アイスバーグの根!?

[園芸相談センター]の過去ログです

りこ 【関東】 2012/03/24(土) 00:35:39
いつもお世話になっております。

我が家のアイスバーグを絡ませているアーチ下は土の上にステップストーンを置いているだけになっていまして毎年雑草との戦いでしたので、昨日思い立って土を取り除いて防草シートを貼りカラーストーンをしこうかと作業を始めたところ、表土から6、7cmの深さに太い根が横に張った状態で何本も出てきました。 太く長いごぼうのような根で細かい根はあまり出ていません。 それもごぼうの太さからそれより細めの太さまで様々で全て地表近くを這うように伸ばしています。 色は赤っぽかったです。 

アイスバーグの奥すぐにはコニファー(種類は分かりません)があり どちらの根なのか判断つきかねてます。
バラの根はそんなに浅いところでも伸びるのでしょうか?
それともコニファーの根?

アイスバーグは5年目、コニファーは6年目です。 バラは毎年たくさんの花をつけてくれて今まで特に問題はありませんでした。  
とても気になったので どなたかご存知の方教えて下さい。
宜しくお願いいたします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/03/24(土) 13:35:34
アイスバーグは購入したものですか?接ぎ木苗ではなかったのでしょうか?もし、その根がバラの株の物だとしても接ぎ木苗の台木であるノバラや古い品種のバラの方の根であると思います。

でも、特徴からするとコニファーの方の根では無いかと感じます。コニファーをはじめとする針葉樹の多くの根部分は浅い所を選んで張りますから。あまり深くは潜らず、張る根もあまり太くなくそれゆえ広葉樹と比べ安定性が良くないのでどんなに大きな木でも台風直撃などの強風で根っこごと抜けて倒れたりすることがありえます。

コニファーなど針葉樹の中にはアレロパシー効果のある物もあるので根や葉が飛散させる物質が他の植物の生育に影響する恐れはゼロでは無いかもしれません。アレロパシーのあるコニファーとバラとの相性はどうか私には解りませんが、野生のバラと松の混在というのはあまり聞きませんのでバラの種類によっては将来影響が出てくる事があるかもしれません。

バラが年々弱ってくるようならバラを植える場所を移動させるか、コニファーは切り倒し可能なら根も取り除いておく方が良いです。両方惜しいのなら、念のために今のうちからコニファーはまだ若くて移植が容易なうちに抜いて移動しておくのが良いでしょうね。

りこ 【関東】 2012/03/24(土) 14:44:11
ばんざいうさぎ様

お答えいただき有り難うございました。
アイスバーグは大苗で購入したものです。 おそらく接ぎ木苗だったと記憶しています。

バラとその他の植物の根の相性があるとは初めて聞きました。(本当にド素人の手探りガーデナーでまだまだ勉強不足です) これは 対象が樹木の場合のみの話でしょうか、それとも草花でも同様の相性があるのでしょうか?  いままでそんなこと全く知らず好きなように植えていました。

アイスバーグも今のところ毎年立派なシュートを何本も出してくれて 毎年大胆に剪定し 枝を新しいものに更新しており、 大きく育っています。 コニファーも何度か剪定をしましたが現在2m50cmほどありとても大きいので移動させるのは厳しいです。

このまま 様子をみて バラが駄目になったらそのときは抜かないといけないかな。。。と思います。 今の大きさでは我が家の庭では移植先がありません。。。都会での限られたスペースしかないので。。。また、コニファーを切り倒すのも景観上難しいです。

しかし大変勉強になりました。 有り難うございました。

ぐらん 2012/03/24(土) 14:54:18
>太く長いごぼうのような根で細かい根はあまり出ていません

コニファーですね。コニファーは細根が出ないので移植は難しいです。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2012/03/25(日) 17:29:36
「根同士の相性」では有りません。相性という言葉を使わない方が解り易かったですね「根や葉が放出する成分に相手が影響されるか」ですね。あと、コニファーだと葉の方からもアレロパシー成分が放出されるので、木の大きさによっては地面で根が出会って無くても傍にある植物にも影響がある事も。
セイタカアワダチソウ(外来種)など、野に生える多年草でアレロパシー成分を出す物はありますが、園芸栽培種で具体的にどの花が出す、と言うのは、私は知りません。でもアレロパシー成分のある植物だと傍に何も生えないので、いろんな種類を混植させる園芸種の草花では基本気にしなくて良いと思います。ただ、植物によっては勢いが良過ぎて傍らに植えた草花を駆逐してしまうというのは結構ありますね。多年草や園芸品種ではないあまり改良の進んでいない物に多く、うちでは過去にブラックベリーが、現在はスズラン、外国種の宿根性のスミレ、ソープワート、ミント、ベルガモット(モナルダ)あたりがそうです。この傍にあって消えた植物はいろいろありました。

それと、好む土質や環境が違うのに、ちゃんと考えて植えないばかりにどれかが弱ってきて満足な花が咲かないと言うのもあります。土だとpHの好みが違う物。水はけを好む物・水持ちを好む物。乾燥を好む物・湿り気を好む物。多くの肥料を好む物・嫌う物。肥料の特定の成分が多すぎると上手に育てられない物など・・・。近くに植えたり寄せ植えする時は、それぞれの植物が好むものを調べ似た環境を好むものを選んで条件を整えてから植えたいところですね。草花栽培の土からの基本の本を一冊お買いになって手元に置いて読んでいくのをお勧めします。

りこ 【関東】 2012/03/28(水) 21:51:50
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ばんざいうさぎ様

詳しくご説明いただき有り難うございました。
お礼が遅くなりすみませんでした。

それぞれの植物単体の特性のみならず その環境の勉強も植物を育てていくうえで
必要なんですね。 大変勉強になりました。 ありがとうございました。

りこ 【関東】 2012/03/28(水) 21:53:25
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ぐらん様

ご回答有り難うございました。
今のところ何もいじらず様子を見ることにいたします。

gardenfan 【近畿】 2012/03/28(水) 22:07:22
解決済みですが、

バラの地植えを掘り返してみると、細い白根はほとんど無くて牛蒡根のようなのが水平に伸びているのが多いです。
ですから、りこ様の書かれている内容では、バラの根かコニファーの根かを判断は出来ないと思います。
根っこを10センチほど切り取って挿し木にして出てくる葉を見れば正体がわかると思います。

りこ 【関東】 2012/03/30(金) 19:59:04
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gardenfanさま

書き込み有り難うございます。

試してみます。有り難うございました。


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