大雪に埋もれたベニバナトキワマンサク
トキワ荘
【甲信越】
2014/02/16(日) 12:22:27
ベニバナトキワマンサクを生垣にしています。
寒冷地ですが、雪はそれほど降らないため、雪囲いは毎年せずにいました。
しかし先週・今週の大雪で、150cm近く丈のあるバニバナトキワマンサクがほとんど雪で隠れてしまいました。他の場所の雪かきに追われ、生垣周りの雪かきまで手が回らず、今日やっと少し手をつけてみました。しかし雪を取り除くと枝まで結構折れてしまい、このまま作業を進めてもいいものかと不安になりました。
例年は積もっても30〜40cmぐらいだったので、上の方は雪を掃うぐらいで、根元の雪は放置してても問題なかったのですが、さすがに今年の雪では雪は取り除くべきでしょうか?
きこりん
2014/02/17(月) 14:19:30
今更のようにも思われますが、日常生活に支障がなければ、
そのままにしておいたらいかがでしょうか。
明日の降雪量も確かではないようですし。5月までは何が起
こるか解りませんよ。
生半可に、雪下ろしをすれば、木肌や新芽(花芽)に傷が付く
かもしれません。
雪解けは、上のほうから軽くなる。この事を信じましょう。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/02/17(月) 21:45:26
お住まいの地域なら生垣の周りさえきれいに除雪しておけば、生垣自体はそのまま放置で良いと思います。
北海道在住です。札幌・旭川方面から見れば東側で雪の少ない地方ですが、吹雪けば生垣はすっかり雪に覆われてしまいます(今まさに暴風警報が出ていて、一晩で低木は雪に埋まりました)。そのためイチイなど雪の重みに強い樹種が生垣に選ばれています。
でも、我家では庭木は雪囲いしない為に大雪が降れば一度で埋まってしまい春まで雪が解けない事が多く、春になれば結構枝折れしている事も多いものです。自然な樹形を楽しむ物ばかりなのでそれほど被害に合うとは感じていませんが・・・。
北国での枝折れは、雪が解け始める時期から起きます。積もっていた雪は上から日光を受けて溶けてくると下に浸みこみ雪の空気が抜けていって段々圧縮されながら再凍結を繰り返し、上の部分がザラメ状に表面の数センチが板状の氷になります。でもまだ時々大雪が降ったりでまたその上に雪が降っての繰り返しでザラメ状や氷の上に普通の雪といった様な層がいくつも出来て上の方から段々重くなってくるのです。でも下の方の雪はほとんど変化しておらず積もった時のまま。
つまり雪国の場合は雪解けがゆっくりな為に積雪の上の方は氷と雪のミルフィーユ状となり、きこりんさんの仰るお話とは反対に「北国の雪解け時は上の方からかなり重くなってくる」んです。上から加圧されていく状態に雪に閉じ込められたままの枝も一緒に徐々に下に押されていき、枝の強度の限界が来ると折れたり、枝分かれの部分から裂けたりてしまう・・・。この力は侮れなくて50年以上たったシャクナゲの大木の、大人の手首以上の太さの枝が枝別れの付け根から裂けてしまったりもします。
東北よりも南の地域だと、溶ける時に急激に溶けていつまでも同じ雪が生垣に積もりっぱなしで居る事はほとんどないと感じますので、滅多に雪国型の枝折れは起きないとは思います。
ただ、今年の冬は異常気象の様に感じるので、何時までも雪が解けずに生垣に残る様であれば、枝に負担がかかって枝折れしてしまう覚悟はしておいて下さい。残念ながら北国型雪解けによる枝折れの、生垣への対処法はありません。枝の生え方が荒くて手がいれられるくらいなら移植ごてなどで時間をかけて枝の間の雪を取り除いていく程度です・・・。
これからの晴天の雪解けを期待して今の所は枝を傷つけない様に、また雪が降るかもしれませんが除雪の手間を惜しまないのなら、生垣の本来の高さと周りのギリギリまで枝を傷つけない様に雪を取り除いておく(周囲の雪を取り除いておけば日光が当たり易くなり、溶ける速度も速まる)程度で様子を見て行くと良いと思いますよ。
トキワ荘
2014/02/19(水) 22:06:21
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きこりんさん、ばんざいうさぎさん、ありがとうございます。
生垣は、一日中日がよく当たる場所と、午前しか当たらない場所に分かれてます。
日当たりが良いといっても、大雪の後も寒い日が続き、雪が一気に溶けないような状況です。表面の雪は溶けては凍りの繰返しでガッチガチになっていますす。その塊が枝にぶら下がるような状態になってるのを見つけまして、こりゃいかん!と雪をすこしずつ取り除いてみました。
日当たりの悪い方は、まだ殆ど溶けていないため、日当たりのいい方を優先的に除雪してみようと思います。
でも、きこりんさんの仰るとおり、また大雪がありそうな予感もしますね・・・。
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