ベニバナトキワマンサクが枯れてきました・・・。

[園芸相談センター]の過去ログです

ギネスビール 【甲信越】 2013/02/20(水) 15:12:22
紅花トキワマンサクに寒肥を与えたら、葉が枯れてきてしまいました。
去年の3月に生垣として植え、すくすくと育ち、
この冬の寒さや雪が心配でしたが、
庭木屋さんお奨めの、寒さに強めの種のトキワマンサクで、
なんとか枯れずに元気にいました。
ところが2月の始めに寒肥をしたころから、葉が枯れてきてしまいました。
肥料焼けでしょうか?
肥料は鶏糞を与えましたが、生垣の場所が舗装道路沿いのため、
肥料を幹からあまり離すことがあまり出来ませんでしたので、それが原因でしょうか?
一気に元気がなくなって、とても可哀そうなことをしてしまったのかと心配しています。
今からでも助けられる方法はありますでしょうか?
もし何か対策などありましたら、教えて頂けますでしょうか?
よろしくお願い致します。

たちつ 【近畿】 2013/02/21(木) 00:04:06

トキワマンサクとは

>寒肥をしたころから、葉が枯れてきてしまいました。
>肥料は鶏糞を与えましたが
>肥料を幹からあまり離すことがあまり出来ませんでした
以上のことから、それが原因であることが、ほぼまちがいはないでしょうね。根焼け・肥料負け・肥料焼け

寒肥と元肥と育成肥料の意味が、いまひとつ理解されていない。
鶏糞施肥の功罪特性もいまひとつ、理解されていない。
肥料の施肥時期・量・場所位置の配慮も少ない。

鶏糞は、有機肥料だから、肥料効果もあり、障害が無い。化学肥料は危険という安易先入観。
これは、栽培者であるスレ主さん のみならず、多くの方もこれで、失敗しています。
社会環境が、社会環境ですから、仕方がないことです。

私は、あえて、肥料は与えるなと言い切っています。 腐葉土だけで、十分ですとも、常に言い切っています。
少なくとも、ひ弱であっても、生きている。多肥料は枯れる死ぬし、少なくとも色々な障害がでるし、その対応の仕方がわからないからです。

初心者の多くは、(私も毎日が初心者です) 肥料は安くて、量も多く、保管する場所も無いので、多く買って、狭い場所に沢山埋める傾向があります。
今の時節は、雪は降っても、雨量が少ない。・・・・大雪が降ったとしても、川の水は増えない。
バクテリアも発生しないので、分解もしない、揮発ガスも拡散しなくて、土の中に滞留する・・・・寒い
鶏糞は、家畜肥料の中でも、きつい部類です。根焼けしやすい。

鶏糞と言っても、その物理的性質や化学的性質・有効肥料成分も出荷時期・生産者別でもバラバラ。・・・風袋の表示は、出鱈目ではないにしても、信用できない。これが有機肥料の表示の欠陥。化学肥料の表示は、正確

そこで、ある程度の、使用経験で、各自その都度判断している。
含水率・ただ単なる乾燥鶏糞か・醗酵鶏糞か・改良鶏糞か・施肥時期でも、大きく異なる
真夏ならもっと早くマンサクの障害が発生していたでしょうね。

とりあえず、どのような量を施肥したのか解りませんが、できる限り取り除くことです。そして、無肥料の土とよく混ぜるとか、腐葉土と混ぜてよく耕すとか、水で、洗い流すしかない。・・・有害物質・ガスを薄める。・・・・根を傷めないないように

葉が落ちたと言っても、必ずしも、枯れるとは限らない。
そのまま、神頼みして、見守るのも一つの方法です。
真夏なら、脱水症状で、枯れている可能性もあるかも。

洗濯とは、汚れた物を揉み洗いし濯ぐことで、つまり、汚物を水に移し変え、徐々にきれい(汚れを薄めること)にしていくもの。
洗うことより、濯ぐことが重要です。
全自動洗濯機が、普及して、楽になったものの、手洗いのように常に観察していないので、(蓋を閉めていて観れない)すすぎがおろそかになっている。結果的に、汚染を取り除いているのか、洗剤で汚しているのか
良く判らなくなっている。 ためしに洗濯後のタオルを洗面器で濯いで観れば良く判る。・・・・綺麗であるはずという先入観。
これが赤ちゃんなら、皮膚かぶれしているかも知れない。
このようなもの。

根の先端には、赤ちゃん根が常に生え変わっているし、その寿命も短い。パンジースミレの産毛根状態。
その産毛根を製造しているのが、細根。
太い根は、中継ぎの水道管の役目と、株の倒壊や流失を防ぐ役目。
産毛根には、浸透膜があって、根の水分濃度と土の水分濃度の差で、栄養素を吸収している。土の濃度が高いと逆流して、脱水する。・・・物理

又化学的に、成分が濃いと皮膚ただれを起こす。

塩漬け塩もみで、野菜から水が湧きて出てくるようなもの。
何も塩でなくても、砂糖でも良いし、小麦粉でもよい。

我々でも、植物人間でない限り、寝ているときにメシは食べないし、食べれない。水も飲まない。 おネショやお漏らしはするかもしれない。

とこのように思います。


植木屋 園主 【九州】 [URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/] 2013/02/21(木) 22:42:53
こんちは〜♪
ベニバナトキワマンサクは普通冬場(極寒時)には古葉は枯れて落葉しやすい半落葉性を持ち合わせていますね!
地力のない土に植え込んでいる場合は特に顕著に出るようです
追い肥など補充したから地力は解決と云う事でもないみたいです

っと云う事でそのままもうチョット春先まで様子見られては如何でしょうか?
多分元気に芽吹いてくれると思いますが・・・?
今は冬場にも葉を降らない種類も出回っています。

ギネスビール 【甲信越】 2013/02/22(金) 14:56:35
[[解決]]
たちつさん、植木屋園主さん、ありがとうございます。


今年の冬は氷点下10度まで下がる日も何日かあり(長野県です)、積雪もそこそこあったので、
数時間置きに外へ出て枝に積もった雪をはらったり、心配しながら様子を見ていましたが、
元気な姿を維持してくれていてホッとしてました。
まさか自分が良かれと思って手をかけた、肥料を与えたことが、こうもトキワマンサクに悪影響を与えたとは・・。
寒肥に適してると言われた有機肥料の中から、
何も考え無しに鶏糞を選んでました。
たちつさんのおっしゃるとおり、有機肥料なら大丈夫という考えがありました。
肥料それぞれの性質などをしっかり確認することの必要性を思い知りました。

今日、鶏糞を取り除いてみました。
水で洗い流すのは、土が凍る恐れがあるためやめましたが、
しばらく様子を見守りたいと思います。
本当にありがとうございました。


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