ぎぼうし、違う色の葉が出てきてしまう

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

ぶーち 【関東】 2009/08/09(日) 18:48:44
中型のぎぼうし、白に緑のストライプ模様が気に入って買ったのですが、緑だけの葉がどんどん生えてきます。鉢植えして半日蔭に置いています。緑の葉は切った方が良いのでしょうか?

こうちゃん 【関東】 2009/08/09(日) 19:38:12
 こんばんわ。
 葉は切ってはいけません。光合成をする重要な器官ですから。白に緑のストライプ模様は、じきにでてきます。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/08/10(月) 15:34:54
元々斑の入っていた葉の付いている株から新しく出てきた葉が緑になってきたのなら、来年の春葉が展開するまで様子を見てください。植物の中には斑入り個体でも春だけ斑入り葉が出て、成長期の新しい葉の斑が減ってしまう・緑になるというのは良くあるものです
もし購入後に新しく生えてきた芽から出来た株で、最初から斑入りのない葉しかないものでも、来年には斑がはいるかもしれないので様子を見て下さい

来年、春に芽がでて葉が展開してきても青い葉のがあったら、それぞれの株を確かめ、その時点で全く斑のはいっていない株があれば、その株だけをその時に株分けして元の株の集まりから外してしまうと良いです。斑のない株は捨てずに別に用意した新しい鉢に植え替えて育て、まだ様子を見て下さい。後に斑入りに戻るものもありますが、もう戻らずこれからは青い葉のままで育つかもしれません

なぜ株を離してしまうのかは、ぎぼうしの斑入りというのは普通の緑のぎぼうしから突然変異で出来た斑入りの芽を離して育てたものを元に改良されていて、ぎぼうしの斑が入る性質というのは安定してないのもあり時々新しい芽が先祖がえりして緑色に戻ってしまうものがあるんです。もしその緑色のを分けずに残したままにしてしまうと葉緑素が多い分斑入りよりも生育が旺盛な緑の方が斑入りよりも勢いよく大きく育ちますから斑入りの株がそれに養分を奪われて弱って枯れる可能性もあるんです。なので芽が複数出ているのなら緑の株のだけを元の斑入りの根株から切り離してさえすれば緑の株に斑が戻らなかった場合でも、もう斑入りの株からは独立させているので斑入りの株はそのまま元気に、緑色の株は斑入りのものよりも大きく丈夫に育ちます。また緑の葉のではなくても、たまに斑模様が違ったものが出ることもあります。そういうのも元の株からは分けて下さい。ぎぼうしの斑入り品種には従来の斑入りから出来た違う斑模様の株が新しい品種になったというのも多く、そういうのは元の株から離すのが遅れると消えてしまう可能性もあります

もし複数の株の真ん中などの株分けしにくい場所に生えている、または株数が少なくてまだ株分けしたくない場合は、カッターなどで緑の株をなるべく根元から切り取ると良いです(切り離した部分が残ると蒸れて腐る場合もあるので、なるべく土に近い所)。生長点を残すとまた生えてくるので、しばらく後に切り離した跡が残っていないかも確認してみて下さいね

ぶーち 【関東】 2009/08/12(水) 19:09:26
詳しい説明ありがとうございました。ぎぼうしは初めて育てるので、とても参考になりました。プリントして保存します。来春が楽しみです。

ぶーち 【関東】 2009/08/12(水) 19:15:45
[[解決]]
すみません。チェック忘れました。


この記事は[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター