種まきの時期について

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆう 【近畿】 2010/12/24(金) 21:12:29
先日、種を買ってきました。
ゴデチア
かすみ草
ガイラルディア
ヤグルマギク
カンパニュラ
スイートピー
以上の種(切り花品種)なのですが、
これから播種しても大丈夫でしょうか?
播種後は簡易ガラス温室にて加温、育苗しようと考えています。
またいつごろに定植したらいいでしょうか。
兵庫県三田地方で花壇で栽培しようと思っています。
よろしくお願いします。

タネツギ 【関東】 [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/12/25(土) 10:36:34
>これから播種…簡易ガラス温室にて加温、育苗
 秋播き1年草をそうした経験がありませんが。1日も早く播いて根を育てたいです。
>いつごろに定植
 3〜3.5号ポットに根が回り始めた時期で、そのころには、寒さも緩んでいるでしょう。
 ガイラルディアは、次のように異なる系統の総称なので、絵袋の説明が秋播き1年草のと同様か確認してください。
http://garden-vision.net/flower/kagyo/gaillardia.html

ゆう 【近畿】 2010/12/27(月) 20:34:16
タネツギさんアドバイスありがとうございました。
1つ大事なことに気付いたのですが、
秋まきの種は、秋に播種してこそ、開花時の
開花条件を満たし、開花するのであって
今から加温、育苗してしますと日長は大丈夫として
低温の条件は満たすことはできないので開花しないのでしょうか。
またその苗を寒さの緩む頃の低温に合わせれば
開花するのでしょうか?

タネツギ [URL:http://homepage2.nifty.com/tane-tak/] 2010/12/28(火) 10:41:10
>低温の条件は満たすことはできないので開花しないのでしょうか。
 あっ!その問題があったか?!・・・
と思いましたが大丈夫です。
今から温室内で播くのは、寒冷地で春に露地播きするのと、開花までの条件は同様でしょう。夏がすぐ来て短期で終わってしまう点が、寒冷地に及ばないだけで。
次で絵袋をクリックすると、まきどき寒冷地として、いずれも春が載っています。
http://shop.engeinavi.com/category/c-20.html
ご入手が絵袋なら、それにも載っているはずです。
草本は、開花に寒気経験を要しないようです。
平暖地秋播き草本は、寒地ではすべて春播きでOKと思いますが、
ばんざいうさぎさん、いかがでしょうか。
経験のないことで、違うかもしれません。しかし、特段の否定意見がなければ、お試しになるのが一番と思います。

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2010/12/28(火) 16:14:41
秋蒔きが適しているといわれる一年草の種を春に蒔いても開花しますよ。ただし、すぐに暖かくなるので株が大きくなる前に開花結実するのが欠点です。

当地では今種を蒔いても冬の日照が見込めないので2月頃に蒔くと思いますが、私が近畿の太平洋側に住んでいるなら種の半数ほどを今すぐ蒔いて、春までにがっしりと根の張った株に育ててみたいと思うでしょう。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/12/28(火) 19:13:35
えーっと・・・。急にタネツギさんから私の名前が出てきましたが、ご指名いただいたと考えて良かったでしょうか?

>タネツギさん
北海道だと基本的に秋蒔きでは発芽から寒くなるまでが短すぎ苗が幼いので寒さで枯れるものが多く、ご存じのように基本的に春蒔きになります。それでも例外のものもありビオラなら春蒔きでも北国なら梅雨時どころか夏越しも可能なので酷暑で無い限りは充分楽しめます。基本的に北国での一年草栽培は夏から秋にかけて咲くものなら可能ですが、一年草の場合は生育期間が短く開花期の短いものだと花を楽しむ期間が短すぎるのが悩み。また、今年オカノリの苗は育成中に低温に当ててはいけない事を知らずに、屋外だけで育苗し全部の苗が10センチ内外で花が咲いてしまいました・・・。こういう性質の植物は他にもいくつもあるはずで、元々個人的に花壇花の多い一年草は華やか過ぎで好みではないこともあって以前からくらべると育てる機会はぐんと少なくなりました。
ただ特殊な例があります。これは秋蒔きの範疇にはいるでしょうか?種子がこぼれて土の中で休眠し、冬の寒さを越してから早春発芽するというのも結構あり、ペチュニアやスィートアリッサムやロベリアあたりはなどは春蒔きで育てるよりも早く生育してくれるので種子をわざとこぼしておき春に芽生えたら必要な分だけポットに植え替えて育てたりと、植物によっては晩春からしばらく花を楽しめるものもあります。クリスマスローズも毎年株元から沢山芽がでます
スミレ類はすべて採ったらすぐにこぼしておきます。頂き物のスミレ種子だと乾燥し休眠しているので手っ取り早くジベレリン処理で休眠打破させて発芽させる事もありますが、この方法は何故かニオイスミレ類には効かないので、それ以外のスミレの種類に施します
ただ、このこぼれ種子の発芽というのは植物や地域に寄って違うでしょうから数年経験してみないと自分の地域ではこの種類は可能というのは把握できないかと思います。

問題は宿根草です。宿根草の中でもオダマキは秋蒔きしてしまうと春蒔きの株よりも一年遅れて花が咲くと記憶しています(ちがっていたらすみません・・・)。もしかするとこれは花芽分化時期に有る程度育っていないと必要な刺激が得られない(条件が揃わない)からでは?と考えてます。本来なら実験したいところですが、北海道では何分秋蒔きができないものですから・・・

>ゆうさん
種子は寒さに当たれば発芽しやすい、花が咲きやすいかどうかは植物それぞれで違うので植物ごとに発芽条件、開花条件はあらかじめ調べておくのが良いかと思います。
注意する事は今から蒔くには植物の発芽には適温範囲があって低い温度で発芽するものと高温でないと発芽しないものがありますし光が当たらないと発芽しないもの、真っ暗でなければ発芽しないものなどもあって、皆全部が同環境で発芽出来るわけではないので気を付けて下さい。また、室内管理だと湿度管理が難しくカビが生えやすかったりハダニが付きやすいのも注意して下さい
宿根草は大抵次の年かその次の年に花を咲かせ、蒔いた年にすぐ咲かせるものは少ないですね。今時期に蒔いて寒さに当たらずに育っても来春に株を屋外に置いておけば早ければ花が咲くかもしれませんが基本は開花は来年以降と思って下さい。カンパニュラは二年草のと多年草のとあるのでどちらかなのか確認しておくのが良いでしょう


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