球根がくさるのはなぜ?

[園芸相談センター]の過去ログです

かんちゃん 【中国】 2008/12/15(月) 20:23:54
こんばんは。
今年はいろんな球根にチャレンジしているのですが、なかなかうまくいきません。
3週間ほど前に地植えしたスノーフレークの球根の様子をのぞいたところ、掘り当てた三つほどがすべて腐っていました。

細い根が5cmほど出たところで茶色くなってプヨプヨに腐ってしまったようです。
虫らしきものは見当たりませんでした。
水遣りはして植付け以来してませんが、植え場所が日中建物の陰になることと二回ほど雨が降ったため、常に湿っていたように思います。

スノーフレークは丈夫なイメージだったのですが、過失が原因でしょうか?

犬塚信乃 2008/12/15(月) 20:58:30
スノーフレークはご存知だと思いますが
とても丈夫な植物で通年放置しておいても
どんどん仔を増やしてゆきます。

でも、植え付け直後は根が充分に張っていないことですし
さらに環境が雨ざらしということであれば
適応するのに不十分な期間であったということになると思います。
しっかりと葉が展開するまでは軒下などに置いて
保護するべきでしたね。
まさに仰るように「過失→過湿」だったのではないでしょうか

花梨 【関東】 2008/12/15(月) 21:07:24
スノーフレークは私も育てやすい部類の植物だと思います。
ただ、いくら丈夫でも植えつける前に球根にキズがついていたり、病気に
かかっていたりすると、植えつけ後から数週間で腐ってしまいます。

のら 【北陸】 [URL:http://hey.asablo.jp/blog/] 2008/12/15(月) 22:08:49
わが家の庭にも10年くらい植えっぱなしのスノーフレークがあります。
庇はなく雨はあたりますが一年中日の当たらない場所で、それでも毎年律儀に花を咲かせています。

雨の心配をする球根ではないと思いますから、水はけがとても悪い用土(地)に植え込んだか、肥料の施し過ぎかと思います。

リオ 【四国】 2008/12/15(月) 22:29:30
掘り上げたことによって、夏から秋の風通しの良い管理が出来ず、かえって球根をダメにしてしまう事はよくあるものです。私は、チューリップ、ヒヤシンス、ムスカリ、スイセン、リリー、フリージア、アイリスなどは基本的に彫り上げず、ここ数年良い結果を得ています。(ただし、アネモネは少し早めに、ラナンキュラスはやや遅れぎみに毎年掘り上げます。)
さて、可愛らしいスノーフレークの球根は、細胞がまだダメにはなっていないように感じます。腐りかけた根は取り除き、水分を少なめにして適当に植えつけておけば、新しい発根と発芽があるように思えます。一般にこれらの球根はあまり水分を必要としません。球根の中に取り合えず必要な水分が貯えられているからです。冬季は、土の表面が乾いたら少し水をやる程度でいいでしょう。春になり、暖かい太陽の元でぐんぐん成長してき出したら、水も肥料も欲しがって来ます。

かんちゃん 【中国】 2008/12/16(火) 10:36:25
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みなさん、早速のレスありがとうございます。

今朝、もう一度掘り起こして見てみました。
腐ったようにも見えるし、凍みてしまったようにも見えました。
2週間ほど前に、岡山でもものすごく冷え込んで、まだ落葉してなかった葉っぱがほとんど凍みてしまったことがあったので、それが原因かもしれません。

とりあえず、ダメ元で乾きやすい花壇に埋め戻してみました。

いずれにしても、やっぱり過湿(ごめんなさい。字を間違えてました。)が原因のようですね。
我が家の庭土はもともと田んぼで粘土質なので、改良してない部分は苔が生えるほど水はけが悪いのです。
そんな中でも改良したとろにはスズランやギボウシが育ってくれているのですが、球根は消えてしまうことが多いです。

植え付けたのはリューコジュームという品種で限定品とありましたので、もう見つからないかもしれないけど、くやしいのでリベンジしてみようと思います。ありがとうございました。

のらさん、リオさん。
以前、相談に乗っていただいたラナンキュラス、未だに根も芽も出ませんが、完全に腐ってはなさそうなので、またまたダメ元で植え付けてみようと思っています。
平行して、なんと100円の処分特価でアネモネとラナンキュラスの球根が入手できたので、吸水中です。こちらは順調でつやつやと張りを保ちながらふっくらしてきました。このまま上手く進めば、春がとても楽しみなものになりそうです。ありがとうございました。

