芝桜の花色が変わりました

[園芸相談センター]の過去ログです

ぷるるんしずくちゃん 【関東】 2013/03/17(日) 17:12:44
昨年、多摩のながれの開花苗を植えつけて今年の花がさいたのですが薄いピンク単色になってしまいました。
あじさいのように土壌に関係あるのでしようか? 
もしくはこのような現象はよく起こることなのでしようか?

M 2013/03/18(月) 10:46:47
土中に解けた金属イオンが、あじさいの花色に影響を与えるのですが、
シバザクラの花色の変化はそれとは別ものと推測されます。

もともと何色か? もとの花色を実際見ているか?(業者のつけるラベルが
違っていて予期しない色が咲いたりというのもよくある話です)
植物には先祖がえりという性質もありますし、ピンクが黄色になったなら
驚きますが、濃淡の変化は、めずらしくないと個人的な感想です。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2013/03/18(月) 12:55:59
Mさんのご回答の補足という感じに成ってしまいますがMさんすみません、お許しくださいね。

購入時や前年はちゃんと花色を確認してピンクに白い覆輪斑の花弁だったのを確認なさっていて、今年から単色に変わってしまっていたという事でしょうか?
購入された物で花色を確認しておらず今回初めての開花なら、生産者のラベルの付け間違えというのは本当に良くあることです。通販などで購入されて色違いのが咲いたなら、画像を添えて問い合わせると以前の購入記録は残っているのでちゃんとした品種のを送ってくれたり返金に応じてくれる所も多いです。(間違えた方の返品を要求する会社は少なく、お詫びとしてそのまま育てて下さいという所が多いです)
普通のお店で買ったのなら、交換や返金に応じてくれるところは滅多に無い様ですね・・・。

‘多摩の流れ’はピンクに白い覆輪斑の入る品種ですよね。シバザクラの品種改良は交配させ種子から作るのが多い様ですが、植物で花弁に斑模様が入る珍しい品種のほとんどは基本種からの枝変わり由来から選抜し挿し芽で殖やし新品種とする事が多い様です。こういう物で特に有名なのがバラで、枝変わりで咲いたものが新たな品種として登録される事が多いのですが、それを殖やしているうちにたまに元々の色が出てきてしまい、本来の色の方が性質が強い為に、油断して取り除かずにいるとそちらの花ばかりになってしまう事もあります。

なので、やはり‘多摩の流れ’も元々普通種から出た枝変わり由来かもしれず、栽培環境などでの何らかの刺激で本来の色の枝が部分的に出てきて(Mさんの仰る先祖がえり)、気が付かないうちに旺盛な勢力で殖えてしまって性質の弱い方の‘多摩の流れ’部分が消え、いつのまにか入れ換わってしまったのかもしれませんね。

部分的に‘多摩の流れ’が咲く部分が残っていれば、すぐに株分けや挿し芽で分離して育てれば徐々にではありますが殖えて復活してくれると思います。同じ場所に植えたいのならピンクの単色は勢いが良過ぎるので隣同士には出来ませんから掘り上げて余所に植えなおすと良いです。
もうすでに単色だけになっているならその株の‘多摩の流れ’としての復活は無理かもしれません。

こういう花色の入れ換わりを防ぐには、やはり開花時によく花を観察して品種と違うタイプの花を一輪でも見つければ出来る限り茎を根元から取り除く事です。シバザクラの様な小さく沢山咲く花ではとても面倒な作業ですが、珍しい花の改良品種ほど基本種が先祖がえりで出れば負けやすいのでこういう物を見つければ早いうちに取り除いておくことです。

ぷるるんしずくちゃん 2013/03/18(月) 13:23:23
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アドバイスありがとうございます。
昨年 しっかり 開花花を確認し、多摩のながれを買いました。
ピンクに白い覆輪斑の入る所が気に入って買ったのでピンク一色になってしまったのが残念です・・・
仕方ないですね。。


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