ばらの色について

[園芸相談センター]の過去ログです

のっぽ 【関東】 2013/05/03(金) 17:10:19
ミニバラを育てています。買ってきた時は黄色でしたが、去年から色が変わってしまいました。オレンジというか朱色とでもいうのか、まだらであまり綺麗といいがたい色です。今年もつぼみがたくさんついてもうすぐ咲きそうですが、やはり変な色のままです。綺麗な黄色に戻したいのですが、どうすればいいのでしょうか。よろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/05/04(土) 15:09:10
バラに限った話では無いので参考程度にして下さい。

花色が変化する原因の一つには使用する土の成分や肥料の成分比率、稀に鉢の材質などで影響を受ける事があるようです。
おそらく黄色い色素が優勢だったのに、何らかの原因で赤の色素が沈着してしまったのでしょう。

ミニバラの販売形態は挿し木苗に花を咲かせている物が多いのですが、(鉢に3本ほど挿してある)途中から枝変わりで花色が変わる事もあります。でも普通は一株の一枝だけが変わる事が多く、全体に色が変わってしまったのなら枝変わりの可能性は低そうですね。
購入当初は何本植えでしたか?その本数全部の花が黄色でしたか?途中で枯れた物はありませんか?
一度でも植え替えをしたか、どんな土を使ったか、どんな材質の鉢を使っているか、普段与えている肥料とその成分比率などもお書きになると良いかもと感じます。

私の場合は、バラでは無いのですがポインセチアで黄色い葉の品種の小さい株を、地元の精製が未熟な石入り粘土で焼いた焼き締めの植木鉢に植えつけたところ、葉に赤い色素が付いて結構赤く変化した事があります。元々は2株いただいたもので、同じ色のもう一方は培養土は同じでプラスチック鉢に植え、焼き締め鉢と同じ場所に置いたのですが、そちらはずっと黄色い葉のまま。

私は趣味で陶芸をしているのでこの分野には少し知識があり、焼き締め鉢に使っている地元粘土の、かなり多い鉄分が影響したのかもと考えていますが、他の成分の可能性もあるかも。
この焼き締め鉢は地元陶芸家の作品なのですが、素焼きせず釉薬をかけてから焼く「生がけ」という釉薬のかけ方をする手法の方で、焼く前に形が崩れた失敗作は泥にし粘土に再生します。地元粘土は高温では溶けて崩れうまく焼けないので、釉薬の成分が混じっているかもしれない再生粘土を混ぜている可能性があるかもしれません。釉薬の色というのは各種の鉱物やミネラルなどが原料なので、それらが影響しているのかも・・・。

花色の出方には各色にそれぞれの種類のミネラルなどの成分が関係してきます。植え替えしていないとか、与えている肥料の成分が偏っていたりで必要な成分が欠乏している可能性や用土に含まれる成分などが関係しているのかも・・・。

今年の植え替え時期に、バラに向く土(市販のバラ専用土がいいかも)を使って植え替えてみて、肥料もバラに使う物だけで管理していくと良いと思います。それでも次の開花期に綺麗に咲かなければ、別の原因があるのかもしれませんが・・・。

バラふぁん 2013/05/05(日) 02:06:33
最近のバラはかなりいじられている(生殖的に)ので、世代もどりを
してしまうことがあります。

私の個人的な印象では、一度戻ってしまうと、買った時の色にならない
印象です。

あじさいなんかでは、土のpHで色が変わりますが、バラはそういうことは
ないと思います。

どうしても色が気に入らなければ、別のバラを購入するしかないと思います。

たちつ 【近畿】 2013/05/05(日) 11:45:46

今年の薔薇の発色とは

色々な考え方もあるでしょうが

私は、花芽成長期の気温の激変と思いますよ。(関東激温の次に激寒 関西は逆の激寒の次に激温 その後寒冷停滞。今も続いていますが)

私のは、例年なら深く濃紅に咲くバラは、黄色みが入っています。
 深紅 →朱肉色 又は外輪赤の内側黄色など。
極端な花色変化は、ここ20年来初めてですね。
尤も、この薔薇に関しては、春薔薇より晩秋バラに期待しているので、どうでも良いという位置づけですが。
真黄色の薔薇は、開花が遅れているのか、最近は流行らないのか、近所で見かけないので、不明。 当家の黄花は、植え替えようと思って、引き抜いたまま、諸用で、忘却。明日には植えようと月日がたち、気がついたときには、すでに褐色になっていた。 (-_-;)
ジャングルの中には、保険苗があるはずなので、気が向いたら探してみたいと思います。 有れば、多分気温が緩衝されているので、真黄に咲くものと思います。

さて、対策ですが、
結論として、無責任ながら、見守るしかない。
バラに聞かないとしかたがない。

薔薇の花色にしても、花色の固着性が強いもの と 環境変化に敏感な
変わりやすいものがあります。(変色する)
これは、品種により異なりますし、同じ品種でも、それぞれの固体によりバラバラです。
やはり、政治も景気もバラも、なだらかな放物線が良いということかも。
一本に実るキュウリなど実野菜でも、大きくなるもの・小さくなるもの・太い細い・長い短い・歪なもの色々とあります。
このようなものかも。
環境に敏感とは、我々人間でも、たった一言発することで、顔色表情(喜怒哀楽)が、瞬時に変わります。
このようなもの。

