薔薇の剪定をしているのですが・・・
ラッキー・ラッコ
【北海道】
2012/04/13(金) 20:54:13
バラの剪定をしています。切り口を見ると、中心が
茶色くなっているので、どんどん切り下げていくと
色は薄いのですが、やはり少し色が変わっています。
この枝は、諦めて根元から切った方が良いでしょうか?
このままにしておくと、どんどん枯れ込んできますかね?
gardenfan
【近畿】
2012/04/14(土) 00:15:35
普通というか家で栽培しているバラの場合にはそういうことは無いのですが、山で採取したノイバラのシュートには中が茶色く変色したものがあります。
私も原因は判りませんが、正常ではないということで捨てています。
朋
【東海】
2012/04/14(土) 09:09:11
寒さで傷んだという可能性が高いです。今年は寒かったですからね。
品種によって耐寒性はかなり違いますので、寒さに弱い品種ですと酷い場合は枯れこんでしまいますが、そうでなくとも中心が茶色く変色してしまいやすいものもあります。特に、秋に出たシュートなどで充実していない枝に起きやすいです。
茶色く変色した枝は弱っているため接木を行なう際の接ぎ穂には向きませんが、苗の場合は多くの場合普通に芽が出るかと思います。もちろん枝枯れする可能性もありますので、芽が出ないあるいは調子が悪いのを確認してから切り捨てても良いかと思います。
ラッキー・ラッコ
【北海道】
2012/04/17(火) 20:08:27
ありがとうございます。朋様、gardenfan様。
そうですね。寒さで傷んだと思います。けっこうしっかり
囲ったのですが、あまり充実していなかったのだと思います。
生育期間が短いので、冬までどうやって充実した枝にできる
のか・・・。むずかしい感じです。
とりあえず、朋さんがおっしゃるように様子を見てみます。
ただ、2本の太いシュートなのですが、芽が2〜3個しか
残っていません。しっかりした芽が伸びてきますかね?
あまり深く切り過ぎると細い枝しか出ないと書いてある
本もあるのですが、本当でしょうか?
あと、キャンカーはこんな中から枯れ込んできたりしませんよね?
gardenfan
【近畿】
2012/04/18(水) 21:40:21
山でスタンダード用に立ち性のノイバラのシュートを採取するのは秋ですので、寒さに当たったから芯が茶色になったとは思えません。山の場合は30−50センチほど切り下げても茶色になっている場合が多いです。
薬剤散布もされていないので、病気なのか害虫の被害か判りませんが、バラは寒さには強いので、寒さに当たって芯が茶色くなるというご意見には疑問に思います。
自宅にあるバラでは、切り口の表面が茶色に変色した部分を切ると、中も変色していることがありますが、この場合はその下まで長く変色することはありません。
強剪定して細い枝しか出ないということはありません。シュートが出れば早めにピンチして太らすことが重要です。
ラッキー・ラッコ
【北海道】
2012/04/21(土) 05:49:18
ありがとうございます。
他の株にも見られました。やはり昨年伸びた若い枝です。
様子を見て調子が悪いようなら諦める事にします。
>シュートが出れば早めにピンチして太らすことが重要です。
早めにピンチするとは、何センチ位でしょうか?20センチ位
でしょうか?
質問の内容からは少しそれてしまいますが、このバラはイングリッシュ
のツルになるタイプなのですが、この調子だとツルバラとして使える
ようになるには、数年かかりそうな気がします。伸ばしても春には、
20〜30センチになってしまいます。
早くツルバラとして使いたいのですが、何か良い方法はありますか?
mocha
【関東】
2012/04/21(土) 09:50:39
北海道という土地柄、寒さゆえの症状があるのではないかと想像しながら読ませて頂きました。
つるバラに限らず、四季咲きのバラにおいては(一季咲きは別)、私はシュートが出ると花芽を持った瞬間に切り落とします。
本に寄ると約30センチ位等と書いてもありますが。
切った所からまたシュートが伸びて、自分がこの辺でと思う所まで伸ばす目的です。 花を咲かせると、そこで生長が止まるので、つるバラでも木立ちバラでも、長くシュートを伸ばしたいと思うとこういう方法を取ります。
私の庭では、今はもう殆どのバラがつぼみを上げていて、今年大苗で手に入れたバラが、明らかに株元からベーサルシュートと思われる太い枝を伸ばし花芽を持ちました。初めての品種で花も見たいけど、他のステムにつぼみも沢山あるので、もったいないと思いつつ切り落としたところ、既にそこから芽が伸びつつあり、シュートが更に伸びて行きそうです。普通一番花が終わった頃にシュートが伸びる事が多いかなと思います。
間違っているのかしら?
