燻炭について
くりん
2008/07/09(水) 19:34:06
花や野菜の苗を買うと、多くの用土が燻炭を使っています。私も今度からこれを使おうと思って、ホームセンターで値段を見たら、今まで使っていてバーミュキライトよりかなり高いようです。
プロはまとめて農家から買うから割安なのでしょうか?それとも用土として、優れているからなのでしょうか? 教えて下さい。
ごび
2008/07/10(木) 08:22:09
私はバーミキュライトも併用しています。
クンタンが高いのは、作るのが面倒だからじゃないかと思います。
使用法が違うのですから、バーミキュライトと比較してもしょうが
ないような気がします。お互い代替えはできないでしょう。
大袋で買うと結構安いですが、なかなか使い切れないです。あんまり
大量に使うと、アルカリが強くなってしまいます。
くりん
2008/07/10(木) 19:20:28
ごびさん、レスありがとうございました。でも。>使用法が違うから比較してもしようがない>ということは、バーミキュライトは苗作り用ではないということですか?
とすれば、何故不適なのですか?
cactus
2008/07/10(木) 19:58:27
なぜ燻炭を使用されようとされているのですか。使用目的は何ですか。
燻炭はモミ殻を燻して炭化させたもので、土壌改良材として使用されて
います。通気性や保水性が高まり、根腐れ防止の効果があります。
しかしアルカリ性ですから、植物の種類によって使い方を考える必要が
あります。酸性土に混ぜる事で、中性に近づける事も出来ます。
秋にモミ殻を焼いている光景を目にした事があると思いますが、これは
クン炭を作っています。ただ市販のクン炭は無菌状態にされていますか
ら、田畑で作っているクン炭は無菌とは言えませんから、園芸用に使う
のは安全とは言えないと思います。
バーミキューライトは蛭石を高温処理させた物で、高温処理をする前と
比べると10倍近くまで膨れています。保水性と保肥性が優れていて、
適度な通気性もあります。ただし庭土や黒土と混ぜると蛇腹になってい
る状態が重さで潰れてしまい、折角の機能を悪くさせてしまいます。
大きさも色々とあり、微粒のものなら種蒔きや挿し木に使用可能です。
くりん
2008/07/10(木) 21:51:18
cacutusさんへ。
何故クン炭かは最初に書いたように、園芸店で買う苗が殆どクン炭だからです。
バーミュキライトの粒度も3種類は経験しました。
もう一度書きます。
ホームセンターではバーミュキライトのほうが安いけれど、苗作りの用土としてはクン炭より不向きなのかというのが私の質問です。
ごび
2008/07/10(木) 22:41:00
良くわかりません。
そもそもくん炭だけの苗床というのをあまりみたことがないです。
バーミキュライトにしても、幼苗だけの時期ですよね。ホーム
センターで売りに出されるくらいの苗だと、バーミキュライト
だときついのではないかと思います。根が張るためには、土が
多少重くないと駄目だそうです。
くん炭だけだと、pHはあがってしまうし、限られた植物にしか
使えないように思います。
ホームセンターの人に聞いたほうが良いのではないでしょうか?
私が知らないだけで、そういう方針の店もあるのかもしれません。
少量混ぜるというのはよくあると思います。私のところも10%
ほど混ぜています。
ちゃも
2008/07/10(木) 23:28:57
こんばんわ^^
こびさん
多分、ホームセンターで聞いても生産者の意図する事までは分からない
と思います。
くりんさん
ホームセンターの苗で、もみ殻クン炭を多く使っている理由は率直に言えば
コストダウンです。
近所の稲を作る農家さんからタダで仕入れるということも可能ですから。
確かにホームセンターで売っているクン炭は価格が高いですね^^;
だけど花卉農家さんからしたら、ご近所もしくは農協で安く入るものなの
ですよ。
HCは、どうしても仕入れのメーカーさんを通すから、クン炭に関しては
価格が高くなるのではないかと思います。
くんまー
【関東】
2008/07/11(金) 00:01:01
くりんさんこんばんは
バーミキュライト単用での種まき〜幼苗まではやったことがありますが
薫炭単用では種まきも苗作りも経験が有りません。
最初の質問は「仕入れ値」の違いのみだと思います、ホームセンターは「販売店」ですから。
売値を決めるのは仕入れ値が一番大きいと思います、肥料と同じですね?
2番目の質問は「種から幼苗まで」には植物の種類にもよりますがバーミキュライトは苗作りに適していると思います、不適では有りません。
無菌状態を保てるので私も以前使っていました、今は赤玉単用です。
3番目の質問は苗作りの用土としては「薫炭」の方が不向きと思います、
もし向いているとしたらいわゆる園芸テキストやネット上の各種ホームページに薫炭を利用しての種まきが紹介されていると思うのですが・・・
プロはまとめて農家から・・・とありますがホームセンターに売る(卸す)様な業者は商社から買うのではないかと思います。
値段の差は原価の差と考えるのが妥当と思います。バーミキュライトも薫炭も工場生産品なので
加工して「嵩」の増えるものと減るものということで・・・出荷までの経費はバーミキュライトの方が安くなりそうです。
くりん
2008/07/11(金) 04:06:41
ちゃもさん、くんまーさん、レスありがとうございました。
お陰さまで、概ね疑問は解消しました。
ペチュニアなど、細かい種を蒔く時はバーミュキライトに土を混ぜて使っていますが、燻炭に蒔くという発想は浮かばないですね。確かに。
今度から、秋の田んぼで燻炭を作って光景を見かけたら、注目しましょう。
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