かいどうが枯れてしまった・・・・

[園芸相談センター]の過去ログです

MOMO 2009/07/24(金) 21:52:53
転勤族の為、自宅を貸して留守にしている間に、かいどうの側の木がぐんぐん伸びて、かいどうに日が当たらなくなってしまったせいか、今年の春は花が咲いていたそうですが、最近枯れてきてしまいました。

もう剪定しても、咲かせることはできないのでしょうか?
とてもショックです。

よろしくお願いいたします。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/07/25(土) 19:18:47
枯れている部分を切っても幹が生きていれば幹の横から新しい枝が芽生えてきてそれが育てば花は咲きますよ。ただし、樹形はかなり崩れて不格好にはなりますが・・・
我が家のハナカイドウも一度枝のほとんどが雪の重みで折れてしまったのですが、残った枝と幹から新たに生えた枝でどうにか生きて変な樹形ですが花を咲かせています

周りの植え木で陰になったのが原因なのだとすれば、その植え木を移動させたり、枝を整理してカイドウに日が当たる様にすれば持ち直すかもしれませんが、枯れた原因が病気が入っていたり木の中が害虫に食い荒らされていた場合は原因を取りのぞかないことには枯れるのは止まりませんので原因をきちんと突きとめることも大事ですよ

カイドウは花が咲いていた時には花後に実が付いていましたか?実の成るものなら種から育てて新しく木を育てて植えることもできますが、ハナカイドウの様に実の成らないものなら接ぎ木でしか殖やせません。コリンゴなどの台木を用意し、それにハナカイドウの枝を接いで接ぎ木苗で育てます

完全に枯れている部分だけなら今の時期にでも切り除いて良いですが、バラ科マルス属(リンゴの仲間)の剪定時期は葉のない冬時期(厳冬期の1〜2月頃)ですので、枝の生きているところも切ってしまうと余計弱ることがあります。本当は病気や木の中に入る虫がいる場合は生きている枝も切らなくてはならないのですが、木の体力がないと切る事で枯れてしまいます。元気な木だと切り口に癒合剤を塗って切り口を防げば大丈夫ですが、今回の場合は元気ではないですから・・・

様子を見て、冬に幹をちょっと傷付けて皮に青みが残っていれば生きているでしょうから枯れた枝は生きている所で切り癒合剤を塗っておけば、木の体力が残っていれば春に残った枝や幹から新しい芽が出てくるはずですよ。出てきた枝は剪定せずなるべく大事にしておくと(剪定を繰り返すと花芽のほとんどを切ってしまう)2年後あたりから花が咲いてくれるはずです
枝がある程度生えそろってからは、枝の剪定はカイドウ又はリンゴの果樹の剪定法を参考に剪定すると良いです。花芽の付く枝が決まっているためどこに花芽が付くのか知っていないと何時までも花が咲かない原因になります
できれば剪定時にどの部分を切れば良いのかの図入りで解説している本を参考にして剪定なさると良いですよ

MOMO 2009/07/26(日) 22:50:06
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返信ありがとうございます。

ご近所の方も、お花が咲いている時に、密かにお花見を楽しんで
下さっていたようですので、頑張ってまた咲かせられると良いな
と思います。


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