成長の早い防風林になる樹木

[園芸相談センター]の過去ログです

mio 【東北】 2009/11/09(月) 17:58:26
いつもお世話になっています。冬になると風速3,40メーターの超強風が吹く地域に住んでいます。代々屋敷の周囲100メーターくらいに暴風柵を立てて、葦簾(ヨシズ)で覆っておりますが、年とともに作業がしんどくなってきました。柵を立てないと家が傷むし、庭の植木も痛めつけられます。これまで何度が、植樹(赤松、ポプラ、タブなど)をしましたが、強風のため若木のうち、ほとんど枯れ果てました。年をとって体が動かなくなることを考えて、これから失敗のない植樹をしたいと思います。成長が早く、暴風にも耐え、寒さにも強いおすすめの木がありましたらお教え下さい。また、植え方、管理など、強風で枯らさないコツをお教え下さい。土地は広いので、いくら大木になってもかまいません。どうぞよろしくお願い致します。

ひろし@小南部 2009/11/10(火) 12:20:26
強風に耐え、かつ寒さに強いというと、カシワが一番でしょうね。青森県下北半島の陸奥湾沿岸で、クロマツも育たないようなまともに風の当たる浜辺で唯一群落を作っている樹種です。
冬でも葉を落としませんから、他の落葉樹よりは防風効果もあろうかと思いますが、問題は苗の入手がそんなに簡単ではないかも知れないということでしょう。
成長は若木のうちは早いはず、、、ご検討ください。

mio 2009/11/10(火) 15:25:42
ひろし@小南部様

ご回答ありがとうございます。カシワとは考えても見ませんでした。当地でもあまり見かけることのない樹木です。たまに見かけても、冬場は葉が枯れていますよね。強風でも落葉することはないのでしょうか?実は敷地の中に、100年以上前から植えられているケヤキの大木があって、秋になると落ち葉履きが一仕事なので、できれば常緑樹の方がよいかなと思っていたところです。ちなみに今まで植えてきたなかで生き延びている樹木は、ドイツボダイジュ、スギ、アカマツ、タブ、エゾマツ、ポプラなどですが、生存率は十分の一くらいで、一本ぐらいずつポツポツと立っている状況で、防風林の足しにもならないくらいです。日当たりも悪い上に、粘土質という土地柄も、防風林がうまくいかない原因になっているように思います。

ひろし@小南部 2009/11/10(火) 19:56:43
カシワは落葉樹の分類ですが、枯れ葉は冬中ついていて春の芽だし時期に落ちます。強風で吹き飛ばされるものもあるでしょうが、北海道の西岸のまともに季節風の当たる場所でもカシワの木の群落の存在がわかるほど。もっとも日当たりが悪い場所では育ちが悪いです。
タブが生存できるということは気温的にはそんなに低くない東北も南部ですね。ならばドイツトウヒかスギを列植してそれらが完全に活着するまで防風柵も併用するというパターンではいかがでしょうか?ドイツトウヒやスギなら苗も入手は容易かと思います。

mio 2009/11/10(火) 22:57:20
ひろし@小南部様
度々ありがとうございます。現在生き延びている樹木の、スギやエゾマツも、隣のケヤキやマツの大木のせいで、日当たりが悪くなっており、生存年数に比べて細くて貧弱で、しかも一本ずつしか残っていません。しかも隣の大木は、市指定の記念樹で、伐採できません。今後植林するとして、日陰を克服して、太くたくましく育てるには、やはり肥料やりが鍵なのでしょうか?

ひろし@小南部 2009/11/11(水) 01:03:52
スギ、ドイツトウヒは土壌が肥沃であるのは嫌いませんが、改めて肥料を与えるのはどんなものかな?と思います。野菜や草花と違い自生地の環境ではだれも肥料を与えなくても条件さえ良ければ成長するものです。与える量を誤れば害のほうが多いでしょう。日照不十分の環境で肥料を与えてもまともには育ちません。その土地の光環境で育つ樹木を選ぶしかないと思います。
スギは陰樹〜半陰樹、ドイツトウヒは地温の上昇はきらいますがほとんど陽樹です。耐陰性のもっとも高い高木はヒバ(ヒノキアスナロ)、アスナロですが成長は遅いです。
スギが育たない日陰なら、ヒバかアスナロしかないのでは?成長が遅いのは我慢するしかありません。不適な木を植えても根付かなかったりまともに育たなかったりするものです。

mio 2009/11/11(水) 08:03:21
ひろし@小南部様
たびたびありがとうございます。アスナロも防風林向けの木だったんですね。三本植えられていますが、80年くらいたっても3m弱で、葉もまばらで、いじけたようになっているので、風を防ぐとは思っても見ませんでした。今、生き残っている木を見ると、代々祖先がいろんな木で、防風林にしようとしてきたようで、結果が今の状況です。敷地には、カシ類見当たりませんが、このような状況では、シラカシやアラカシは、防風林として無理でしょうか?過去の掲示板で、成長の早い樹木として取り上げられていましたので、再度お度お尋ねいたします。

ひろし@小南部 2009/11/11(水) 18:26:14
東北南部であればアラカシ、シラカシ、アカガシは育つ温度環境ですね。やはり日射があったほうが成長は良い樹種です。落葉樹よりは防風効果が高いですが、アスナロが成長が悪いのならそれより耐陰性で劣りますから無理ではないかと思いますが、、、。読み返してみて生き残っている木の中にアカマツがあるのが不思議、、、陽樹の代表格です。

とまれアスナロでダメなら年数が掛かるのは我慢してもらってイチイをお勧めします。アスナロほどの耐陰性ですし成長は早くは無いですが、私どもの地方では5mほどのイチイの高垣をよくみます。70〜80年は経っているものですがアスナロでダメなら、という最後の切り札です。
あと可能性がありそうなのがカヤとかコウヤマキ程度のように思います。
それにしても恒久的な防風柵は作れないのでしょうか?見栄えはともかく生垣より安くつく可能性があります。

mio 2009/11/11(水) 19:14:40
[[解決]]
残っているケヤキやアカマツは樹高が高いのもあって、30〜40メーターくらいでしょうか。それが日陰の原因でもあったのですが、近年マツクイムシのために、アカマツ3本が枯れました。それでなおさら風通しがよくなってしまったというわけです。
ひろし@小南部様、防風林に向く樹木のご紹介、大変勉強になりました。いろいろお伺いしてやっと納得しました。当地は環境が悪すぎます。特急列車がが暴風でひっくり返る様なところです。植樹はあきらめて、頑丈な暴風柵を考えることにします。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター