★★★四季咲きのバラの剪定について★★★
hollywood
【関東】
2010/02/05(金) 21:46:17
10年以上経つ庭植えの四季咲きのバラについてお尋ねします。手入れ方法が分からず水や肥料を与えるだけです。延び放題で2m以上になっています。せめて目の高さで花を咲かせたいと思っています。地面から1/3位の丈の外を向いている花芽の部分でカットすると良いそうですが1/3の部分は古木でただトゲがあるだけで花芽は何もついていません。花芽がある部分はすでに女性の身長位です。そこでカットしたら秋頃にはまた2m以上になってしまうと思うのです。でも花芽の無い古木の部分でカットしたらそこからは花芽は付かないでしょうね。宜敷お願いします。
R・ひろき
【関東】
2010/02/06(土) 09:23:39
こんにちは。
関東地方ですね。
方法はいろいろあると思いますが、安全にやるなら、2年がかりの方法をお勧めします。
バラの春の剪定では、秋の高さを思い描いて切ります。
春低くすれば秋も低くなるわけですが、その位置に古い枝しかない場合、
●1年目 シュートを出すことに専念。
2月の剪定は、花芽のある女性の身長くらいの位置で。
株の周囲に元肥を施す。(米ぬかなどの発酵した肥料)
春〜夏は、上のほうに出てくる芽を要らない部分、内芽などはこまめに摘む。
(これをやることで養分の流れを上から下になることもあります。)
花を咲かせたら、花弁が落ちる直前までつけておく。ただし実はつかないように。
(早めに切ると切り口に力が向いてしまうので、養分の流れが下に行きにくい。)
シュートが出てきたら大事に伸ばす。
●2年目 低く揃える。
12月半ばくらいに、古い枝を切り詰める。
根元から切る人もいますが、不安なら少し上でも。
シュートが3本以上出ていれば、残す枝は1本くらい。
シュートが2本しかなければ、残す枝は複数。
1年目と同じように元肥を施す。
2月に新しいシュートを剪定する。これは地上30センチ前後で切れると思います。
切り口から水分のようなものが出ていたら、癒合剤を押しこむように塗るか、新品の赤玉土をつぶすようにして練り込みます。再発したら同じように押し込んでみてください。
(これを止まるまで続けてください。2年目の12月に強く切るのは、12月が一番樹液漏れが出にくいためです。)
品種によっては、今短く切ってもいけるかもしれません。ただ2月は樹液が止まりにくいので、芽の無い位置での剪定は、12月頃が良いのです。できれば新しいシュートも出たほうがいいので、2年がかりの方向で書きました。シュートは、今まであまり肥料をあげていない株で、地植えで根がしっかりしていれば、たぶん出てくると思います。藤色のバラは出にくいこともありますが……。
じったん
2010/02/06(土) 09:57:03
ひろき様のように、切っても芽が出ない可能性を考えてやるのが一番と思います。
私は、貸家に何十年とうえてあったクイーンエリザベスがもう、ふとさ3cmくらいの枝が目の前の高さで、花は2.5mくらいのところで、少ししか咲かない、という状況であったので、ゴリゴリとのこぎりで、目がなくてもその何十年目の枝を切ったところ、芽が出てくれて、一年目はそれほど、たくさんは咲かなかったのですが、二年目はとても見事に咲いてくれました。
強い品種はゴリゴリきっても大丈夫といいたいのですが、クイーンエリザベスは別格かもしれません。
hollywood
2010/02/07(日) 19:31:09
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お二人の方ご親切に有り難うございました。ご意見を参考にさせて頂き剪定を頑張ってみます。
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