ドイツトウヒが傾いてしまった w
きき (=^・・^=)
2013/12/23(月) 12:21:26
北風の強い所に、ドイツトウヒを植えてあります。
高さ4m位かな?相当に大きくなっています。
しかし、前の台風で、ちょと斜めになってしまいました。
南に向って横になっていて、斜めの北側の反対側に
引っ張りたいのですがそこは
広い畑で、尚他人の土地なので、車等は入れません。
方法は自分の土地から、木を押すしかないです。
押すにも、弊害があります。 木の根とか掘って直せますか。
ドイツトウヒは、まっすぐ立ってないと、さまにならないので
困っています。 相当幹も太いです。 台風凄かったですから〜。
どうしたら良いですか。?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/12/23(月) 22:04:11
直接のお答ではありませんが、回答する側から知りたいと思う情報があまり書かれていませんので・・・。
植えつけは何年前の何時頃ですか?どのくらいの大きさの状態で植えましたか?植えつける時の根の状態(根巻のまま植えつけてあるなど)は?
植えつけから何時ぐらいまで支柱をお使いでしたか?土地の土質はどのような物でしょう?(昔は田んぼだった土地を埋め余所の土を盛って作った宅地など。元畑地ならあまり問題ないかも)。また、植えた場所は地形や周りの建物や防風林がお隣の畑地にあったりで風の通り道になり易くなっていませんか?
これらを解る限り詳しくお書きになると状況を把握していただけ易いかもしれません。
針葉樹は広葉樹から比べると根が浅く狭い張りなので、どんなに長い年月その地に生えていた大木でも台風の風の強さで根こそぎ倒れたりは良く見かけます。自然生えの若木は根こそぎというのは滅多にみませんが苗木や若木で植えられた物は根が周囲の土へまだ馴染んでいないからか傾いてしまう事は結構ありますよね。
なので公園などでは植樹した木はかなりの年月を経てもしっかりとした支柱で支えてある事も多いです。
植えて結構年数も経っていれば完全に土から掘り上げ、傾きを直して植え替え、しっかりとした支柱で木が結構大きくなるまで支えると良いでしょうが、植えて2〜3年くらいだと掘ることでようやく土地の土にまで伸びてきた新しい根を傷めやすく場合によっては予後不良になります。それを防ぐ為に植えた場所の土をなるべく多めにつけて(根をほとんど傷めないと思われる範囲)掘り上げる事になり、かなりの重量と木を持ち上げたりは素人が行える作業では無くなります・・・。
木が植えられてからの年数によってはプロに最初から頼むしかないかもしれません・・・。
きき (=^・・^=)
【関東】
2013/12/24(火) 06:12:41
有難うござます。
2mの木を植えてから7年です。土は柔らかいです。しかし
地層は砂利質で、50pから下は砂利が出てきます。
植えた場所は、かなり北風は強いですが今迄耐えてました。
支柱は殆どしてないです。
周囲は松とか、モミ、杉は耐えてますので大丈夫と思ってました。
今までは突風が吹いても大丈夫でした。
木が大きくなると風が当たる面積が大きくなるので心配しはいました。
追記として、何故か一方向だけ風が吹き抜けた感じで、他の木も
一直線に他の木も折れたり、1.5pの木も倒れていました。
1.5mの木は直しました。 北側は、広い畑で障害物は無いです。
その奥に風よけに杉が植えてあります。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/12/24(火) 16:05:25
こんにちは〜情報ありがとうございます。
ドイツトウヒの性質から、おそらく根は柔らかい土の層の方に大部分、半分よりも少ない範囲か全く砂利層まで張っていなかった様に感じました・・・。針葉樹の根というのは本当に深さが浅くて、結構な大木でさえも1メートルも深さが無い物が多いのでこちらの地域でも大雨が降れば斜面が針葉樹ごと地滑りしたなんて事は結構あります。運悪く一時的にかなりの力の強い風に煽られて傾いてしまったのでしょうね。
植えて7年もすればおそらく周りの土へ新しい根は結構馴染んでいたと思われますが、今回土の中でいくらか切れてしまった可能性はありそうです。ただ、どのくらいの割合で切れているかがその後の回復がどのくらいで出来るかにつながる点なのですが地中で見えなく解らないのが困りものですね・・・。
