魚のアラ 液肥つくりで質問です。

[園芸相談センター]の過去ログです

momo 2012/05/03(木) 18:16:13
海外で魚のアラで液肥を作っている農家を訪問した時の話です。
魚市場でアラをもらってきて 麻袋に入れて 水の入ったタンクに入れて 液肥にして畑に潅水していると聞きました。
タンクのなかには麻袋が吊るしてあり、ブクブクとエアーポンプが作動していました。
水面には蚊が発生していましたが、特別に臭いはありませんでした。また、堆肥などは使わないで、この魚のアラの水だけで野菜を栽培していると話していました。貧弱ですが、ハウスの中にトマトやキュウリがなっていました。
びっくりしたのですが、魚のアラを水の中でブクブクしただけで、野菜が育つほどの液肥になるのでしょうか?
腐敗している感じはなかったので驚きました。外は汗ばむほど暑かったです。
特別な微生物菌も入れていないと行っていました。
黒砂糖で漬け込むようなものでもなかったです。
現地の昔からの知恵なのでしょうか?
このようなやり方を日本でも行なっている方はいるのでしょうか?
また、詳しい方がいれば、教えていただきたいです。
お願いします。

たちつ 【近畿】 2012/05/03(木) 18:50:13

乾燥魚肥とか乾燥家畜の餌や醗酵食品の醤油・魚油ならある。
生ゴミの原料として、堆肥に混ぜるとか

大体、魚のあらをわざわざと魚単体の醗酵堆肥にしても、採算が合わないし、原材料が集まらない。乾燥させ粉砕させたほうが、早くて楽。
たまに、海藻を集めて、堆肥にしている場合はある。

どこかで、研究はしているかも知れない。・・・・低開発国向けの技術として。 蟹・海老・貝殻・烏賊蛸のカスとか 概ね 人畜ペットの缶詰工場なら大量に出る。 日本なら、産業ゴミ・生ゴミか海に捨てて、魚の餌として始末する。

>ブクブクとエアーポンプが作動していました。
曝気処理と言って、バクテリアを入れなくても、その地域独特のバクテリアが住み込んでいるというのかも。魚の臓物に住み込んでいるとか。
長年に自然淘汰されたとか。
日本でも、汚水処理の曝気槽は、余り臭いはしないものも多い。
日本の場合には、塩とか専用のEM菌を入れますが。

このように想像します。


あ、ポロン 【近畿】 2012/05/06(日) 08:01:34
こんにちは。
「魚腸 木酢」で検索してみるといっぱい出てきますよ。
http://lib.ruralnet.or.jp/genno/yougo/001.html
http://www.tamagoya.ne.jp/agribiz/b/2008/09/50.php

肥料というか微生物資材として、みかん・りんご等の糖度を上げる目的で使っている農家さんが結構あるようですね。
木酢液というと、バラの無農薬栽培で有名になってしまって「農薬代わりに高濃度で葉っぱに撒く」イメージが強いようですが、原液の強酸性を利用して色々なものを溶かし込み、500倍程度で微生物資材や活性剤として葉面散布したり土に撒くといいようです。。
4・500倍程度水に薄めると、ほとんど中性になりますので、pHバランスを狂わせるということもないと思います。
(木酢の話題を出すと、農薬派・無農薬派の方がアレなんですが、私は、「上(枝葉))には農薬・下(土)には微生物」派です。何事も「ほどほどが大事」だと思ってます。)

momo 2012/05/06(日) 18:49:57
たちつさん、あ、ポロンさん アドバイスありがとうございます。

あ、ポロン 【近畿】 2012/05/07(月) 18:33:58
すみません、自己フォローさせて下さい。
正確には「果物の糖度を上げる」には、微生物というよりアミノ酸ですね。
微生物資材としても効果はあるのですが、誤解があるといけませんので。
失礼しました。


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