もみじの剪定
もみじ姫
【甲信越】
2010/05/31(月) 20:04:59
こんにちは。
春から赤いもみじがあっという間に、葉が広がって木の下が暗くなりました。
剪定をしてみようと思うのですが、どのように切ったらいいのでしょう。
1 のこぎり、高枝切り、花枝切りはさみがあります。
2 もみじは4メートルくらいになってしまいましたが、3メートルくらいに戻したいと思っています。
3 今まで母が剪定してました。
4 下から1メートルくらいから4方向に分かれています。
5 夏までには、さっぱりさせてアメヒト被害に遭わないようにしたい。
・・・・と思っているのですが。
よろしくご教授をお願いします。
植木屋 園主
【九州】
[URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/]
2010/05/31(月) 22:16:22
こんちは〜♪
剪定はどの様に切るか??
って云っても樹形は好みもあろうかと思いますが(^_^;
>木の下が暗くなりました
>3メートルくらいに戻したいと
以上二点に絞り込み
先ずは希望の高さになる自然な曲がりで付いている枝を芯として4m有る芯を切り替えしましょう
その後に途中で絡んでいる枝&上下重なっている大枝を何れか切り除きます
(全体から見て、枝が疎らになる様に透かす)
その際にもいきなり太い枝の切り口だけになるような剪定ではなくて
【自然に先細りとなる様】に切り戻し(剪定)ましょう
大きな切り口になる場合はトップジンMペーストなど癒合剤にて防腐防菌処理をしてください
もみじ姫
2010/06/01(火) 23:57:08
いつも参考にさせていただいている、植木屋 園主さまからさっそくお返事をいただき、恐縮です。ありがとうございます。
参考までに、いくつか確認をさせてください。
1 剪定時期は、梅雨前でよいのでしょうか。
夏にまた伸びたときは、再度剪定可でしょうか。
2 枝先にもみじ葉が少な目にさらさら・・が好みです。
3 一番肝心な・・・「自然な曲がりで付いている枝を芯として4m有る芯を切り替え」る、というのは、どういう風にすることなのでしょうか。
枯らしてはいけないと思うほど、混乱してきてしまい正しく理解しようと思い、再度お尋ねいたします。よろしくお願いいたします。
もみ子
2010/06/02(水) 01:20:05
小枝透かしならともかく、今の季節に太い枝を切ると樹液が流れ出て樹勢が落ちると思いますが… やはり12月あたりにやるのが無難かと。
芯の切り替えはこんな感じです。
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もみ子
2010/06/02(水) 01:20:48
なんかずれてしまいました。ごめんなさい…
植木屋 園主
【九州】
[URL:http://green.ap.teacup.com/oujien/]
2010/06/02(水) 21:27:04
こんちは〜♪
>1剪定時期は、梅雨前でよいのでしょうか
もみ子さんもご指摘のように本格的な剪定は秋以降の落葉期ですね
特に梅雨以降の酷暑時には幹への直射日光を遮るように
上部にはある程度葉が茂っている状態にして置かないと夏の酷暑に耐える事が難しくなります
(全体的に木漏れ日が差す程度の日照が最適かと思います)
>夏にまた伸びたときは、再度剪定可でしょうか。
夏場なのに不要な枝が繁ってきた場合は葉をむしり取り勢いを抑えます
剪定など慣れていない方は不要と思える枝の葉を先ずむしり取って
遠目で眺めながら枝透かしの感覚を掴むと良いですよ
●この後落葉期に入ったら其の不要と思える枝を切り除くと
切り過ぎに因る失敗も少ないかなと思います
>「自然な曲がりで付いている枝を芯として4m有る芯を切り替え」る
先ずは4mの高さを3mに抑えたい訳ですから1mは低く切らなくてはなりませんよね!
其の枝の選択を遠くから眺めて自然な感じでスルスルと伸びた希望の3mの枝(芯となすべく枝)を選びます
根元の幹の太さから眺めて上に行くに従い自然に先細りとなる枝の事です
ガクッと曲がったり、太い枝からイキナリ小枝のみしか伸びていないない枝は伸びるまでには期間が掛かります
樹形を作る場合先ずは芯(幹の通り)を決め
その後に枝付け(枝の配置)するのですが、下枝から順次上の枝に向かいます
もみじ姫
2010/06/03(木) 23:44:46
[[解決]]
植木屋 園主 さま、もみ子 さま ご親切なご教授ありがとうございました。
植木職人の親方に弟子入りした小僧のように、ああそういうことかと溜飲が下がる思いです。もみじの下や近くには、百合や紫陽花が植わっておりますが、日差しを遮っています。川からはい上がる小動物の隠れ家になってもいけないので、週末に北側の枝近くを少し切ってみたいと思います。
本格的には、秋以降の落葉期。それまでに今以上に樹形を考えながら、眺めてもみじと話をしてみたいと思います。
植木屋 園主 さまには、何度もお付き合いいただき、よくわかり、勉強になりました。本当にありがとうございました。
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