バラ うどんこ病
てっちん
2009/05/28(木) 12:37:12
ベランダで花壇を作り、バラを30株程育ててます。
30cm程間隔を空けて植えてあります。
毎年、開花前位になると、お決まりのようにうどんこ病が出てきます。
出たと気づいて、すぐに薬剤散布をはじめるのですが、薬の種類を増やしても、広がってしまいます。
土か根に浸入してしまってるのかなとも思ってしまいます。
マンションのベランダなので、雨があたらず、薬剤散布の間に水で葉を洗って2-3日してから薬剤を散布して重ね散布をしないようにしています。
これから二番花の開花に向け、アドバイスをお願いします。
R・ひろき
【関東】
2009/05/28(木) 18:00:12
こんにちは。
しつこいうどんこ病を治すには諸説ありますが、とりあえず、どんな農薬をお使いなのか教えてください。
種類が違っていても実は中身が同じということもあり、似た系統ということもあります。
散布するときの展着剤についても、お使いでしたら教えてください。
そのほか、肥料については、カリ分が少なく窒素分が多いとよく出てきます。
また、うどんこ病は出たと気付いてから散布しても、野火のように広がることがあります。
出る前に予防剤をかけておくと、たとえ出てもそれほど一気に広がらないことが多いです。
gardenfan
【近畿】
2009/05/30(土) 00:38:07
うどんこ病ですが
今年は無理矢理に、品種の耐病性確認の為に散布頻度を少なくしましたが、ある品種に発病したので治療剤を散布してそれで終わりでした。
前年までの定期的な薬剤散布でほとんどうどんこの胞子がいないのだと思います。これは逆に昨年も発症している場所では何回も散布してもなかなか処理できないのではないかと思います。
出来れば最新の治療薬を散布してしっかりと治めるのが正解だと思います。パンチョを試してください。
てっちん
2009/05/30(土) 07:44:30
R・ひろきさん
薬の成分を見ました。
@ネオファネートメチル
Aドデシルベンゼンスルホ酸ビスエチレンジアミン銅錯塩(U)
BTPN
Cイミベンコナゾール
以上、四種類の薬を順番に使用しています。
しかし、今まではベニカメのスプレーで、病気が出始めてから出たところだけ散布してました。
今春にバラの勉強を色々始めて、知識不足だったことが分かりました。
もう4年位、バラを育てていましたが、毎年うどんこ病が出て、結局、蕾が開かずに葉もボロボロになって丸坊主に刈り取る繰り返しでした。
今春も一番花は、かなりダメにしてしまいました。
でも、今は葉を大分刈り込んでしまいましたが、新たに新芽が出始めています。定期的な消毒を繰り返して、二番花は葉つきの花を咲かせたいと思います。
アドバイスありがとうございました。
てっちん
2009/05/30(土) 07:51:28
[[解決]]
gardenfanさん
去年までは定期的な薬の散布はしてなかったんです。
昨年秋に引っ越しをして、持ってきたプランターのバラをベランダに作った花壇に植え替えたんです。 だから、環境は変わりましたが、土は買ってきた培養土にプランターの土を加えて植えたので、胞子が混じっていたかもしれません。
これからは一週間に一度は消毒をして、うどんこ撲滅作戦を展開したいと思います。
アドバイスありがとうございました。
aisha
2009/05/30(土) 21:11:54
TPNは予防薬なので発病後に撒いても無意味です。
サンヨール(ドデシルベンゼンスルホン酸ビスエチレンジアミン銅錯塩(U))は耐性が付き易く使用回数は年1〜2回で隔年使用が原則です。
ネオファネートメチルも蔓延後は効果が鈍いのと耐性が付きやすいので連用は注意が必要。
この薬も連用すると効かなくなりやすい。
手持ちの薬で治療するなら
1,2,4を3と混ぜながら3日ごとに10日間集中散布で完治させてください。
残すと耐性菌になります。
うどん粉病は耐性が付き易く既に幾つかの薬が効かない耐性菌も多いから注意です。
基本はダコニール(TPN)+固着展着剤(アプローチBIとかパンガードとかアビオンEなど)で予防して出さないことです。
