ロベリア・リチャードソニーは耐寒性?
カエル
【東海】
2014/02/11(火) 14:54:50
こんにちは。
ロベリア・リチャードソニーを昨年春に購入し、今回が初めての冬です。
この品種は、寒さに強く、耐寒性でマイナス10度程度までOKということですが、我が家の屋外で育てている7ポットほどのロベリア・リチャードソニーは、年内はなんとか順調に育っていたのですが、年明けぐらいから段々と葉が茶色に紅葉し始め、氷点下(マイナス2度位)の日が続いた際には、一気に3ポットのロベリアが枯れてしまいました。
当方は太平洋側の東海地方で、冬は零度〜マイナス2度位の日が続く程度です。雪は先週土曜日に初雪が降った程度で、時々軽い霜が降りる程度です。
(質問)
1 耐寒性がマイナス10度とかの表示があっても、温室等に入れた方がいいのでしょうか?
2 一度茶色に紅葉してしまった箇所は、刈ったほうがいいでしょうか?
3 春に垂れ下がったロベリアの咲くのを期待して、秋頃から刈り込みを止めて、鉢から垂れ下がるほどに枝を伸ばしていたのですが、冬は短く刈り込んだ方がいいのでしょうか?
4 今は、とりあえず、枯れた部分は刈り込み、生きている部分だけ残した状態にしました。短く刈り込んだ状態であれば、屋外でも枯れることなく、順調に育つのでしょうか?
その他、アドバイス等いただければ幸いです。
よろしくお願いします。
たちつ
【近畿】
2014/02/11(火) 16:45:43
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ロベリア・リチャードソニーとは
>耐寒性がマイナス10度とかの表示
そのように書いてあれば、いくら木曾颪がえげつないと言っても、そこまで落ちることは無い。と言うことで大丈夫でしょう。
枯れる=死滅する・悼む と言うことと、霜焼け変色=弱る・傷むとは異なります。
どの植物でも、冬場の糖度に弱いものは、一度の霜でも、傷みます。
2〜4については、ほっておいても春になれば元に戻りますよ。
ただし、過湿による根腐れや季節風による超乾燥根枯れを除く。
>時々軽い霜が降りる程度です。
お花栽培でも、野菜でも 霜ほど 恐ろしいものは無い。
寒くてもよい。雪でも良い。霜柱でも良い。
しかし、霜はダメ。
時々の軽い霜は、一番たちが悪い。
>温室等に入れた方がいいのでしょうか?
加温温室や無加温簡易ビニール温室があれば、
そこで、冬越しさせたほうが遥かに良い。・・・・生死の問題ではない。 美観的な問題。
なんといっても
お花栽培の基本は
程よい 日当たり ・・・絶対条件。
次に、温度管理。
あとは、好みに応じて 潅水保湿・土壌選び・病害虫防除・除草・・・・最後に肥料。 忘れがちなのが風は必要ですね。
余談ながら
暦でも、最初に 日曜日が来る。 太陽の恵み。生命の起源は、太陽から始まる。
月とは、時節・旬を選ぶ・適期選択
火=温度 水=保湿 木=草花の状態の観察 金=菌と入れ替えて、病害虫の防除 土=土壌管理。 ここにないのが、風の必要性。太陽と月の相互作用。副産物なので、除外された。あえて表示しなくても良いだろうということかも。
肥料のことなど、どこにも見当たらない。経済性の問題。人間のご都合主義。多くの人は、何かと 肥料を一番先に出したがる。
それも、計画的に、継続させればよいことなのですが、気分しだいというご都合主義。 肥料は 足すものではない。 不足分を補足するもの。
とこのように思います。
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カエル
2014/02/11(火) 17:48:46
たちつさん、早速のアドバイスありがとうございました。
「冬場の糖度に弱いものは、一度の霜でも、傷みます」とありますが、ロベリア・リチャードソニーは、そういった種類なのでしょうか?霜が一番怖いとのことですが、ある業者のHPには、リチャードソニーは雪に埋もれてもOKで、マイナス5度の寒さにも慣らしていますというPRもありました。枯れたり、紅葉は何か別に原因があるのではないかと素人ながら感じています。
一気に3ポットのロベリアを枯らしてから、一つのボットを覆う透明のドーム型の「かぶせもの」を購入して、氷点下に下りそうなときには、夜かぶせるようにしておりますが、但し、毎日気をつけていないといけないので、結構な手間です。最近はそこまでする必要があるのかなと思っています。
また、上記2〜4は「ほっておいても」とありますが、全体が完全に葉の色の緑色でなく、白(黄色)の葉の状態になれば、完全に死滅ですよね。そのポットは、再起を願って茎だけ残して、短く刈り込みました。、
温室等に入れないのであれば、耐寒性マイナス10度の植物でも、過湿による根腐れや季節風による超乾燥根枯れにきをつけながら、栽培するしかないというところでしょうか?