リオ 2008/12/16(火) 12:54:51
かんちゃんさん、「吸水中」という言葉に引っかかります。
アネモネやラナンキュラスは、吸水させてはいけないし、そういうイメージでは失敗します。
晴れの日の、土の中にあるわずかな湿り気の中に植え付け、その水分だけで何日もほったらかしにして、自然に元の大きさまで球根を膨らませるのです。発根・発芽があるのはその後です。
たとえ上手く元の大きさまで膨らんだと思っても、その過程が加湿により急激に膨らんだものならば、すでに細胞は死んでいることが多く、そのままにしておくとやがて腐ってしまいます。
ただ、部分的に腐り、部分的には発根・発芽するということで助かることもあります。とにかく、水分にはお気をつけて。

犬塚信乃 2008/12/16(火) 18:26:01
かんちゃん(敬称略)のレスを読んで思ったのですが、

何が何でも地に植えなくてはならないのでしょうか?
鉢植の最大のメリットは環境をコントロール出来ることにありますから
先ずは、植え込み初年度は、鉢で乾かし気味に育ててから
その後、地に降ろすのが間違いの起こりにくい育て方だと
思いますが、如何でしょうか?

かんちゃん 【中国】 2008/12/17(水) 17:12:32
リオさん、何度もありがとうございます。

今回のラナンキュラスは気をつけているつもりだったんですが、「晴れの日の土の中に残っているわずかな水分」ということをもう一度読み直してみると、少し心配になってきました(冷汗)
今回はいろいろ検索してみて、「湿らせたキッチンペーパーに挟んで野菜室で発芽させる方法」が一番手軽で成功率が高いのかなと思い実行しています。
どうにかうまくいくことを願うばかりです。

犬塚信乃さん、おっしゃるとおりかもしれません。
なんとなく、植えっぱなしでも大丈夫なものや宿根草や球根などの花も葉もない時期のあるものは地植えの方が管理がラクなイメージがあったので、今までそうしてきたのですが、失敗を減らすには鉢で様子を見たほうがいいのかもしれませんね。
特に初めて扱うものは気をつけたいと思います。

ありがとうございました。

リオ 【四国】 2008/12/19(金) 11:10:31
かんちゃんさん、また気になりましたので、お返事です。難しいことをされていますね。
ラナンキュラスにせよ、アネモネにせよ、私は、発芽のために特別なことは全くしません。普通の花壇の土に、ただ植える日を選ぶだけです。今年は2回に分けて植えましたが、すでにそれぞれ数十球以上の発芽を確認し、しなやかで柔らかい葉の、日ごとの成長を毎日楽しみに見ています。発芽率は100%だったでしょう。
私も、若い頃は色々とやってみて失敗しましたが、これらの球根を育てるために必要だと分かった事は、発芽に関しては次のことだけです。

@植える日…雨が降ってから数日後以降の晴れか曇りの日(土中の水分が少なくなっているから)。さらに、一週間くらい先まで雨が降りそうでない日(ただし、降ったら仕方がないし、植えて3日間降らなければほとんどの発芽は成功します。)。
A植える時期…11月〜12月中旬(近年は暖かいので、10月では球根の側の発根の準備ができていないことがあるようで、気温が高いほど急激な加湿に合うと腐りやすい。)

植えるやり方というのも色々あって当然ですが、私はこの簡単な方法に満足しています。かんちゃんさんのやり方が今年、どういう結果になるにせよ、今年の経験が来年生かされることは間違いないので頑張ってみて下さい。ラナンキュラスやアネモネデカンなどが咲き乱れる様子には、それだけの価値が十分あります。
それから、田んぼの土は、基本の土としては最高です。養分を含むだけでなく、どのようにでも作り変えることができるからです。細かい水路からの水の侵入を止め、切り藁、籾殻、腐葉土、水はけ剤等を混ぜれば、ほとんどの植物を栽培できる万能的な用土に変わるでしょう。起伏を作れば土中の水分調整もできてきます。目を見張る透き通った美しさのジャーマンアイリスなどの極めて湿気の苦手な植物を植えたい場合にも、このような土壌の改良は必要だと思います。しかし、花ショウブのように湿気を極めて好む植物も多くあり、今の土に合った植物を植えるのか、または自分が今植えたい植物を植えるのか、または両方を実現させていこうとするのか、かんちゃんさんの選択肢は極めて広く、夢のあるものだと思います。
それでは、またどこかで…。

かんちゃん 【中国】 2008/12/22(月) 15:44:15
リオさん、お返事嬉しく拝見しました。

ただ、最初のときは芽だししてからの植付け方法なのかと勘違いしていました。ごめんなさい。

リオさんのお宅のラナンキュラスは発芽率100%なんてすごいですね!!

私も一輪でも花が見られるようにがんばってみようと思います。

アドバイスありがとうございました。


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