鉢植えのレタスの置き場
こみち
【甲信越】
2013/11/30(土) 15:39:57
こんにちは！
10月、ミックスレタスの種を鉢植えしました。３０センチの鉢、２鉢です。
二人家族なので少しずつ積んではサラダなどで楽しんでいます。
今は外でも元気に育っていますが、これからこのまま外に置いたままでよいものかどうか教えて下さい。
今ある場所は、屋外の屋根の下ですが、雨風の当たるところです。
また、週一 園芸用の液体肥料をやっているのですが、何時頃まで楽しめるものでしょうか。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/12/01(日) 15:16:58
１０月蒔きなら２月中旬くらいまで収穫可能な様です。（関東標準）
ただ、お住まいの地域の冬の寒さが厳しいのなら葉が凍ってしまう可能性があるかもしれません。室内の寒い部屋（でも日当たりは良い所）で管理できるなら良いですが、玄関くらいの寒さだと厳しいかもしれません。
ミックスレタスと呼ばれるものにはベビーレタスで食べられる物があり、中には別種の葉野菜が含まれている（チコリなど数種）物もありますが、今回はレタスの品種違いだけを混ぜている製品と仮定してお答えしますね。
レタスは一年草か二年草の植物です。二年草というのは二年間生えているという事では無く、冬を越したら春に花が咲きいずれ種子が出来て枯れるという意味で実質一年草のものである事が多いです。
それと長日性の植物なので日が長くなってくると花茎が伸びて来て収穫の終わりとなります。
これから置く場所と管理によっては長く食べられますが、室内に置けない場合は葉が凍るまでの間まで収穫し、酷く凍ってしまえば収穫期は終わりで抜いてしまって構わないと思います。
室内で長く栽培するには適度な温度・湿度と良い日当たりが必要となります。でも屋外で育つよりも軟弱になりがち。冬は日照量自体が減るので仕方ないです・・・。
ただ、冬至近く成ったら夕方まだ明るい時間から置き場所をなるべく暗くし（厚手の段ボール箱を被せるなど）朝はすっかり日が昇ってから明るくする「日光の当たる時間帯を制限」すれば少しですが花茎の芽が出てくる事を遅らせる事が出来、収穫がちょっと長く出来ると思います。
肥料の養分ですが、寒くなると植物の根は養分の吸収を鈍らせます。一年草である事もあり、屋外に置くままなのであれば特に液肥は必要ありません。液肥は元々元肥の成分を植物が活発に育つ時期に補う補助的なもので、即効性で短期間の効き目、今の時期は屋外なら特に必要ありません・・・。植えてある土に元肥や堆肥が入っていれば（又は途中で追肥した）与えずとも大丈夫です。
室内で管理する場合は与えても良いですが規定の半分くらいの量の原液を水で薄めに溶いて１０日に一度くらいで充分と思います。
種子袋は取って置いてありますか？ムスクランというベビーリーフの為の異種の種子ミックスの時もありたまに袋裏に使用種の名前が書いてある事もあります。もしもこういうミックスシードなら今あるのはレタスで無いものもあるかもしれません。そういう場合も管理は似た様な物ですが、宿根性の物も混ざっていて花が咲いて種子が出来た後も根が枯れずまた葉が生えてくるものもありますよ。
レタスが寒さで枯れずもし花茎を伸ばしたら、花を咲かせてみても良いですが（あんまり綺麗ではないです）種子までは取らない方が良いでしょう。
レタスは品種改良が盛んですから中には性質が固定されていない物が混ざっている可能性があります。コスレタスだけでの栽培なら自家受粉でさえあれば同じ性質のが育つ事もありますが、基本的には自家採取の種子から育てても親と違う物が出てくる事が多いと考えた方が良いです。複数の品種の物なら交雑の可能性もありますし、こういう株は大抵葉の質が悪くなったり味が悪くなる事が多いです。またレタスミックスの栽培をする場合はまた購入した種子から育てましょう。
前述のムスクラン（７種くらい入っています。それぞれ入る種類は検索するとおおよその植物名が出てきます）の場合は、収穫時期が終わってから種子を採って育ててもあまり改良はしない類ばかりで大抵同じものが採れると思います。でも近縁同士が入っていれば稀に種子が交雑するかも・・・。
将来は種子を採る予定の株も育てるなら、ベビーリーフの時期に分けて一株づつビニールポットなどで育苗後に屋外で地面か鉢に定植し栽培、近縁の物は離した場所に植えるか置くと良いと思います。
ムスクランはそれぞれの葉の食感や風味が違うのでレタスだけのサラダよりも味の変化が楽しめます。ただ、混ざっているロケットというのは葉が育ち過ぎると辛くなるので、食べるのは葉がまだ若い時だけ採って、種子取り専用の株とは区別して育てるのが良いです。
こみち
2013/12/01(日) 19:24:26
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ばんざいうさぎ様、初歩的質問に詳しくお答えくださり、ありがとうございました。
この夏、花壇のすみに「ししとう」を2本植えてみて、ささやかながら、収穫の楽しみを味わうことが出来ました。
なんとか上手にやってみます。またよろしくお願いいたします。
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