胴枯れ病
あきちゃん
【北陸】
2008/11/15(土) 19:59:50
松月桜ですが今春全く咲きませんでした、驚いて地元の緑の相談センターで相談したところルリカミキリムシの幼虫が食い荒らしている事が判り、指導された通りスミチオンを散布したところ、葉が生い茂り復活したかに思え安堵していたら、しばらくするとすっかり葉が落ち秋の落葉にしては早すぎるように思い、木の写真を持参し再度相談センターに行ったところ今度は「胴枯れ病」にやられていると言われ「今は有効な手立ては無い」との事。今出来る事があれば何かやって置きたいのですが
何か大掛かりではなく出来る事は無いでしょうか
cactus
2008/11/16(日) 14:41:07
カミキリムシが発生した場合、幼虫が幹に小さな穴を開けて幹に入り込
み、幹内を食い荒らします。幼虫は幹内に潜んでいるので、スミチオン
を散布しても樹木の表面だけしか薬剤がかからないため効果は出ない事
になります。カミキリムシの幼虫が食い荒らすのは樹木の内部なので、
地面に木屑が落ちていないかを定期的に観察するようにします。
木屑が落ちていたら、その木屑の上付近に小さな穴が見つかるはずなの
で、その穴にスミチオン乳剤の原液を染み込ませた綿を詰め、穴の開口
部を粘土などで塞ぎます。これで内部の幼虫は死滅します。
KT
【東北】
2008/11/16(日) 19:57:36
樹木の病害を治療する薬剤はありません。木の一部であっても
すでに全体に病原菌が広がっている場合がほとんどです。
それでも、というのであれば、自己再生能力が高いことを
利用して、樹木医が行う方法があります。
病巣が幹周の１／３以下であれば樹木の強度が保たれます。
病巣を削り取り、添え木をして殺菌塗布剤を塗り、表皮が
巻き込むまで、繰り返しす。取った部分が大きく腐朽が進
んだ場合は、発根促進剤を含ませたピートモスなどで厚く
覆い、不定根を出させ、新しい幹を導く方法もあります。
細根を傷つけないように丁寧に根周りを掘り起こして、
養分の少ないバーク堆肥や土壌改良剤をすき込み、樹勢を
維持します。
あとは５年ないし１０年気長に待つ。
樹木医並みの知識と地道な作業が必要です。
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