ゴムの木の葉が変色して落ちました

[園芸相談センター]の過去ログです

まつ 【九州】 2014/01/22(水) 23:08:30
「ゴムの木」の葉が茶色くなってほとんどが落ちてしまいました。茶色くなった葉をとると白い樹液が出ていました。今ある葉は茶色くなっていません。芽もでているところもあるようです。
鉢は日が当たる窓際に置いてあります。普段は、空調を20度程度にしています。水遣りは、土が乾いている状態で、週に一度あげています。
年末年始の間(10日程度)は、空調も入っておらず水遣りもしていなかったため、その後水をあげすぎたかもしれません。
普段通りの世話を続けて大丈夫でしょうか?また、ネットをみると、剪定や分け木をした方が良いと書いてあるところもありましたが、行った方が良いでしょうか?葉を繁らせるために他に何か行った方がよいことがあれば教えてください。
ゴムの木は、高さ160cmくらいになっていて、枝が長くのびています。大きな葉は2〜3枚くらいしかない状態です。
ご回答よろしくお願いします。

たちつ 【近畿】 2014/01/23(木) 18:33:38

インドゴムの樹とは
通常は、このままでも死滅することは無い。現在の栽培環境の不手際(年末年始の潅水不足・低温障害・その後の潅水過多)

葉枯れ落葉の原因は、色々と有り さらに色々な原因がお互いに絡み合っていますから、何か一つの原因で、今のようにみすぼらしくなったわけではありません。

根本的に、鉢植えですから、1-3年に一度は、植え替えないと、冬場の低温に対する抵抗力が弱くなります。・・・根つまり&土のヘドロ化・陳腐化・硬化(潅水するということは、根に水を与えると言うことのほか、置換法により、鉢土のなかの空気を入れ替えると言う働きもあります。)や塩分の蓄積(落葉すると言うことは、ある意味汗をかかないので、塩分の排出をも兼ね備えています)・悪玉菌や老廃物の蓄積など
(土を入れ替えると言うことは、ある意味 お風呂に入ることも兼ね備えています)

土の保湿管理と室内管理の関係
室内には、横風が無い。あるのは、大気の微弱な上下運動の対流循環
だけです。 これは、薄い表土だけの乾燥しますが、少し深くなれば、過湿状態で、そこには根がありますから、根は過湿状態のジュクジュク
で、空気も水分も土も腐っています? (ゴムの生理として)
そこで、快適環境になるまで、休眠して時期を待つことになります。
このときに(低温・高温・乾燥・過湿・酸欠など) 中途半端に水遊びをすると、マスマス環境は悪くなります。
一般的に、冬場の低温期には、潅水控えめの乾かし気味の土で、春を待つということです。
潅水するなら、鉢土を洗い流すキモチで、夕立のごとくドボドボと鉢底から水が流れるように。
そうでないのなら、葉を朝晩霧吹きするとか。
鉢土の中(根や土の保湿状態)は、引き抜かないと見えない ここが、なれないと無理がある。・・・唯一植え替えたときに、観察できます。
慣れれば、外観から鉢中が推測できる。

と言うことで、潅水時には、割り箸で、土をほじくり確認する。
冬場は、葉水中心に。

対策としては、潅水控えめで、ゴムの木の生命力を信じて、春まで待たないと仕方がない。

>ネットをみると、剪定や分け木をした方が良いと書いてあるところも
>ありましたが
せっかく読むのなら、 なぜか? その目的は? を理解しないとどうしょうもない。
通常、ゴムの木は、株分けしない。 繁殖は、挿し木か取り木です。

ゴムの性質として、若芽新梢が、成長していれば、その成長部分だけに、葉はありますが、環境が合わなければ、落葉して、ゴム自身は、保身のために、落葉させます。
人間で言えば、採用するときには、より優秀な人間を採用しますが、その後には、優秀な新人を排他し、古株の保身をはかるようなもの。

ゴムの木は、大きく高くなればなるほど、葉は、新芽付近に集まり、下半身は、スッパダカという、景観状態が悪くなります。
そこで、剪定して、草丈を低くして、古幹の葉の跡から生えて来るだろう新芽を育てることになる。 枝更新という。
いずれにしても、一度生え揃った葉を如何にして、瑞々しい状態で、長く保護できるか と言うことです。 特に、夏冬の過酷な環境下に注意。

草丈は、低くしたくない、反面下葉は、鬱蒼としたいというのは、不可能ではないですが、高等栽培の分野。
とりあえず、今は生かしておくだけで、暖かくなれば、斬り戻すなり、挿し木するなり、取り木して、一から仕立て直すなど、色々な方法があります。

このように、思います。


まつ 2014/01/26(日) 20:57:05
たちつ様

ご回答ありがとうございます!返信遅くなり申し訳ありません。

潅水と葉水(朝晩)を行って様子を見てみようと思います。
挿し木、取り木、剪定についてもご教示頂きありがとうございます。よく理解しておらず、見当違いな質問でした。


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