予防薬を定期的に撒いておけば怖い厄介な病気じゃありませんから。
aisha
2009/05/30(土) 21:17:00
上で完治と書きましたが、この薬では罹った葉や蕾は元通りには完治しないので、酷い部分は切り取るか、石鹸水で擦り洗ってから散布してください。
またうどん粉病菌は薬を弾きやすいので
展着剤はしっかりと(濡れにくい作物用の濃度)加えてください。
aisha
2009/05/30(土) 21:24:38
耐性がついきにくいハーモメイトやカリグーンなどもあるので
用意しておいてもいいと思います。
どちらも蔓延させてからだとちょっと辛いですけど・・・
ハーモメイトの中身は重曹と同じ成分です(^^ゞ
R・ひろき
【関東】
2009/05/30(土) 21:48:35
こんにちは。
解決済みですが……。
来年からは、うどんこ病が出る前に予防剤を使ってみてください。
このなかでは、2のサンヨールと3のダコニールが予防剤ですね。
2のサンヨールと、3のダコニールは耐性がつきにくいので、予防剤として切れ間が無いように使ってみてください。上限回数はボトルに書いてあると思います。10日に一回くらいです。
発病したあとも、無事な葉があるかぎり、予防剤を使ってみてください。
無事な葉を守る、または発病してない部分を守ることができます。
治療剤だけでも治ってはきますが、耐性がつきやすくなってきます。
このなかで耐性がつきやすいのは、1と4です。
治療剤も、1と4です。
説明書を見て2,3のグループと、1,4のグループで混ぜられるものがありましたら、何回かは混ぜて撒いてみてください。
展着剤は、湿展性のあるものを使ってみてください。
アビオンEは固着系なので、ほとんど湿展性はありません。治療剤に混ぜるのはあまり意味がないかもしれません。
アプローチBIは浸透性を高めるタイプですが、いくらか湿展性もあります。
パンガードKS20は農薬登録失効で手に入らないと思います。
ダインなどが湿展性も高いのですが、倍率が高いので量りにくいかと思います。
少量作るときはお箸の先から垂らしてみてください。それが0.1〜0.2ccです。
すでに葉を刈り込んであるとのこと、当面の散布間隔は一週間に一回くらいでいいかと思います。
出なくなってきたら予防剤が切れないようにしながら、もう少し間をあけます。
途中、葉に白い粉が出てきましたら、重曹を500倍くらいにしてガーゼなどに浸して丁寧に拭き取ります。時間はかかりますが、それで散布回数を減らすことができると思います。
aisha
2009/05/31(日) 17:04:23
サプロールとサンヨールを混同したみたいです。
サンヨールは予防メインの薬ですね。
っていうことで、治療薬が1,4の2つしかないから
もう一つハーモメイトかカリグーンを手持ちに加えておいたほうがいいと思います。
展着剤は治療目的ならダインとかグラミンSとか普通の安価なタイプでいいです。
(こっちの用途はわざわざ買わなくても台所洗剤でもいいんですけどね)
予防薬の場合は付着力が強い機能性展着剤や固着性展着剤を買い求めて
使用してください。
てっちん
2009/06/03(水) 12:28:34
aishaさん R・ひろきさん
詳しいアドバイスありがとうございました。
展着剤は使用してなかったです。
今のところ、2番花に向けての新芽は発病してません。
綺麗な新芽に薬剤を散布することに抵抗がありました。
今では、毎週土曜日は消毒の日と決めて、散布しています。
薬剤の白い色が葉に残るのがきになりますが、仕方ないですね。
てっちん
2009/06/03(水) 12:28:37
aishaさん R・ひろきさん
詳しいアドバイスありがとうございました。
展着剤は使用してなかったです。
今のところ、2番花に向けての新芽は発病してません。
綺麗な新芽に薬剤を散布することに抵抗がありました。
今では、毎週土曜日は消毒の日と決めて、散布しています。
薬剤の白い色が葉に残るのがきになりますが、仕方ないですね。
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