寒水仙が咲かない
sos
【近畿】
2013/01/24(木) 12:12:53
淡路島産の寒水仙を数百本植えています。毎年正月前から開花し、春遅くまで満開に咲いてくれたのですが、この冬は蕾もほとんど無く、花さえ見られません、梅などはしっかりと蕾を付けています。
なぜ咲かないのか解りましたらお教え願います。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/01/24(木) 13:09:02
植え替えはいつなさいましたか?数年以上植えっぱなしだと球根が殖えすぎて過密に成り、一つ一つが太れないので花芽が出来なくなる事がよくあります。
もし植え替えしていなければ球根掘り上げ時期に一度掘り上げ分球できるものはわけて、球根が殖えていっても余裕がある株間で、ある程度の養分のある土(肥料などやり過ぎは良くないです)に植えつけます。次の年は咲かないかもしれませんが葉の茂る時期に肥培できていれば次の年に咲くと思います(花後の葉は枯れるまで切らない)。
以降は、少なくとも3〜4年に一度は球根を掘りあげ大きい球根を集めて植えると翌年見事な開花を楽しめます。球根は大きさによって開花出来るのに1〜2年かかり、小さい球根でも同じ大きさのを集めて植えておけば3年くらいで花が咲くと思います。
sos
2013/01/24(木) 13:51:14
ばんざいうさぎさま さっそく有り難うございます。
植え付けてもう40年以上経っています。
毎年よく咲きよく増えますので、少しずつ掘り上げて株間は空けています。
肥料はやせている所に少し与える程度でほとんど与えていないです。
公園の水仙も蕾も少なく、まだ咲いていません。
キム
【東海】
2013/01/25(金) 21:13:20
球根が小さいので咲かないのです。植え替えて太らせないと咲かないです。
たちつ
【近畿】
2013/01/25(金) 22:44:23
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日本水仙とは
サイト情報では、開花遅れと不作の年(品質が悪い・不ぞろい)のようです。
理由は、寒いと言うのが大方のいいわけです。
体感的には、今年の大阪ではそないに寒いとは思いませんが、水仙の生育上は、寒いらしい。
尤も関東・北陸では、大雪が降ったようですが。
千葉県の某産地では、切花水仙の出荷を取りやめたという 噂も流れています。
水仙郷の開花情報でも、2-3週間遅れているようです。
と言うことで、 単純に今年の水仙は、不作年と割り切ったほうが無難かも。
当方の水仙も、葉っぱ自身も短いように思う。当然花はない。
手入れなしの自然栽培。
水仙と言うものは、毎年簡単に咲くようですが、夏冬の気候・植え付け時期・生育期・開花期の地温・気温・大気湿度・風に結構敏感なように思う。・・・・夏の地温などは、植え替えなしの植えっぱなしと言う条件
球根の大きさ・形や土の質・肥沃性は別にして。
西洋水仙でも、敏感。と言うことで、今年は、西洋水仙に期待したいものです。
只のつぶやき 独り言程度内容ですが。
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sos
2013/01/26(土) 11:00:51
[[解決]]
今までも暑い夏、寒い冬は何度かありましたが、昨年は夏から急に冬の気候になったように思います。たちつ様のおっしゃるように敏感なのかも知れないです。昨年のマンジュシャゲもお彼岸を過ぎてから数週間遅れ開花しましたから。
いろいろとありがとうございました。
たちつ 解決済み
【近畿】
2013/01/26(土) 13:54:42
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解決済みですが
今 愛犬ヨークンの散歩ついでに、花壇と近所の日本水仙の開花状況を
観てきました。
数箇所で合計500球程度ですが、咲いていたのは数本で、蕾は30-50球根に1本程度。
それも、全く蕾すらない群落も多かった。
結論として、春うららかで暖かく風のない場所(東・南向きで、落葉樹の幹・石垣などで防風している) 陽だまりなどは、茎葉長く、花蕾もも長く咲いている。 群落を観察しても、水仙の株で防風して、陽だまりになっている場所では、陽だまり側左半分には、小さな蕾があり、風当たりのアル右半分には、全く蕾が付いていない。
中には、杭1本あるだけで、咲いているものもアル。
と言うことで、陽だまりの地温は高くなる。
マルチング1cm程度で、地温を高くして、防風(季節風)し 少なくとも、地表↑ 新芽付近 10cm程度は、無風状態の陽だまりを作ればよいかも。 できれば、将来の葉の長さ40cm程度。陽だまりを作くる。
と言うことで、水仙の名勝は、海水で寒波を和らげ、落葉低木があるかないかという、東・南向き斜面の海岸線に多いということも自然の理屈に合っていることになる。
斜面と言うものは、地表付近には、無風状態になりやすい。
堤防で、初春に昼寝していても、結構暖かいものです。
山の斜面の部分雲を見ても、遠くからは、山の地表まで雲がかかっているように見えても、その山に入れば、山中霧で見えないというものではなく樹上数倍の高さで、流れている。
お風呂でも、表面は熱くても、底は、冷たいとか このようなイメージ。
プランターは、植木鉢が外気に触れている分地温が低すぎる。地表は風がきついと言うことで、生育が遅い。
同じプランターでも、混み込みに集めているとか風上に、松とかの樹木があれば、松が防風し、陽だまり側1-2個には、蕾が確認された。
今の厳寒時期では、ほんの一寸の環境の違いでも、水仙にとっては、大きな違いになる。掛け算・倍々ゲーム・限界低減の世界ですから。・・・ミクロの世界の話。体感温度と計測温度の乖離の世界。
このように、感じました。
昨日も、水仙の球根の成長と地温及び気温・積算温度・の相関グラフを随分検索したものの、的確なグラフは、見つけられなかった。
防寒マルチも、球根に関しては、芽の出る前なら薄く粗く被せると良いですが、(土の一部と同化・順化する) 発芽してから厚く重いと新芽が這い出せなくて、土とマルチングの間で寝たまま成長し、葉が黄色くなって緑色になりにくい性質がある。これは好くない。
このような自然の仕組みを改めて、確認しました。
と言うことで、ビニールトンネルより、防風囲いが良いかも知れません。・・・トンネルは、手間隙・見通し・昼夜の寒暖差・結露や結露凍結の管理が面倒。
概ね北西側の風上に、地表50cm程度のビニール柵を設置すれば、随分と改善されよくなるかも知れませんね。・・・・陽だまりつくり。
と言っても、気象庁の長期予報や偏西風の蛇行・北極寒波の蛇行・黒潮の蛇行・赤道付近(太平洋・インド洋・カリブ海)の海水温の状況や火山の噴火・シベリアや豪州・カルフォルニアの森林火災をにらんでの話。
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SOS
【近畿】
2013/01/29(火) 11:03:59
たちつ様 いろいろと観察なされておられること感心いたしました。
我が家の庭は日の出から日没まで一日中太陽はよく当たり、気候も温暖な処なのですが、防風対策は施しておりません。
今までに寒い冬でも、水仙は満開で咲かなかった年はありません。
昨今の気候変動がこんな小さい植物にも影響を与えているとは、環境の大切さを実感させてくれます。 有り難うございました。
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