私もどなたかに教えて頂きたいです。
gardenfan
【近畿】
2012/04/22(日) 15:45:46
HT四季咲きの場合は、丁度今頃販売されている新苗を見て下さい。(北海道なら漸く大苗の販売が開始された頃かも。確か今頃の季節に雪印さんに行ったことがあります。以後は関西での話しです)多分2回ほどピンチされて丁芽が伸びだしていると思います。(温室育ちですのでその位早く伸びています)露地なら1番花が終わった頃に伸びるのが普通です。理想的には大苗の場合は10−15センチの所でピンチ出来るまで伸ばしてピンチして4段目位で夏花を1回楽しんでから夏剪定すると新苗でも十分秋に立派に花が咲いてくれます。
新苗で購入した2段目ピンチの先をそのまま伸ばしていくのが安全ですが、そうすると枝が太くなりません。私は新苗を購入した時に、接木部分の5センチほど上の部分でペンチピンチ(折り曲げ剪定と言います)してベーサルが出てくるのを待ちます。ハウス栽培のバラはほとんどこのような仕立て方をされています。
新苗のベーサルは12センチほど伸びたときに7−8センチ程度にピンチしています。新苗は特に早めにピンチする方が良いようです。
そしてこのベーサルの2−3段目ピンチの時に、元々ついていた枝は削除しています。(場所さえあればも光合成用として残す方が良いですがその頃には2鉢分のスペースが必要となっています)
デルバールヤオースチンのようなシュラブは極端な場合には、剪定して残した芽と同時にベーサルが沢山伸びる場合がありますが、この場合はベーサルの芽欠きも必要になります。ベーサルも2本ほどに。
シュラブの場合は、ピンチせずにシュートの伸び方を観察して下さい。ツル性ならそのままシュートを伸ばしてくれますし(そのまま真上に誘引する)、四季咲きなら蕾を付けますのでそのまま花を楽しんでも、ピンチして枝を太らせても構いません。1回のピンチで3週間ほど開花を遅らせることが出来ます。
ほとんどのバラを強剪定されている大阪中の島バラ園ですが、一部のオースチンは中剪定されていますが、その理由が判りません。これからの咲き方を楽しみにしています。
地元のバラ園には、バラ栽培の手本となる情報が溢れています。
mocha様
>普通一番花が終わった頃にシュートが伸びる事が多いかなと思います。
クラウン部分からベーサルシュートが出る理由は、クラウン部分に養分が集まった結果です。枝を剪定した場合にもそのショックで養分が下に還流します。鉢毎横に倒しても養分は還流しますし、植物ホルモンをクラウンに塗布してホルモン濃度を上げれば、養分が還流します。
1番花が終わった頃に、窒素分の多い固形ぼかし肥料を与えるとシュートが出やすいのも、根からの吸収と枝からの還流で養分がクラウンに集中するからと言われています。
mocha
【関東】
2012/04/24(火) 15:06:59
便乗して済みません。
gardennfanさんのアドバイス、大変勉強になっています。
毎年投入する馬糞堆肥やらで、若干株元が沈みがちになった薔薇も、
心配無くなりました。株元が高くむき出しの薔薇も、ちょっと覆ってみたり。
ピンチの方法も試して見ます。
ラッキー・ラッコ
【北海道】
2012/04/26(木) 20:07:59
ありがとうございます。
新苗はそのようにピンチするのですか?昨年から新苗を増やして
います。シュートは一本か二本しか出ませんでした。売られている
大苗のように3、4本枝がある苗にはできませんでした。どうしたら
あんなに枝が出るのかな?と思っていました。
でも、出た枝はクレヨンより太く充実した良い枝になっています。
枝数は少ないのですが、良い枝に育つような気がするので、今年も
新苗を中心に買っています。
折り曲げピンチもやった事がありますが、新苗にいきなりですか・・・
ちょっと怖いですね。プロフェッショナルな方では常識なのでしょうか?
ベーサルが出ずに、すぐ下から芽が伸びだしたりしないのでしょうか?
折り曲げを失敗して折り曲げた上の部分が枯れてしまった場合、株が枯れ死することはありませんか?
最初の質問から話が逸れてしまって大変申し訳ございません。
gardenfan
【近畿】
2012/04/28(土) 17:15:21
プロというかハウス栽培の切りバラ業者さんは、苗は接ぎ挿し苗で購入されますが、(オドラータ台に接いだものをロックウール培地に挿した苗)
2−3回ほど普通のピンチをしてから、折り曲げ剪定で水平に曲げられます。そこかに出てきたシュートも同様のピンチを繰り返してまた折り曲げ剪定して、3本ほどのシュートを栄養補給用の枝として確保してから、その後で伸びた枝を採花用の枝として確保されるのが一般的です。
でもこのようにすると曲げた枝の部分の土地が余分に必要になりますので、鉢植えのバラではちょっと困難ですので、新苗の最初の枝はベーサルシュートが3段目になれば削除しています。
バラの講習会では、新苗については折り曲げを薦めていますが、最初は驚かれますが、シュートが出てきてピンチすることによって太い秋用の枝になることが理解されるとペンチピンチが当たり前と理解していただけます。
それと曲げる下に1芽だけは残しておくのが原則です。その芽が伸びた場合はベーサルではなくてサイドシュートになるかと思いますが、それでも十分ベーサルと同様の枝に成長します。それにプラスで接木部分にプチッと芽が出てくれば儲け物です。
北海道ですので、最寄のハウス栽培業者に見に行くというのも無理でしょうが、観光を兼ねて産地の業者に見学させてもらうという楽しみもあります。
慣れない内は、折り曲げる部分をテープで巻いてから、ペンチで捻るようにしながら曲げると曲げた先が枯れることもほとんどありません。
ラッキー・ラッコ
2012/04/29(日) 19:50:23
[[解決]]
いろいろと教えていただき、ありがとうございます。
今年はシュートが伸びてきたら、しっか充実した枝になる
ように頑張ります。
新苗も、届いた苗を見てから考えます(笑)
でも、一度は試してみたいですよね。
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