バラのひげ芽
えみぽん
【九州】
2010/02/05(金) 17:32:08
こんにちは。
植え付け３年でフェンスを覆うほどに成長していたつるバラ４株と野イバラが、一昨年の夏から枝枯れして弱りはじめ、うち２株は完全に枯死、残った株元を掘ってみるとモグラが通った跡があり、根が乾燥していました。
慌てて土を補充してメネデールやバイオゴールドバイタルなどを与えていましたが、ひげ芽が出るばかりで変化ないまま１年、この冬周りの土を新しいものに変えてみましたが出てくるのはやはりヒゲ芽ばかりみたいです。
品種はノイバラとローゼンドルフ・シュパリースホープ、アンジェラ、シーザーの４種です。
どれも生きている枝は２ｍ以上あり抜いてしまうのが可哀想なのですが、このまま新しい枝が出ず花も咲かないのでは、フェンスの広い範囲なだけに見た目も悪くて、どうしたものやら悩んでいます。
モグラは今はいなくなっています。しかし２年もひげ芽しか出さない株はもう諦めた方がよいでしょうか？
あるいは救済方法をご存知でしたら教えて頂けませんか？宜しくお願いします。
R・ひろき
【関東】
2010/02/05(金) 20:31:26
こんにちは。
こちらでも花壇にモグラの被害が出ております。
地下に空洞ができ、その部分の根が乾いていました。（同じ状態ですね。）
かなり枝のほうを整理しました。ひげ芽ばかりではなかったですが、生き残った株も根元からシュートが出てくるまでには２年かかったと思います。
今現在２メートルある枝を切り詰めてみてはどうでしょうか。
ひげ芽は枝に力が回りきらない時に出ます。十分に根張りしていない時や、根をやられた時です。力が集中するよう、枝を短くしてはと思います。短くなればフェンスの見た目も悪くはなくなるのではないでしょうか。
短くして、その年に根のほうが回復してくれば、新しいシュートが出ると思います。
回復が遅い場合、ひとつ気になるのが、モグラに受けた傷から根頭がんしゅ病などが入っていないかということです。どうしても駄目そうで、気になる株は抜いて根を見るのもいいのではないかと思います。なにも無ければ、鉢で１年養生して戻すという手もあります。（その場合、鉢土は赤玉を多くして発根を優先させてください。）
こうちゃん
【関東】
2010/02/05(金) 20:35:59
こんばんは。
まだ間に合います。植え替えをしましょう。モグラというよりは、土が劣化していると思います。
バラを、根を痛めないように、大きく掘って、抜きます。根に土をつける必要なし！ただし、植えつけるまで、バケツに水を入れ、バラの根を浸けておきます。バラを抜いたところを、５０ｃｍ四方、深さ５０ｃｍを掘りあげます。掘りあげた土に、堆肥５０リットル、油粕２００グラム、骨粉２００グラム、草木灰２００グラム、熔成燐肥２００グラム、を混ぜ合わせ、堀りあげた穴に埋め戻します。そして、そこを堀返し、バラを植えつけます。
以上が、我が家の、バラの再生法です。モグラは、春にまた、出てくるかもしれませんが、あまり神経質になる必要はないと思います。
えみぽん
【九州】
2010/02/06(土) 10:13:09
R・ひろき様、こうちゃんさま＞
早速のアドバイス有難うございます！やっぱり回復には時間が掛かるのですね〜。
状況的に近くにコニファーが植えてあったり、フェンスの基礎の地下コンクリートの下に根が回ってることも考えられ（枯れた株はふたつともそうだったので、回りこんだ根をハサミで切断して抜きました）根を傷つけずに掘りあげて養生するのはちょっと無理そうです。
そこでR・ひろき様の仰る枝の切りつめを試してみようと思うのですが、実は弱った数株のうち、イングリッシュローズなら切り詰めても大丈夫だろうと、去年冬に木質化してないモーティマーサックラーを切り詰めて様子を見たところ、あっけなく枯れてしまったんです・・・（泣）
