バラ接ぎ木失敗の原因
あ
【関東】
2013/03/15(金) 07:14:59
いつも教えていただいてありがとうございます。
今回もよろしくお願いいたします。
この冬初めてバラの接ぎ木をしました。
成功率は9本のうち5本。初めてとしては十分と思うのですが、練習と思ってしたものが成功し是非成功させたいものが失敗でした。
失敗した原因を知っておきたいのですが考えられることを教えていただきたくお願いいたします。
接ぎ木の状態
@台木は野イバラを挿し木で育成したもので太さ約5ミリ
A穂木は太さ3ミリから4ミリ程度
B手順は本を見ながら形成層を合わせることに注意しながら行いました。
Cテープはニューメデールを使用
D置き場所は居間で室温20度程度
E失敗したもののテープをほどいてみると芽がテープの下で腐っていました。 形成層はあっていたと思います(あっていたつもり)
F台木は根付いていました。
G成功したものは傾向として台木の太いものでした。
以上のような状況です。
よろしくお願いいたします。
あ
2013/03/15(金) 07:18:33
すみません名前が「あ」になってしまいましたが、いつもお世話になっています「あっちゃん」です。
タネツギ
【関東】
[URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/]
2013/03/15(金) 14:22:47
失敗の原因ではありませんが、台木が少し細すぎます。次に記しましたのようにすれば、直径は10mmを優に超えます。
http://homepage2.nifty.com/tane-tak/fmsg/graft/rosegrft.htm
揚げ接のようです。であると温度が不足かも。
(穂枝を冷蔵しておくとかして)動いていない穂芽を確保できれば、今回失敗した台木を再利用できます。
gardenfan
【近畿】
2013/03/15(金) 20:29:52
>@台木は野イバラを挿し木で育成したもので太さ約5ミリ
最低でも鉛筆程度の太さが欲しいです。
長さも20-25センチ程度が必要です。
>A穂木は太さ3ミリから4ミリ程度
品種によりますが、HTやFLではその太さでは枝や芽が充実していません。
それと切り継ぎよりも芽接ぎの方が活着後の成長も早いので、切り継ぎはウィーピングスタンダードの場合しかしていません。それ以外は芽接ぎの方が活着率も高くてお勧めです。
>B手順は本を見ながら形成層を合わせることに注意しながら行いました。
>Cテープはニューメデールを使用
ニユーメデールは5センチの長さで切ってから、長さ方向で三つ折りまたは四つ折りにして使うと強度も増して接着力が高くなります。
>D置き場所は居間で室温20度程度
その程度の高い温度でもなんとかなりますが、出来れば玄関などで夜温が10℃程度の環境の方が活着率は高いです。但し挿し木も接ぎ木も湿度管理が大事です。ビールカップにバーミキュライトを入れてそこに挿してから衣装ケースに入れて、ケースの下には少し水を貯めておく環境がベストです。ビールカップですから根の状態も見られますので、発根を確認してから芽接ぎしてそのまま衣装ケースで保管がベストです。
>E失敗したもののテープをほどいてみると芽がテープの下で腐っていました。 形成層はあっていたと思います(あっていたつもり)
>F台木は根付いていました。
台木が根付いているのを確認してから接ぎ木して下さい。
>G成功したものは傾向として台木の太いものでした。
接ぎ木の基本は、接ぎ木刃です。いかに綺麗な平滑な断面が切り取れるかです。ですから刃は使用前と後に丁寧に研磨することが大事です。
それとその後の保管環境、特に湿度とある程度の温度管理。
あっちゃん
【関東】
2013/03/16(土) 22:48:37
[[解決]]
タネツギさん、gardenfanさんありがとうございます。
たくさんのご指摘参考になりました。
特に今年は台木を丈夫で太く育てるようにしてみます。
そして、来シーズンが楽しみです。
十分なご説明なので解決とさせていただきます。
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