ひめりんごの木の枝打ち
座敷わらし
【近畿】
2010/09/13(月) 20:59:13
庭にひめりんご(10年物)を植えていますが、大きくなりすぎたのでコンパクトに枝を落としたいと思います。幹の太さは直径8cmくらいで樹高は4mくらいです。
時期はいつがいいでしょうか?
また、下の主幹から新しい枝を出させる方法がありましたら教えてください。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2010/09/13(月) 23:30:01
果物のリンゴに準じた管理で良いはずですので大きな枝の切り詰めは冬の1〜2月に成ります。時期が違う剪定は切り口から病気が入って腐れたり、枝が勢いが強く育ち樹形が乱れることもあるので時期は休眠している時期に限ります。北国では切り口は切りっぱなしですが、近畿なら念のため直径3センチ以上の太さの枝うち後の切り口は全部癒合剤を塗って塞ぎ保護しておくと良いでしょう。ただ、太い枝から切ってしまうと次の春に咲くはずの花芽を切ってしまう事になるので2〜3年は花と実がかなり少なくなると思います
今まで一度も剪定は行っていなかったのでしょうか?樹木の枝は太めの枝を切る分だけダメージも大きくなってしまうので、あまり大きくしたくない場合には植えて2〜3年後から毎年の小枝の剪定をはじめ、大きさを抑えたほうがダメージが無く樹形も整いやすいです
毎年冬の細い枝の剪定時、リンゴなどのマルス属は切る場所を間違えると花が咲かなくなりますので、枝のハサミを入れるべき箇所が図解で載っている果樹の本か、リンゴ栽培の本をお手元に置いてそれを参考に年間管理すると間違いがありませんよ
太い枝の途中からよく新たな芽が吹いたりはしますが、太い枝が幹から伸びている下の方の幹に、人為的に芽吹かせる方法は基本的に無いと考えたほうが良いです。全く出ないわけではないのですがちょうど良い場所から生える保証はありませんし枝の伸びる方向は決まっていないので将来の樹形は乱れやすくなります。それよりも今ある太い枝を良く見て途中で太い枝に直接芽吹いているのを見つけ、気長にそれを育てながら従来の枝を切って交代させた方が年数はかかりますが無理がありません
元々リンゴはかなりの高くなる木なのを、矮性台木に接いで大きさを制限しています。お庭のヒメリンゴは接ぎ木苗でしたか?苗木の時天芽(苗木の幹の一番てっぺんの生長点)は人の胸のあたりの高さで切り詰めてありましたか?もし台木が使われていなかったり種子から育てたものなどならこれからももっともっと大きく育ちますし、台木に接がれていても天芽が切られていなかったものならこれからでもちゃんと切って癒合剤を塗って置かないとまだまだ上に育つことが可能です。一番上の枝が斜めか横に向いていずまっすぐ上に伸びているのなら切っていないかもしれません
園芸相談掲示板@園芸相談センター