シーザーには希望がありそうですが、ローゼンドルフ・シュパリースホープはもともとサイドシュートの出にくい品種だと聞くし、ノイバラとアンジェラはすでに下から１ｍ近く木質化しています。
今の弱った状態から、木質化した部分からもシュートが出る希望があれば、切り詰めて回復を待ちたいと思いますが・・・
木質部からでもその可能性はありますかねぇ？
万一掘りあげるにしても切り詰めるにしても、今の時期しかできませんよね？
もし木質部からはふつうシュートは出ないということなら切り詰めずに、やむなく多少根を傷めてもこうちゃんさんの仰る方法で、一度抜いてみようと思います。
重ねての質問になり申し訳ありません。
R・ひろき
【関東】
2010/02/06(土) 10:50:27
こんにちは。
植え付け３年でかなり木質化している株が多いとのこと、あまり状態が良くない様に思えます。
３年ならまだ枝が若く、切る場所があるかと思いましたが……。
木質化して芽のないところで切って成功する場合は、根がしっかりしている時です。
今回は根がやられていますから、木質化した芽の無い場所で切るとまずいと思います。
昨年土を補充、この冬に土を新しいものに替えたとのことですから、掘り上げてその場所に戻しても、状態はあまり変わらないかもしれません。
以下はあくまで私の場合と言う事で書きます。
弱っているようです。どんな方法を取っても枯れる可能性はあります。
前回鉢で養生と書きましたが、もし鉢に入るサイズである場合、一年鉢上げして養生する手段があります。こちらで弱ったロサ・ケンティフォーリア（根元にモグラの被害）、掘り上げて９号に赤玉土多めで植え、水やりや肥料やりに気をつけたところ、一年くらいでシュートが出て復活しました。このときも古い枝だけでしたが……。地上部は１メートルくらいで切りました。根は９号に入る程度掘れました。
大きさから見て鉢ではだめそうな場合、元の場所に大量に赤玉土を入れ、そこに戻します。
「大きな根のある挿し木だと思って、」根づくまで半日陰になるように少し遮光、風が強ければ風除けをします。これでたぶん根づくことは根づいてくると思います。根が弱っているときに有機物の多い土や、肥料の多い土に植えると、なかなか根が吹かないことがあります。鉢に入れる時も、しばらくの間は挿し木だと思って管理してみるとうまくいくことがあります。
元の花壇には、根づいたあと、来年あたりから元肥や有機物を入れるようにします。今年は根づいても追肥程度で。モグラ除けもしてみてください。
どちらの場合も根づくまでは、揺れない様に支柱をしてください。
えみぽん
2010/02/08(月) 22:24:58
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R・ひろき様＞
どうもこんばんは。返信がおそくなってしまい申し訳ありません。
重ねてのアドバイス、どうも有り難うございました。
先日、株の周りの土を新しいものに替えてから初めて纏まった雨が降ったのですが、今日見てみると問題の４株ともひげ芽ではなさそうなプックリとした普通の芽が出ていました!!
アンジェラとノイバラに至っては、木質部分からもいっぱい芽がふくらみ始めていましたので、明らかにヒゲ芽しか出てない木質化してない部分だけ切り詰めてみました。
去年の同じ時期と比べると、芽の多さ、状態が普通に戻ってきてるように思います。
とても、掘りあげて鉢に・・・という大きさではないので、アドバイスのように大きな挿し木だと考えようと思っていましたが、ほんとにそうですね。
このまま元気な芽が伸びてくれるよう、挿し木だと思って見守りたいと思います。
抜くにも切るにも今しかないと思ってこちらに相談してみましたが、自分の考え方を変えてみるのもひとつの方法なのですね。
とても参考になりました。
また、土のことなども詳しく教えて下さって本当に有難うございました。
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