どくだみ、すぎなとやぶがらしの退治

[園芸相談センター]の過去ログです

ろず 【近畿】 2010/06/01(火) 22:05:46
どくだみもすぎなもやぶがらしも、地上に出ている葉をむしり取っても茎が千切れてしまって、根っこがとれません。年々範囲が広がってしまって困っています。スコップで掘って見えるものは取り除いているのですが、とてもとりきれるものではありません。どうすればよいのでしょうか。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2010/06/02(水) 13:13:32
駆除の後に、ハーブや野菜など植える予定がなければラウンドアップが向きます。グリホサート系の除草剤で、葉に薬剤が付くと成分が根に移行し反応して根ごと枯らしてしまうものです。根が枯れればすぐに別の植物も植えられますし、散布後葉以外に付いた薬剤は無毒化してしまうと言われています
効き目が強く散布後の雨降りにも強いマックスロードラウンドアップが向くと思います。規定の濃度で散布すると2週間くらいで根こそぎ枯れますし、しぶといものは数回撒けば枯れます

除草剤なので使用時には事前に説明文をよく読んで、念のために皮膚に付かない服装で、マスクなどを使用してお使い下さい。散布器具が無くてもジョウロでも使えますが使用後はよくお洗い下さい

あと、土のpHなどによっては一度退治しても休眠していた種子や胞子から生えてくることがあるので、何か植える前に中性に替えて置くとよいですよ。今回は土が酸性に傾いている様なので石灰を撒いて混ぜて置くと発生しづらくなります。反対に雑草にハコベなどが多いならアルカリが強すぎるので酸性の無調整ピートモスなどを混ぜると良いです

その後何か植えるなら、念のために食べる事はしない観賞用の植物を植えましょう。一応毒性はないと謳われているラウンドアップですが元々は遺伝子操作された野菜用に開発されたもので(遺伝子操作された植物はラウンドアップをかけられても枯れない)人に害のある成分が含まれているという説もありますので・・・

その後好みで半日陰や湿り気味の土を好む植物を植えても良いですが(蒸れないのが条件)、特別植える予定はないならグラウンドカバー植物を植えて置くと言う手もあります。これらを植えて置くとその種以外の草が生えにくく、後に何か植える時にも根が浅いので剥がすのも楽と言う利点があります
お勧めなのは、クリーピング系のタイム(這うタイムはほとんどが観賞用で立ち性のタイムの様には食べないが、葉が香ったり斑入りで綺麗、小さな花も可愛い)土地が合えばよく広がり殖えます。最近よく見かけるティントネーロなどの観賞用のクローバーも、葉の模様が豊富で綺麗で根に根粒菌がいるので地中に窒素を貯めてくれます。何か植える時は剥がさずに土に良く漉き込むと良いです。グレコマの斑入り品種(カキドオシという植物の観賞用。よく殖え葉の模様と花が綺麗)背が低く殖えやすいニオイスミレやビオラ・ソロリアなどの丈夫なスミレ。ニオイスミレはランナーで良く殖え、紫色やピンク色の花には香水の様な香りがある。ビオラ・ソロリアは種子でどんどん殖え花色や模様が色々あって綺麗ですよ
ハーブにも良く横に這って殖えるものは多いですが使う場合は数年は口にしない方が良いでしょう。ただし根が深く張り残るもの、特にミントだけはおやめ下さいね。背の低い品種もありますが、スギナやヤブガラシ並みの蔓延り方ですので・・・

じったん 2010/06/02(水) 14:40:10
やぶがらしについては、最近もお話があり、ラウンドアップがよいというお話も出ていました。

やりかたはいろいろだと思いますが、過去ログもご覧くださいね。


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