、濡れは、固体の表面の面積が広い程大きいので、広い容器=保水量が多いとなる訳(この実験)ですが、逆に蒸発は、表面の面積が広い程大きくなります。
この実験のように、灌水「直後」は保水量が多かった広い容器でも、時間経過と共に次第に蒸発して行き保水量は少なくなっていきます。
狭い容器でも蒸発はあるのですが、広い容器ほどには蒸発しないんです。
さらに大切なのは、ここからです。
Cのスポンジの下層部は、水が貯まるタンクのような役割をするということです。
(とくに上部では保水量が著しく少なくなるという逆の現象です)
これは実際に、家庭でも食器洗いスポンジでスグに確認できます。
Aも同様にすると、下層部には、水が貯まっている部分が殆ど無いのが確認できると思います。
ガーデニング(鉢栽培)で問題になるのは、特にこの部分の水なんです。
当然にこの部分の水は、上層部が蒸発や植物の蒸散によって乾燥すればするほど、毛細管現象によって上層部に移動していきます。
しかしながら、Aのスポンジ(広くて浅い鉢)では、元々、水が貯まっている部分が殆ど無いので、上層部が蒸発や植物の蒸散によって乾燥しても、水分が供給できませんよね。
だから、時間経過と共に蒸発や植物の蒸散によって、増々乾燥が進むことになるんです。
つまり、同じ容量のポットでも、広くて浅いものの方が狭くて深いポットより、より早く乾燥するわけです。
ここが理解できないと、スリット鉢も理解できませんし、何故、多くの場合鉢底石を使うのか?ということも理解できないと思われます。
同時に、このことの応用もできないと思うんです。
例えば、コンクリート床で通風・日照最高といった場所でバラ栽培をしている私の場合は、夏場の水切れを回避する方策の1つとして、ワザと鉢底石を使いません。
また、ゼラニュウムを植える時に、深い鉢しか無かった場合は、鉢底石を鉢の半分位まで入れて根腐れを防ごうとすると思います。
さらに、水遣りをするにしても、こういったことを意識してるのとしていないのとでは、結果が違ってくるのでは?と私は思ってます。
こういったように、実際の栽培においての基本的・基礎的な部分に関わるので、今回はちょっとしつこく書いてみました。
・・・もう止めます。w
おまけの部分は、意味不明で解りません。
_
ちび
2014/04/25(金) 22:38:18
jack9さん
さらに大切なのは、ここからです。
の先のAとCが逆です。
保水量がA>B>CなのでAの方が水が貯まっている量は多いんですが…。
あとこの話は基本的・基礎的な部分とはいえないですよ。
蒸散量意外に保水量と吸収効率の話がはいるのでむちゃくちゃ専門の話です。
自分も一応指導する方なんで、間違ってたら問題なんで…。
まぁ、平行線なんでもう止めにするのは賛成です。
お騒がせしてすみませんでした。
Jack9
【中国】
2014/04/27(日) 12:24:59
じゃ、
ご判断は、ご質問者および読者の皆様にお任せします。
_
バラふぁん
2014/04/27(日) 19:37:59
植物の根の吸収は、浸透圧+重力によることは確かだと思います。ただ、10cmくらいの
差がどれくらい影響するかわかりませんし、重力が影響するためには、水が充満している
必要があるでしょう。濡れている程度の水分が、根に重力の影響を与えられるとは思えま
せん。水生植物にしか当てはまらないと思われます。あるいは水田とか・・・。
要するに、根の吸収に影響するのはほとんど浸透圧だろうと思います。なので、濃い肥料
とか夏場の液肥は避けなくてはならない。根の外のほうが浸透圧が高くなって、水がすい
だされてしまうから・・。
今問題になっているのは、根の吸収の話ではなく、鉢の表面からの蒸散が口が広いほうが
多いのか、口が狭いほうが多いのかという問題であって、それはどうみても、口が広い
ほうが多いでしょう。表面積に比例しますから・・・。
それから、鉢の中に水分があれば、植物は枯れませんよ。表面がからからでも、奥の
ほうに水分があれば枯れません。これはもちろん程度問題で、根の一部を湿った土に
入れて、一部は空気中に放置というような状態であれば、水の補給が間に合わず、空気
中に放置された部分は枯れてしまう可能性があります。
Jack9
【中国】
2014/04/28(月) 11:43:25
バラふぁん さん
ある時は厳しいご指摘を頂戴したり、またある時はご賛同頂いたりと、非常にバランス感覚がある誠実な方だと感じています。
今回のコメントは、基本的にはその通りだと思いますが、蒸散というと言葉の意味が違ってきます。
蒸散は、あくまで植物の気孔から発散される水分で、自然の蒸発とは違います。
まぁ、どちらも水分が発散されることに違いは無いので、今回のテーマとは直接的な関係は無いのですが、誤解を受ける場合がありますので。
_
バラふぁん
2014/04/28(月) 20:55:29
いえ、私が書いているのは、鉢の表面からの蒸散のことです。
葉からの蒸散は、葉によるわけで、鉢の深さは関係ないと思います。
Jack9
【中国】
2014/04/28(月) 21:50:11
>鉢の表面からの蒸散のことです。
「蒸散」という言葉の意味は、植物の葉から水分が発散される時にのみ使われます。
鉢の表面というのは、植物ではありませんから、「蒸発」となります。
ですから、この表現(言葉の使いかた)は間違いです。
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