クレマチス・ビチセラ系の新芽
マリ
【関東】
2009/04/06(月) 20:53:45
3年目のクレマチス・ビチセラ系が、ひと株から10以上も新芽を
伸ばしています。
あっという間に伸びて、フェンスにからみつくので、日々せっせと
下方から誘引しています。
こんなにたくさん芽を生かすより、少し間引く(芽をかく?)方が、
花付きが良い、あるいは、株に負担をかけないのでしょうか?
その後強剪定すると、さらに枝数が増えてしまいそうです。
アドバイスよろしくお願いいたします。
ゆえ
【関東】
2009/04/07(火) 00:46:08
こんにちは、マリさん。埼玉県在住のゆえです。
ビチセラ系は生育旺盛のものが多いので、3年目で株が充分、充実していれば、
たとえ鉢植えでも、邪魔になるくらい新芽を出し、ツルも旺盛に伸びます。
結論から申し上げますと、新芽を欠くか欠かないかはお好みです。
株の負担を心配なさっているようですが、その点は放念なさって大丈夫ですよ。
ただ鉢植えの場合は、芽を欠いた方が良いかもしれませんね。
どうしても根が制限されていますから、今年は良くても、来年に影響があるかもしれません。
このあたりは、品種によるところが大きいと思います。
新芽を欠いた場合、どうしても花数は減りますが、多少、花の大きさが大きくなると思います。
植物の性質上の、新芽を欠く欠かないの長短はこんなところです。
私の個人的な意見として、お勧めは、新芽全体の半分位を摘心してしまうことです。
こうすることで、摘心しない方のツルで先に開花し、
時期をずらして、摘心した方のツルが開花を始めます。
この方法の利点は、比較的花の少ない時間が短くなるので、長い期間花を見ることができまることです。
花後の剪定も、半分、半分となり、面倒ですが、やる価値はあると思っています。
私の家のビチセラ系は、ベティーコーニング(7号・深鉢・5年目)です。
いつも春先は、花をより多く見たい一心で、ほとんどのツル(12本前後)を残しますが、
強剪定後は、枝数が増えすぎて、ツルの伸びも旺盛で、少し放っておくとすぐジャングル化してしまいます。
あまりに手に負えなくなったら、邪魔なツルをバシバシ切ってしまいますが、生育に問題を感じたことはありませんよ。
新芽が毎年増えていくのは、生育状況が良好な証拠です。
それだけ、株も力を持っています。
なので、今の栽培方法のまま、邪魔なツルはその都度切っていく方法が、
1番ストレスなく、ビチセラ系とつきあう方法ではないかと思いますよ。
マリ
【関東】
2009/04/07(火) 13:44:47
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ゆえさま、丁寧なアドバイスありがとうございます。
知りたいことが、とてもよく分かりました。
我が家のビチセラは、地植えのアルバ・ラグジュリアンスです。
春から秋まで3回ほど花を咲かせてくれるようになりました。
新芽半分を摘心し、花を時差で楽しむというのは、同一株で
可能なのですね!@@
テクニックが要りそうですが、強剪定後はあまりに寂しいので、
チャレンジしてみようかと思います。
ありがとうございました!
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