地植え
ハヤサチ
2010/11/05(金) 11:25:31
地植えバラの移植について
止む得ない事情がありまして、つるバラを移植しなければならないことになりました。
住居は南関東です。過去の皆様方のご助言によれば、@移植時期は休眠期の12月中旬から1月中旬くらいとすべし、A根は出来るだけ大きく掘り上げて、根を切断しないよう留意のこと。特に直根の掘り出しには注意が必要、B掘り上げるとどうしても根を切ることは避けられないので、根の状態に見合って地上部の方も短く剪定すること、等かと理解しております。この中で、Bの「掘り上げた根と地上部のバランスを考えて地上部を短く剪定せよ」とのことですが、具体的なイメージがよく分かりません。根の切断状態をどう表現すればよいのかという問題もあり、現物を見ないで一般論的な話をするのは無理かとも思われますが、概略で結構ですのでどのくらいの高さでつるを切ればよいのかをご教示頂ければ幸いです。簡単に言えば、「掘り上げた根を真直ぐに伸ばした時の長さと、残す地上部のつる長さがほぼ等しくなる」ように剪定すると理解してよろしいでしょうか?
現在植栽してあるつるバラは、大雑把に分類しますと、大苗を地植えにしてから1〜3年経過したもの、5〜6年経過したもの、30年以上経過したものです。いずれのつるバラもつるの高さは3〜5mと成長し、太いつるの幹は直径2〜3cmとなっています。3年以上経ったものは枝が沢山分岐し、繁茂状態です。
その他に注意点がありましたら、合わせてお教え頂きたく。
R・ひろき
【関東】
2010/11/08(月) 17:08:49
こんにちは。
地上部と根のバランスですが、若い株なら大苗のイメージよりやや大きめ、古い株なら無理のない位置で切っています。
古い株は下の方で切ると芽吹きにくいことがありますから、1.5m以上の位置で切るようになるかもしれません。
枝を切り詰めて葉をむしる理由は、根の力の範囲で根づくまで生き延びるためでもありますが、新しい根を張る間になるべく株が動かないようにするためでもあります。
2メートル以上の枝ですとなかなか固定も難しく、根づくまでの間に株がゆれてしまいます。常時風などでゆれればゆれるほど根づきにくくなりますから、短めにしてしっかり固定します。
水やりは関東南部でしたら、12〜2月くらいはかなり乾燥すると思いますので、二週間〜三週間に一度は大量に潅水してみてください。(雨の無い場合)一度に多く水やりして、回数は少なめに。
ゆれないために、支柱は太いものを斜めにしっかり挿しこんでください。複数挿して固定するような感じで。背景になにか構造物があるときは、長めになった枝などは固定してください。
1〜3年の株は、移植の時に根を乾かさないようにすればたぶん大丈夫だと思います。
5〜6年の株も、なんとかいけると思います。
30年以上のものは、新しい根が出てくるまで気をつけてください。年数がたつほど掘るのも移植するのも難しくなってきます。おそらく枝が一番長く残ってしまうと思います。下の方の枝では切りようがないかもしれません。なるべく細い根も残してみてください。多少もとの土がついていてもいいと思います。根づかせるのを最優先にして、根は洗わないように。もし私でしたら、30年ものだけでも、新しい場所に、適宜赤玉土小粒を踏んでから投入します。
ハヤサチ
2010/11/08(月) 17:30:02
R・ひろき様
詳しいご説明、誠にありがとうございます。よく理解できました。ご教示頂きましたことに十分留意しまして、この年末に移植に挑戦してみます。
ご回示、御礼申し上げます。
ハヤサチ
2010/11/11(木) 20:15:25
[[解決]]
R・ひろき様、ご教示ありがとうございました。
「解決済み」の処理を失念しておりました。
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