紅梅が白梅になってしまった!

[園芸相談センター]の過去ログです

ゆり 【東海】 2009/02/22(日) 14:36:41
南向きの日当たりの良い庭に白梅と紅梅を並んで植えて25年ほど経ちます。今年、白梅が先に咲き、先週あたらりから紅梅の木にも花が咲き始めましたが、全部白梅なんです。3mほど離れた所にある「おもいのまま」という紅白咲き分ける梅の木も、今年は全部白梅。どうしてこんなことになったのでしょうか。気象条件以外、今年だけ特別変わったことはしていません。

たちつ 【近畿】 2009/02/24(火) 16:03:50

誰もお話が無いようなので、素人ながら、一言二言・・・・
あくまでも、世間の雑談程度として・・・

簡単に言って、生理不順による先祖帰り。一時的なもので、来年には元に戻るかも。
原因は、気象条件(暖冬)と手持ちのウメの樹の相乗効果。従って、他所のウメでは、そのようなことが起こっているとは限らない。
解決方法は、無い。来年には、元に戻るだろうと割り切る程度で、お気軽に。もし解決方法が見つかれば、ノーベル賞かオリッピックの金メダルとまでもいかなくても、国体程度の出場権は取れるだろう程度のレベル。国体に出れなくて、努力はできる。その努力とは、日々のトレーニングすること。つまり、日々の生育を観察し、その時々の、状況に応じた、保護育成にいそしむことです。

手持ちのウメは、深紅花ではなく、淡ピンク花と想像します。
ウメに関しては、白花と濃紅花は、発色固着性が強いものです。
八重咲きより、一重咲きの方が、発色固着性が強く、
絞り咲きより、単色咲きのほうが、発色固着性が強い。
厳格には、深紅花も、多少は、発色が変化していても、私たちは、あまり気にかけない、今年も赤いウメの花が咲いているなぁーと感じる程度。

そこで、ピンク花の花色は、微妙に赤くもなり(赤みが勝ったピンク色)、白くも咲く(なんとなく赤みが勝ったような白色)という不安定なものです。 本来の白色は、緑が勝った白色とか煤黒い感じの白色です。人間の眼から見た真っ白は、やや青みが勝った白色が、真っ白に感じる。本来の真っ白では、煤黒く灰色のような褐色のような色に受け止められる。これは、人間の知恵が邪魔して、本来の視覚神経を歪めているように思う。想像妊娠のイメージ。このような現象は、腰痛や知恵熱・うつ病・拒食症・アレルギー体質感とか花粉症の患者にも見受けられる。大抵は、精神的なも(意味不明なもの)のとして、精密検査をしなさいと処方する。とか、害も無く益も無い適当な薬を処方する。しかない。
症状はあるものの、原因が解らない。解らないから治しようが無い。
自分の体力で治すか、諦めるか、しかない。
つまり、様子をみましょう。ということです。

ウメの話に戻せば
夏に来春の花芽の下地細胞を作る。 → その後、必要な材料(栄養素)を物理的に集めながら、化学的に必要な部品を作る → ある自然環境により覚醒した遺伝子が活動して、酵素や糖を生物的に組み合わせる
→ そこで、化学的に色素ができて、沈着固定して、発色する。
この過程のどこかで、不具合があって、発色しなかった。

多分、ダラダラとした暖冬で、寒暑のメリハリが無かったのが大きな原因かもね。ウメを象徴する国語は、「敏感」 (寒さ→暖かさ)ですから、そのように割り切ったほうが楽。

四季折々の花が咲くのが、日本の風情ですから、紅白咲き乱れる梅も、楽しければ、純白に咲く梅も又それなりに風情があって、楽しいものですよ。

とこのようなイメージと思います。 (*^。^*)


ゆり 2009/02/24(火) 21:41:41
[[解決]]
たちつさん、詳しく教えていただきありがとうございました。
最初はとても驚きましたが、長い間にはこんな年もあるさ と気軽に考えることにします。気持ちが楽になりました。
逆に来年の花色を楽しみにしたいと思います。


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