ベランダのお花に虫がついた

[園芸相談センター]の過去ログです

ぐっち 2011/04/26(火) 12:34:51
教えて下さい。
ベランダにおいていたビオラにたくさんの小さい虫がつき中には羽がついてて飛ぶ虫もあり、あまりにひどかったので全部捨てたのですが、他のプランターにもうつっていました。薬をつけたのですが、捨てたほうがいいでしょうか?新しく買ったものにもうつりそうで購入するの迷ってます。いつも虫がつくのですが、原因はなにか?と悩んでいます。
これからお花をたくさん植えようと思ってたのに残念です。
どなたかいいアドバイスよろしくお願いします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2011/04/26(火) 19:54:48
虫の種類が解らないのに、ただある薬剤を使っても効かない事が多いですよ。薬剤には対象植物(使って良い植物)と対象病害虫があって、それによって使う濃度や回数などが違います。これらが一致しないと効果的には効かないのです。まずは「植物 病害虫」と検索してヒットしたサイトの画像で害虫を特定し、その害虫に効く薬剤を使う事が大事ですよ

ビニールや不織布で囲う以外に病害虫が飛んでくること自体は防ぎようがありません。ただ、害虫に負けない植物を育てることです。その方法は病害虫が付く前に防除するか、環境を整えて丈夫に育てる事です
防除で割合簡単なのは食用以外の目的ならニームケーキを土に混ぜること。これは植物の中にニームの成分を蓄積させて害虫が植物の汁を吸ったり葉を食べると拒食症にして餓死させるものです。ニームオイルの方が入手しやすいですが、オイルの方は薄めた液を数日毎に何度も散布しないと効き目が弱いのでお勧めできません

丈夫な植物を育てるには育てたい植物の好む環境に置き場所を整える事です。それが難しいなら置き場所と似た環境を好む植物を選ぶことです。植物に寄って日当たりや温度、乾燥や湿度など好みは違います。それに合わない場所で育てると病害虫に罹り易いです
あとは、植物が好む土質に合わせているかです。水はけの良い土を好むもの、水持ちの良い有機物の多い土を好むものなどあり、そうなると鉢の材質でさえ好みがあるので、水はけを好むなら素焼き鉢やテラコッタ、水持ちならプラスチック鉢と使い分けましょう
あと、ベランダでやりがちな事ですが鉢をコンクリート床に直接置いていませんか?置くとコンクリートの熱が土に伝わり植物の根が傷み植物自体が弱りがちで、そこに病害虫が付け込み酷く成る事もあります

詳しい環境や土質、ベランダのある方向などの情報が書かれていないので具体的なアドバイスは出来ませんが、まずは病害虫を特定する事が大切です。あと栽培環境を改善する必要がありそうですから、植物栽培の基礎が書かれている本を図書館などでご覧に成ると解決方法のヒントに成る事が書いてあるかもしれませんよ

ぐっち 2011/04/27(水) 00:03:41
ばんざいうさぎ様、さっそくのコメントありがとうございました。
とても勉強になりました。
お花はやはり生き物ですね。わかってはいたものの、やはり簡単に安易に考えて買ってきて植えてました。
お花をもっと勉強してから育てないとダメですね。
そういえば、ビオラは暑くて弱ってました。
寒冷地から関東地方の暖かいところに引っ越してきたので環境がかわりすぎて弱っているところにつけこまれたんですね。

さっそく図書館で本借りてきます。
ありがとうございました。

neko 【関東】 2011/04/27(水) 23:53:36
うちのビオラもアブラムシと飛ぶ虫?にやられました。
4ヶ所、植えているのですがベランダの植木鉢だけでした。
ちなみに地植えにはハモンヨトウが発生してました。
ばんざいうさぎさんの言う通り、置き場所って大切ですね。
ちなみに私はアブラムシ退治と肥料の合体した薬剤を置き、
水やりの際にアブラムシにかかるように水をかけていたら
いなくなりました。

えだまめ 2011/04/30(土) 20:33:07
こんにちは

回答が遅くなってしまったのと、上記にすでにとても参考になる回答があるので、もう必要ないかも…ですが、私もベランダ栽培をしていて、よく同じ悩みをみかけるので、回答します。

ベランダ栽培は、どうしても、乾燥しがち・気温が高くなりがち、梅雨時は逆に蒸れがちな点があります。

そのため、アブラムシや、ご質問にあった、翅がついた虫(おそらく、コナジラミかと…。白くて小さく、ゆすると大量にふわっと飛んで出てきたりする場合はこいつの可能性が大きいです。アブラムシも親虫は翅がついていて飛べます。)

コナジラミ対策には、シルバーマルチで飛来を忌避する、黄色の粘着テープで誘殺する、コナジラミ用の薬剤で殺虫するなどがあります。(ホームセンターに行くと、売ってます。防除には粒状タイプを、飛来してからはスプレータイプがおすすめ)

パンジー・ビオラはちょうど今が最盛期で、ゴールデンウィーク明けくらいから、初夏から秋にかけて咲く草花への植え替え適期なので、種だけとったら、捨ててしまって、次の植物を楽しむのがベストかな?と思います。

そうすると、夏に最盛期を迎える植物が一番よく育つ適期に植え替えできるのでいいかもしれないです。

それと、ばんざいうさぎさんのおっしゃるように、生育環境にあわせた
育て方(環境の整え方)が重要かなと思います。

虫対策+地温を上げすぎないために、じか置きは避けて、プランターの下に空気が通る道ができるように、すのこやレンガを敷いたり、ワラやミズゴケ、場合によっては化粧砂として細かい粒状のハイドロボールなどを地面の上に敷くと地温を調節したり、乾燥しすぎ・逆に蒸れすぎ、また土に直接葉っぱが触れないので清潔感を保てるなどのため、結果的に病害虫が減り、生育がよくなり、夏場も冬場も乗り切りやすくなります。

また、nekoさんもおっしゃっていますが、薬剤散布には、最近は固形タイプで、薬剤と肥料がいっしょになったタイプもあるので、それも手軽で、手も汚れないので、おススメです。
その場合も、発生する前に撒くのが一番です。

ベランダはどうしてもそうした悩みもあるけれど、小さくてもプライベートな空間と直接つながった庭という魅力があっていいですよね。


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