管理不能と言っても、繰り返し繰り返し、その癖をつけてしまうと、後々に影響してきます。 トラウマのようなもの。
涼しい場所に移動させるとか、寒冷紗遮光するとか、・・・・緩慢な環境つくり。
春花を諦めて、花蕾を大胆に、バッサリ斬り戻ししてしまうとか。
・・・・臭いものは、元から断つ。
それを実施したからと言って、必ずしも、快復するとは限りませんが。

と言うことで、現状の姿も、又面白いものとして、そのまま見守るとか。

バラ栽培において、花芽の成長と気温・湿度の相関が、花色に及ぼす影響
と言うものが有れば、良いのですが。
もしあったとしても、趣味の範囲で、それが、現実の問題として、実施できるものか 
  (・・?
結局は、四季咲きなら、花芽ができたときに、感じとらナイト仕方がない。 一季咲きなら、晩春から感じ取る。
ほぼ不可能。 
もうすでに、手遅れですが(このように咲くだろうという将来の予報として)、蕾がはじいて、着色が確認できたときなら、開花時の花色をはじめ景観は、容易に想像できる。
この辺が(状況判断として)、趣味の栽培としての限度かも。

より詳しくは、前レス者のご指摘のように、土の成分(陶器の発色)や草木染・顔料・染色などでも苦労しています。 そもそも色とは何か。その分子構造とは何か、それはどうして組み立てられ、どのように発展するのか。と言うことから、始まって、宇宙の起源や進化の起源まで、掘り下げられなくてはならなくなる。
そもそも根が吸収する栄養素と言うものは、果たして、水に溶け込むものを利用すると言う、受身だけなのか、
それとも、積極的に、根から鉱物を溶かすよだれ粘液を出しているのか、それぞれの植物に対応する固有の細菌が手助けしているのか(共有分担・共振共鳴関係)も良く判っていない。
次に、植物自身の組み立て製造と、臨機応変・適材適所への供給もわかっていない。 
只、その結果として、現在の景観がある。という程度しか解っていない。
それらの一部分は、解っているので、その範囲で、努力し、選抜し、許容範囲として、納得しないと仕方がない。
納得しなければ、代替品を探すか、消去すると言うことかも。

このように思いますよ。


のっぽ 2013/05/05(日) 19:19:23
[[解決]]
みなさんご意見ありがとうございます。一昨年枯れそうになり、土を変えて植え替えました。買ってきたときは四本植えてありましたが、一本は枯れてしまい、残った三本とも同じ色に変わってしまいました。やっぱり土が原因のような気がします。いまではとても元気になりつぼみもたくさんついて、葉っぱもつやつやしてます。花の色は微妙ですが、これはこれでいいのかも・・・。大事にします。

みほこりん 【関東】 2013/05/06(月) 09:41:41
のっぽさん、解決済のようなので、遅きに失した感はありますが、私の経験も書かせていただきます。
3年半前の晩秋に、淡いクリーム色のローズフォーエバーという品種のミニバラにひとめぼれして購入しました。
翌5月になって再び咲いた花がオレンジというか山吹色というか、いきなり濃い色に変ってしまってびっくり。
それ以来、ずっと濃い色のままです。まあ退色してクリーム色っぽくなりますが、退色した色ですから、そんなにきれいではありません。
でも、驚くほど花もちがいいので、これはこれでいいか、と思って育てています。
原因はわかりません。
土も肥料もバラ専用のものを使っていますし、プラスチックのプランターです。温室と外での環境の違いで発色が変わってしまったのかも、です。姫乙女という品種のミニバラも、基本的には白なのですが、秋になると、ピンクになるときがあります。ローズフォーエバーもたまにはクリーム色に咲いてくれたらなあと思うのですが、いまのところ、それはありません。ミニバラは環境に敏感なのかもしれませんね。

【東海】 2013/05/07(火) 20:45:48
 はっきりしたことは言えませんが、紫外線に当たると赤い色がつく品種ではないでしょうかね。花弁に赤い斑点が付く場合はその可能性が高いです。
 ミニバラの場合、ほぼ100%施設園芸なので、紫外線をカットして栽培している可能性があります。ガーデンローズの場合、屋外で花を咲かせることが前提のため、紫外線を当てた状態での花色がその品種の花色なのですが、カットローズやミニバラのように施設園芸用の品種は、施設栽培の環境での花色がその品種の花色なので、屋外で紫外線に当てて栽培すると買った時と違う花が咲いてしまうことはしばしばあります。

のっぽ 2013/05/10(金) 16:39:53
ご意見ありがとうございます。ばらが開花しました。咲いてみてびっくり。つぼみの時は変な色、と思っていましたが咲いたらいい感じにグラデーションというかぼかしがかかって、結構豪華な感じなんです。前回咲いた時とまたまた違う色みたいです。なんだか咲く度に違う色で楽しみになってきました。ただ、やっぱりオレンジ系のまんまなんですが。これはこのまま大事にして、黄色の別のばらを買おうと思います。みなさん、ありがとうございました。


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