マシン油について

[園芸相談センター]の過去ログです

ちび 2014/02/02(日) 01:03:51
先日、昼過ぎに高度精製マシン油(ラビサンスプレー)を1000リットルを庭木に散布しましたが、その6時間後の夜に激しく雨が降りました。
ラベルの方には晴天の続くときに散布するようにと書いてありますが、雨が降ると効果はないのでしょうか?
また散布後どれくらいの時間で害虫が窒息死するのでしょうか?
あとマシン油に適用のある害虫として、カイガラムシやハダニが書いてありますが、それ以外の害虫に対しては効果はあるのですか?

たちつ 【近畿】 2014/02/02(日) 14:47:45

高度精製マシン油とは

取り扱い説明書をよく読み・理解した上で、的確に散布すれば、それでよいとされています。
従って、 心配な心・お気持ちは、理解できますが
>6時間後の夜に激しく雨が降りました。・・・雨が降ると効果はない
>のでしょうか?
は、余分な心配と考えます。・・・ないものねだり・蛇足的とも思われます。
心配する前に、天気予報を確認するとか、取説をよく読むことが大切です。
今更どうしょうも無い。

その理由は、効果の有無と薬害の有無という、わかりにくい問題など、逆スパイラルに陥り、マスマス複雑になり混乱する。
と言うことで、消毒した・完了したと簡単に、割り切ったほうが楽。

以下余談

>雨が降ると効果はないのでしょうか?
効果がなくなる と言うより、効果が弱まると言うことでしょうね。
一応、どの殺虫殺菌農薬でも、噴霧して、霧粒塗装面が乾けば、よしとされています。 又
6時間も有れば、十分でしょうね。
・・・私的には、ぎりぎりの限界分岐点と考えています。私の適否基準は、6時間で、よくを云えば、24時間は欲しい。薄めた油性塗料や接着剤が乾く時間を基準としている。

問題は、満遍なく、隈なく湿布されたかどうかと言うことのほうが、より大切です。
マシーン油の殺虫効果は、主に、毒殺戮ではなく、窒息殺戮狙いですから、害虫に満遍なく覆いかぶさっているか・被覆密封したかと言うことです。 言い換えれば、火災の初期消火で、消火器を使いますが、そのときに、油火災の時には、空気を遮断します。このようなイメージ。
・・・気孔(口鼻)を塞ぐ・併せて,皮膚も覆う(皮膚呼吸の割合が、定温動物以外には、尚且つ低温期には、60%以上頼って呼吸しているそうです)

そういった理屈からも、殺菌殺虫効果は、広範囲に及ぶと考えられますが、併せて、薬害も考えられ、便利簡単とうめんから、毒殺・機能麻痺目的の、他の毒性農薬を使ったほうが、便利と言うことで、マシーン油を転用・兼用する人は、少ないようです。

>高度精製マシン油
この言葉も、高性能マシン油と同じく、販売目的のための造語・宣伝文句であって、いかにも 効果抜群という、錯覚させ、夢見させる紛らわしい言葉です。 
正しくは、 マシーン油乳剤と言うべきでしょう。その割合として、95とか97とかがある。
マシーン油は、油ですから、水で希釈できない。攪拌して希釈しても、高温にしないと、すぐに分離してしまう。そこで、油に親和性を持たせる為に、界面活性剤を混ぜてある。油汚れの食器を洗剤で洗うようなイメージ
ここの問題として、油には油の温度特性があり、界面活性剤にも、温度特性がある。・・・低温固化と高温乳化状態における、利用と効果の善悪の問題などや、使用制限・使用効率・生産効率などもある。

更に、一日に、間隔をあけずに2度塗りするか、数日など間隔をあけて2度目を吹くか、の問題に関して、も色々な考え方がある。
・・・残留農薬問題・薬害問題。
大原則遵守事項は、取説に従うことですが、生物学的には、どうなのか
ということです。
私個人としては、一回目散布し、一巡したら、当日中に、2度目を散布しています。一回目は、下塗りで、2回目は、仕上げ塗りのイメージ。
塗り漏れ、防止や確認のいみで。
同じ様なものですが、間隔をあける場合・翌日に2回目目を湿布することは、皮膚あれの上に、皮膚あれを促進すると考えるからです。
希釈倍率や使用回数(使用間隔を含む)の規定があっても、湿布面の展着濃度や噴霧回数まで、規定されていないし、規定し取締り&要求することは不可能。又、その問題も指摘されていない。
・・・多分 雨水で、洗い流されているだろうから、明日でも噴霧してみようかという、欲望が湧くかもしれない それは、控えたほうが良い。2-3週間後以降が良いかも。

このように、思います。


たちつ 【近畿】 2014/02/02(日) 15:17:57
余談ついでに、暇なので&気になったので・・・・

>1000リットルを庭木
と言うことに関して。細かいことですが
噴霧器は、何を使ったのか
まさか、高圧洗浄機を使ったとかは・・・・・
噴霧器は、無風状態で、霧粒を細かくが原則と私自身は、思い込んでいます。
毒性農薬なら、土に毀れても、問題ないですが・・・ただしこの場合には、簡単なために、環境土壌汚染を考えないものとする。
マシーン油は、土壌の質を物理的に、変化させるかもしれない。
土の粒子をも、油で被覆させはっ水させる。
強いては、土壌の質で要求される、排水・浸水・乾燥・保湿・通気換気・保肥性を排他するかもしれない。
ということです。
従って、土には振り掛けないほうが望ましいと考えます。


ぽろろん 2014/02/02(日) 18:26:21
1000リットルは、ドラム缶で5本の量ですが、間違いなければ庭木に
散布とのことですから、庭で使ったのでしょうが、おそろしく多い量ですね。
6時間後に、激しい雨にあったということですが、効き目がちょっと
おちたかなとおもうしかないのではないでしょうね。

ちび 2014/02/02(日) 20:25:18
噴霧機は普通にエンジン式の動噴でハダニ中心のためにマシン油は98です。
毎分35リットル吸水の性能で、ノズルはヤマホの霧なしノズルです。

一応、仕事なので1日合わせてお客さんの家でだいたい1000リットルぐらいは噴霧します。

やっぱり効果はある程度はあるが、効果減といった感じですかね?
マシン油ってイマイチ、詳しい情報が少ないから使いづらいんですよね…

ちび 2014/02/07(金) 21:09:03
[[解決]]
これ以上、答えがでてこなさそうなんでひとまず解決済みとします。
たちつさん、ぽろろんさんありがとうございました。
近所にある県の農研センターに県の樹医(樹木医ではない)がいるのでそちらにも聞いてみようと思います。


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