弱り切ったピエールドロンサールの今後の管理
ピエ
【九州】
2008/11/15(土) 16:06:57
今年の母の日にお姑さんにピエールドロンサールを10号鉢（購入時は8号鉢の2年生開花株で高さは1m弱位でした）にハツユキ葛と寄せ植えして贈りました。
夏頃から調子が悪い・・・とは聞いていたのですが、本日やっとバラを見に行く事ができました。
そこにはずいぶんと無惨な姿になったバラ鉢がありました。
寄せ植えにしていたハツユキ葛は枯れた茎だけとなり、ピエールは大元の茎を接がれた所から10cm程上の部分ですべてバッサリと切られ、その先端部から葉が3枚程の弱々しい細いシュートが10cm程伸びているだけです。（例えるなら伐採された切り株からひこばえがでているような感じです）
大元の株は手でも折れるくらいに枯れ込んでいて、今後の回復はなさそうにみえます。（大きな太い枝だった所は中央が空洞になっています）
まだ確認してはいませんが、株もとが少しぐらつくので、もしかしたらコガネムシの幼虫がいるかもしれません。
大きな原因は真夏に2〜3日に1度しか水をやらなかった事とホースで豪快に水やりしたそうなので黒星病（現在出ている葉にはみられません）と、もしかしたらコガネムシ・・・だと思います。
とりあえず我が家に持ち帰り、なんとか生かしてあげたいのですが、このような状態のバラを皆様方ならどうしますか？
私の選択肢として
1.）10号では大きいようなので8号鉢にサイズダウンして植え替え、このまま復活を願って育てる。（この場合の土は赤玉土に腐葉土を混ぜても良いのでしょうか？）
2.）今生きているうちに、ひこばえのようなシュートを切り取り、差し枝する。
3.）シュートを保険として差し枝し、枯死しているようにみえる株からの新芽に期待しつつ植え替える
ちなみに九州南部ですが朝には霧が発生し、12月頃からは霜がおります。
以上、良いアドバイスなどありましたらよろしくお願い致します。
ぶるこ
【甲信越】
2008/11/15(土) 18:09:19
ピエさん、こんばんは。
凄い状態なのだろうというのは理解出来ました。
葉があまり無いようですので、まずは根を確認してみましょう。
元気な根があれば良いのですが、状況からしてあまり無いでしょう。
休眠期の植替えのように土を落としてしまって
株のサイズに見合う大きさの鉢に植え替えてあげて下さい。
もしかすると８号でも大きすぎるかもしれません。
植え替える用土は赤玉土のみの方が良いと思います。
ひこばえのような枝での挿し木も良いかもしれません。
鋭利な刃物で切って挿すのがポイントです。
メネデールがあればそれを薄めたものを水遣りの変わりに与えると付きやすいようです。
ｇａｒｄｅｎｆａｎ
【近畿】
2008/11/15(土) 23:08:07
コピーを取るのであれば芽だけを取って芽接ぎするのが良いと思います。台木が必要ですが。
出来るだけ枝は切らずに保存して下さい。
ピエールなら挿し木でも簡単に増やせますが、出来れば１５センチ程は欲しいです。（活着率が大きくなります）
虫がいるかもしれませんので、ダメもとで土を落として確認して、上部は既に削除されていますので根も少し切り詰めて６号程度に植え替えて、接木と同じ養生をお勧めします。（鉢毎ビニール袋で密封する。）
ピエ
【九州】
2008/11/16(日) 09:33:12
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ぷるこ樣、ｇａｒｄｅｎｆａｎ樣、早々のアドバイスありがとうございます。
昨日は大雨でしたので、今朝鉢から出してみました。
コガネムシの被害はありませんでしたが、根がまったく張っておらず、長さも20cm程しかありませんでした。
幸い白いひげ根が少しだけですがありましたので、根を丁寧に洗い給水させた後に赤玉土単体の6号鉢に植え付けビニールで覆いました。
（6号でも少し大きいような感じです。根はほんの少しだけ切りました）
芽接ぎ・・・どころか接ぎ木もした事がなく、台木もないのでそのまま様子をみてみることにします。（本は持っておりますのでやり方はなんとか分かると思います）
ちなみに台木はノイバラやロサ・カニーナなどが一般的ですが、修景バラ（サクリーナ）やつるバラ（キャンディランド）でも代用できるのでしょうか？
上記２品種なら小指程の太さの差し木苗があるのですが・・・
ピエールの差し木に関しては、実際の所今生きているのが奇跡な位ひどい状態でして、現在の枝を切り取ると枯れ枝（と思われる）のみになり、私としても新しい枝が出るまではなんとか避けたい選択肢でしたので、この植え換えでなんとか頑張ってほしいところです。
来年は無理でしょうけど、２年後には購入時のような美しい花をたくさんつけてくれる事を祈って・・・
また何かありましたらお世話になるかと思いますが、今回は本当にありがとうございました。
せん
2008/11/17(月) 16:07:42
今後の参考までに…
＞根がまったく張っておらず
から、推測すると、新しく植えつけた土との馴染みが悪かったのと、開花株をそのまま鉢増しした事によるかなと思いました（開花中は株も花を咲かせるのに手一杯です）。なので、恐らく母の日からしばらくしてから、すでに調子を崩していたのに、言い出せなかったのでしょう…。
鉢増しを行う時は、元の土と近いもので行うのが良いです。また、後の祭りですが、植替えは花後に行うのが良いです。今回の場合、できれば寄せ植えはせずにそのままプレゼントし、花が終わった後に切り戻してひとまわり大きなものに植え替えてね、といった感じが生育しやすかったでしょう。
プレゼントとして見栄えの良いように寄せ植えにしたかった気持ちは充分、分かりますが、株をいたわるという気持ちがやや足りなかったと思います。また、真夏に2〜3日に1度程度の水遣りしか出来ないような方へは、だんぜん、切花（フラワーアレンジ）のプレゼントをオススメします！お姑さんへは、こんな感じのプレゼントのほうが、後腐れしなくて良いですよ。お花のプレゼントはどんな状態のものが良いか、相手を見て選ぶのが吉です。枯らしてしまう方も、心苦しくなってしまいますので。
わたしなら、挿し木で失敗する可能性も高いと思いますので、今の植え替えたままの管理を徹底する方を選びます。かなり状態も厳しいので。枯れてしまったら今回は勉強ということで良いと思います。
ピエ
2008/11/27(木) 00:58:04
せん樣、ご忠告及びアドバイスありがとうございました。
しばらくネットから離れておりましたので返信が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
母の日のバラ鉢のプレゼントに関してはお姑さんのリクエストです。（切り花は嫌いでゴージャスでご近所に自慢できる珍しい花を毎年リクエストされてます）
いつもならすぐに地植えにしているのですが、今回は私が寄せ植えしてしまったばかりに鉢のまま放置してしまったようです。
あまり知識がなかったとはいえ、バラには悪い事をしてしまったと反省しております。
ところで、植え替えたピエールドロンサールですがいくつか新芽が出てきました。
このまま順調に育ってくれると良いのですが。
ちなみにこのバラと交換で「ダブルデライト」の開花株（こちらは余計な事はしてません）を置いてきたので、早いうちに保険の枝を確保しに行こうと思います。
それでは、ありがとうございました。
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