アドバイスありがとうございました。
たちつ
【近畿】
2014/02/11(火) 19:00:41
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糖度とは、肥料として与え根から吸収するの意味ではない。
凍結による細胞破壊から守るために、植物自身が自己保身のために植物が作り出すもの。
ある植物は、樹脂であったり、葉を細くしたりします。
・・・・車で云えば、不凍液のようなもの。 料理で言えば、急速冷凍とか氷温冷蔵とか、ドリップ流出防止などのイメージ
>過湿による根腐れや季節風による超乾燥根枯れにきをつけながら
過湿と根腐れの問題は、冬場に良く用いられる園芸用特に 鉢植え用の慣用句です。
過湿による問題は、土の中の粒子と粒子の間の空間が、水で閉鎖されて、新鮮な空気酸素の循環がなくなる。
酸素は、根の呼吸には、必要ですし、又酸素は、強烈な殺菌消毒の働きもあります。新鮮な空気が循環しないと、悪玉菌も発生します。
悪玉菌の多くは、有毒ガスを排出します。この有毒ガスも根を傷めます。・・・・夏場の都会の川で、ドブのヘドロが腐れば、くさくなる。
従って、 水やりは、与えるなら たっぷり と 断続的に、メリハリを付けてと言われます。・・・潅水は保湿だけではない。空気を置換法で入れ替えることも意味します。付随して、悪玉菌も肥料も流されてしまいます。
地植えの場合には、雨風がその働きをしています。
密閉容器の中では、風がないので空気循環も無い。密閉されていれば、湿度も高くなる。従って、容器が小さければ、飽和水蒸気が冬場の夜に結露凍結する。 結露凍結も霜と同じくらい、害がある。
するのなら、ビニールトンネル・ビニールハウスのように、大きいもの(相対的に、ビニールの内側で急速に冷えるので、葉の露まで結露しにくい 又昼間の太陽や気温で融けやすい)にするか。寒冷紗を大きく張るなど一工夫が必要かも。
霜は防げても、今度は結露凍結の問題や、密閉と言うことで、黴の問題やうどん粉病もでてくる。
キャップも、大人気ですが、幼苗育成程度しか意味がないかもと、思っています。・・・寒さ対策と言うより、乾燥対策・保温対策・風によるぐらつき対策
と言うことで、日当たりが良く季節風の当たらない、軒下とかベランダに捨て置いたらよいかと
以前は、一般的品種のロベリアが、好きで(ハンキング用にはなくてはならない春花)したが、そのままほったらかしでも、こんもりと綺麗に咲き誇っていました。
園芸とは、趣味の道楽ですから、余り神経質にならなくても良いのでは。
道楽ですから、手間隙金銭は無制限なもの。 綺麗に咲いても又来年、枯れても又来年という考えもあります。
こだわれば、手間隙金銭無制限ですから、きりがないし、心配ばかりしていても、面白くも楽しくも無い。
のほほぉ〜んとしながら、メリハリを付けて 遊び喜ぶ夢を持つことが大切かも。
疲れていやになる。
と思いますよ
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カエル
2014/02/11(火) 23:34:43
たちつさん、ご返事ありがとうございます。
「水やりは、与えるなら たっぷり と 断続的に、メリハリを付けてと言われます。・・」
私もそれを気にしていて、最近はとりかく鉢の下から滴り出るほどタップリと水をやっています。
「日当たりが良く季節風の当たらない、軒下とかベランダに捨て置いたらよいかと。」「園芸とは、趣味の道楽ですから、余り神経質にならなくても良いのでは。」
そうですね。ちょっと神経質になっているような気がしています。
気持ちの持ち方を改めるようにしたいと思います。
「密閉容器の中では、風がないので空気循環も無い。密閉されていれば、湿度も高くなる。」
今回のロベリアの「枯れ」について、植木鉢(陶器の鉢)のポットのものは比較的元気で影響が少なく、プラスチックの鉢(ポット)のものは、影響が大きいような気がします。
今回のたちつさんのお話にあるように、プラスチックの鉢はキャップの有無にかかわらず、密閉容器化となる要因が大きいような気がします。陶器のいわゆる植木鉢の方が、いいのでしょうか?陶器の植木鉢に切り替えるべきでしょうか?
たちつ
【近畿】
2014/02/12(水) 02:42:49
・
植木鉢に関しては、只単なる土入れ容器ですから 何でも良い。
着生ランで無い限り ほとんど変わらない。
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カエル
2014/02/12(水) 22:20:08
[[解決]]
たちつさん、大変良く分かりました。
何度も教えていただいて、ありがとうございました。
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