傾きを直すなら今時期が適当と思われますが、おそらく1〜2人だけで植えなおせる規模では無いと感じます・・・。行うなら木を一時的に持ち上げるためにクレーン付きの小型トラックや重機が扱える人等の手配や応援が必要になりそうです・・・。
「トウヒ 移植時期」で検索するとヒットする中の上位に「(有)Y庭園」(念の為アルファベット頭文字に変えてあります。大阪の某お笑い興業と同じ名前です)という業者さんのブログでトウヒ移植工というのがあるのでお読みに成ってみると、傾きを直してからの作業イメージが出来るかもと思います。このブログで植えている木はもしかするとそちらの傾いた木からすれば大きめかもしれませんが、穴に入れてから植えるまでの作業はほぼ同じです。
まず木の根を掘る時に、元の植え穴よりも範囲を大きく掘る事になり、根の伸びを確認しながら掘り進むので、できれば全てを業者さん任せの方がうまく傾きを直していただけるでしょうね・・・。
ご地元で評判の良い植え木屋さん・造園業者さんをお調べに成って(インターネットの口コミよりもご近所やお知り合いの情報の方が信用出来ると思います。ネットの口コミは社員自身が評判が良いと見せかけるために書いてる事もあるので・・・。)数件に工法と見積もりを提示していただいて納得できた所にお任せとなるでしょうか・・・。
ご追記いただいた、一方方向への風の通りと言うのは、もしかすると急に発生した小規模な竜巻きか強めのつむじ風が通過したのかもしれませんね。
家屋の損傷など目立った跡があれば破壊力の予想ができて発生・通過した事が解るのですが、あまり家の無い畑地ばかりのところなどだと、誰の目撃もなく、立木の損傷もあまり多くなければ台風が重なっていると気が付かないかもしれません。
規模が違うとは思いますが、竜巻やつむじ風について書きますね。
私が大きな街に行く時に必ず通過するのが平成18年11月に起きた「佐呂間町竜巻災害」の現場です。ここの現場は現在はすっかり復旧しのどかな所に戻りましたがまさか、あのような土地であれほどの規模の災害が起きるとは思いもしませんでした。ほぼ全体が畑地である平野の中の竜巻が通った距離はかなり内陸の現場から東に山をいくつか越えて通過、オホーツク沿岸のサロマ湖まで屋根のトタンが飛ばされていたほど長い距離だったそうですが(国道交差点周囲の小さな集落が偶然通過地点にあった。)被害のあった幅の方はかなり狭くてその分破壊力が強力だったそうです。運悪く近くの峠の大規模トンネル工事の宿舎・事務所として建てられたプレハブ施設が直撃を受けてしまい、工事関係者の方に犠牲者が多かったです。とてもお気の毒な出来事で自然の力というのは時として本当に恐ろしいものです・・・。
そちらで木が傾いた時の気象状況(竜巻やつむじ風が起きやすい気象状況だったか)は、ご興味があれば地元気象台に問い合わせてみるなどすれば木を傾けたのが小規模の竜巻やつむじ風だったかが解るかもしれません。おそらく規模が小さく住宅地などの密集地から外れて通って行ったので目立った被害も無くて台風の被害だろうと思われて気が付かなかったのかと思われます。
規模の大きな竜巻が起こる前兆だと異様な雲の様子や雹が降ったりなどから予測が出来るそうですが、小規模や大きめのつむじ風だと突然という事が多く予測は出来ないようで、よくテレビで運動会でテントが吹き飛んだニュースが流れますよね。
私は以前遠目からつむじ風を見た事があります。列車に乗っていて田舎の駅ですれ違う対向列車(線路が単線なので)待ちの、十数分間の間に、窓から見えていた駅前の広場にて5メートルくらいの高さでつむじ風が発生しました。5〜6分周りの土や落ち葉を巻きこんで回っていましたが動いていく事はなく、そのまま消滅したので気が付いた人はいなかったのでしょうが、もしあれが移動し始め列車の方に向っていたり人が歩いて居たり近くの建物が巻きこまれれば小規模の被害が出たかもしれません・・・。
もし木のあった場所がこの様な予測不能な特殊な風に巻きこまれたとすると今回は運が悪かったとしか言いようが無く本当にお気の毒です・・・。傾きが解消した後は無事に育って行ってくれると良いですね。
きき(=^ェ^=)
2013/12/26(木) 19:12:55
[[解決]]
有難う御座いました。
大変参考になりました。
簡単ではない様ですが、何とかしたいと思います。
ドイツトウヒの斜め植えはおかしいですよね。
松なら何とか格好がつくんですが。
それでは、以降も相談あれば書き込みます。
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