シンビジュウムの花の色

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆき 2009/04/14(火) 11:50:01
シンビジュウムの蕾が開きかけたころ、移動させようとして誤って花茎を1本折ってしまいました。
もったいないので水道水で花瓶に挿しておきましたところ、しばらくして開いた花を見ると、植木鉢のものより明らかに花色が濃いのです。
植木鉢のほうは全体に薄いピンクですが、折れて花瓶に挿したほうは、内側は特にショッキングピンクで外側も植木鉢のものより濃い目です。
これはどういう訳でしょうか?
水の量?
だとしたら、植木鉢のものもバケツのようなものにどっぷり浸けると濃い色になるのでしょうか?
もう、頂いてから4〜5年経つので、最初はどの程度の色だったか覚えていません。
での濃い色のほうが綺麗です。
経験のある方お願いいたします。

ひろし@小南部 2009/04/16(木) 17:29:49
言えることは水道水と根を経由して花茎にいたる水分とでは成分が違うということです。水道水に花持ちをよくする成分を混ぜたのであれば余計に説明がつくのですが、糖の量で色素アントシアニジンの発色が違ってきます。糖の量が多いほど発色は濃くなる可能性があります。糖分や花持ちを良くする薬剤を混ぜなくても、水道水には残留塩素がありますし、カルシウム、燐酸、鉄などのミネラル類が低濃度でも混じっていることが考えられます。鉄などは特に色素と結びついて色を濃くする可能性があります。
それと想像ですが本来の花色はその濃い目のほうだったのではないかな?と思います。シンビは低温に耐えますし光線は好みます。強めの光線と低温にさらすと色素をきちんと作り葉も花も花茎も色彩が濃くなりますが、弱光線、高目の気温で育てると色の薄い花になることはよくあることです。

ゆき 【近畿】 2009/04/17(金) 09:32:51
ありがとうございます。
糖ですか・・
この地方の水道水は飲んでもおいしいと言われますが、ミネラル分のせいかな?
水を1週間替えてないのですが、さらに濃くなって、内側の花びらはワイン色になってきました。
置き場所は花瓶は下駄箱の上だし、窓際の鉢のほうがだんぜん日光線当たってます。
冬の間、サンルームで高めの気温でしたが、それは折れた花茎にしても折れるまでは同じ環境・・
それにしても、蕾が開きかけた頃からも色って変わるんですね。
おっしゃるとおり、最初は濃いめの色だったのかもしれません。
不思議だなあ・・と毎日眺めています。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2009/04/17(金) 13:57:17
ミネラルや微量元素が影響した可能性があるかもしれないですよ

私の場合、前にクリーム色の葉のポインセチアの小さいのを2ついただいて、一つはプラ鉢に、もうひとつは近くに住む陶芸家の焼いた焼き締めという焼き方の鉢に同じ土で植えたんです
すると陶器鉢に植えた方の葉に赤い斑点が多くなり、葉がかなり赤っぽくなったんですよ。いたって元気な様子から病気とは思えない現象でした

水は山に降って土や岩盤の中を通っていくうちに土や岩盤にあるミネラルや微量元素を含んでいくのだそうです。それが途中で噴出したり山の下まで通って平地の水脈に流れていきます
ゆきさんのお住まいの所の水は山の方から流れてくる水が水源から湧きだしているか、地下水を使っているのではありませんか?

私の鉢の場合は地元の細かい石が混じったままの粘土に他所の粘土をいくらか混ぜて上薬は掛けずに焼いた表面に出た細かい石が焼いた時に爆ぜたり溶けたり表面についていたりしたゴツゴツしたものなんです
その陶芸家は素焼きを行わずに焼く人なので、うわ薬を使って焼く前に条件が悪く崩れてしまった作品は泥に戻し再利用している可能性が高くて、それを混ぜたとすると、焼きものの色をつける色素やうわ薬の色を出す鉱物の成分や、細かい石の成分が溶け出しているだろうこと、焼き締めという焼きものの構造が水や空気は少しは通すので鉢に水を与えた時にそれが水に混ざり根に吸収された可能性がありそうで、偶然鉢自体が水の通る岩盤の役割をしていたかもしれません

そう考えると、ゆきさんの所のお花と私の所のポインセチアは根がないのと、あるという違いはありますがどちらも赤系の色素の働きが活性したという事ですので、ミネラルか微量元素の何かにそういう働きをするものがあり、それに反応したのかもしれませんね

ゆき 【近畿】 2009/04/19(日) 22:58:34
ありがとうございます。
やはりミネラルですか・・・
おいしいと言えども水道の水・・
不思議ですね。


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