ハマナスの赤い実
浜ちゃん
2013/07/02(火) 10:26:06
ハマナスのジャムを作ろうとしてますが、花は沢山咲きはするのですが
赤い実に成らず枯れて?落ちてしまいます、どうしたら善いですか?
ひろし@小南部
2013/07/02(火) 11:35:34
受粉が不完全なのだと思います。普通ハマナスなら自家受粉でも果実を形成できると思いますが、、、個体差なんでしょうか?悉く落ちるのであれば果実の形成のためには他の個体のハマナスを授粉用に用意したほうが良いのかも、、、あるいは植えたものがハマナスではないハマナス系の交配種だとかで稔性がなくなっている場合もありうるかも知れません。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/07/02(火) 21:12:14
どちらの地域でどのような環境で栽培なされているのでしょうか。今年初めて開花したのですか?それとも毎年実が成るのに今年だけ実が付かなかったということでしょうか。
ハマナスの植物自体は至って丈夫ですが、自生地域よりも西だと気難しくなる事もあるようです。
あと、栽培環境によっては受粉に来る虫があまり活動していなかった可能性もあるかもしれません。状況によっては開花時に人工授粉させておいた方が良いかもしれません。
ハマナスと園芸種のバラとの交配バラも最近は品種が多くなっています。私の実家のある土地の近くに花苗生産をしながら各種植物の交配もしていて、特にハマナス×バラの交配で新しい品種を作成するのに力を入れている方がいて昔、実家の母が隣の奥さんとそこによく花を買いに行っていました。隣では庭にそこから購入したハマナス×バラの株を植えていましたが、花形は八重の剣型花弁で普通のバラなのに色と香りはハマナスという個体でした。
今年初めて咲いて実が付かなかったなら、ひろし@小南部さんの仰るような外見はハマナスに良く似ているのに実は交配由来で稔性を持たない株である可能性もあるかもしれませんね。
ハマナスの実のジャムは何度か作った事がありますが、実は赤くてもまだ熟していない物を使用(熟した実で作ると味がボケて不味い)、実の内側にチクチクした繊維が付いているのでスプーンなどでよくこそげ落としておく(ゴム手袋使用の事)のが大事ですよ。
梨ちゃん
2013/07/02(火) 22:31:09
受粉不確実には違いないでしょうが、雨で花粉が流れたとも想定されます。
通常は、幼果が残れば、その後の落果は少ないものです。
花の数だけ実りやすいものです。
八重咲きより一重咲きのほうが、多収穫熟成果しやすい傾向にあります。
ジャム加工するには、1kg程収穫する必要があるように感じる。
果肉水分とも少なく、果汁の歩留まりが少ない。
果皮をレモン汁で柔らかくするか、モモ系果肉で増量しないと・・・・
臍の棘毛と種子を取り除くだけでも減量する。その上皮も廃棄するとなると・・・・
酸味が強いと紹介されていますが、ほのかな甘味のあるカスカスの林檎のように感じます。
梨ちゃん
2013/07/02(火) 22:43:20
レモン汁の使用は、苦味がでるかもしれない。
水で長時間煮詰めるか、バルサミコやワインビネガーで酢を飛ばすか
ペクチンを加えるか
あげ
【関東】
2013/07/18(木) 00:06:02
※質問者が投稿を見失っているようなのでスレッドを上げておきます。
浜ちゃん
2013/07/19(金) 10:08:12
追伸ですが、群馬県の者ですが、今年は沢山のハマナスの花が咲いたのですが全く赤い実が付かず、人工授粉させるにはどの様にしたら良いのですか?教えて下さい
たちつ
【近畿】
2013/07/20(土) 00:57:34
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ハマナスとは
人工授粉は、雄蕊(花粉)と雌蕊(種子が育つ)を確認して、花粉を雌蕊の先端のネバネバに、筆か耳かきのボンホリか綿棒でつければよい。
簡単に言えば、花の中を筆で、引っ掻き回せばよい。
ハマナスは、一寸ややこしい。
まずハマナスの日本での品種は、細かく分ければ、400種弱有りそれぞれ個性がある。
八重咲きなら、モットややこしく、花びらが、雄蕊の変化したもので、雌蕊があるものと雌蕊の働きがないもの(不妊性)
雄蕊へも有るものと無いもの、有っても花粉の働きの無いもの。
雄蕊も雌蕊も共に変化して、その働きの無いもの・弱いものが混在する。
受粉有効時間・・・花の最盛時期の夜明けから、午前9時まで。
受粉効率に関しても、趣味の園芸家と学識者の間で、意見が分かれる。
自家受粉・自家親和性がある 同一品種であるとして、一花の中で受粉するのか、同一株の異なる花間で受粉するのか、異なる株の花で受粉するのかの3つの考え方
・・・
自家親和性がある・・・趣味の園芸家は、無条件で親和性がある。ほぼほったらかしでも、100%近く実る。
学者は、遺伝学的構造としては、自家親和性があるものの、花粉の質を選ぶ。花粉の熟成度としてのタイミング。
風媒花では、受粉しない、かなり低い。虫媒花による受粉で、2割り程度の結果率。何回も花の間を行き来して、初めて優良花粉を受け入れる。受粉頻度にもよる。
私の私見的想像として、訪花昆虫の体液が花粉なり柱頭に活動作用を引き起こすのだろう。 又は、昆虫が訪問するタイミングが、受粉の受け入れタイミングと丁度合うのかも。ハマナスの花粉と雌蕊の相性は、ハマナスどおしで、尚且つ、昆虫の存在と受粉タイミングが必要。
・・・・人工授粉の意味は無い・してもしなくても変わらない。
と言うことは、薔薇の品種改良には、かなり試行錯誤したことでしょう。・・・自然界では、ハマナスの異品種は、創造されなかった。
簡単に、ハマナスとノバラが交配すれば、薔薇? ハマナス?の品種は、限りなく増えていたことだろう。現実には、北海道の原野でも、ハマナスの交配雑種は無い。 人為的交配雑種は、園芸薔薇として、星の数ほど存在する。
虫媒花の昆虫、例えば、マルハナバチの個体的性質も、ハマナスの開花最盛期には、ハマナスなら、ハマナスの花ばかりを行き来して、他の花には、行かないようです。見向きもしない。
ハマナスに関しては、趣味の園芸家は、毎年豊作の意見がほとんど。
学者も、裏年(結果率が低い・凶作)表年(結果率が高い・豊作)の変化は、ほとんど無い。で、両者ともほぼ一致している。
一重咲きなのか、八重咲きなのか、赤紫花・ピンク花・白花なのかによっても、結果率や果肉の質に個性があるようです。
私のは、一重の赤紫花と白花は、自然消滅で枯れた。黄花は、買ってすぐに誘拐された。
八重咲きの赤紫と白花は、開花後バッサリと剪定して、実成りは、確認できない。
そもそも、ハマナスの種まきも、果実にも興味がなかったので、観察レポートを記録していない
従って、それぞれの個性の説明はできない。
それでも、数日前に、赤花八重と白花八重咲きに、それぞれ数輪咲いたものの、実成りは無い模様です。
花の質も、2-3年の新しい元茎(シュート)が良いようです。
従って、3-4年毎に、草丈一尺程度に、晩秋にバッサリと刈り込むと良いようです。
このような感じかも
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