エゴノキの枯れ枝

[園芸相談センター]の過去ログです

ぽん 【関東】 2008/06/14(土) 14:43:30
エゴノキで葉の出ない枝があり、この枝を手で折り取ると茶色くなっています。ここで2点教えて頂きたいことがあります。
・このようになった枝はすでに枯れているようにも思えますが、来年以降、この枝が復活することは期待できないでしょうか?樹の下部でこの状態の枝が多く、上方のみ枝がつく乱れた形になってしまいそうなので、できればこのような枝の復活を期待しています。
・この枝の復活の見込みがないとして、この枝を今の時期(たとえば6月)に剪定してしまってもよいのでしょうか?過去の質問を見ると、剪定は活動のとまっている冬に行うのがよさそうであるとの認識です。枯れ枝に限っては、時期を選ばず剪定してもよいということはないでしょうか?冬になってすべて葉が落ちてしまうと、どの枝が切るべき枝か分からなくなりそうなので。
ご教授いただけると幸いです。よろしくお願いします。

cactus 2008/06/14(土) 15:25:59
常識から考えて、枯れ枝から新芽が吹く事は絶対にありません。
ただ枯れている事を確認するために、折って調べられる事は避けられた
方が無難と思います。もし枯れて居なかった場合、折ってしまった枝は
無駄になるし、生長期の樹木に悪影響が出る事もあります。
枯れているか生きているかを確認する方法で一番簡単な方法は、調べる
枝や幹にノコギリで軽く傷を付ける方法です。枯れていれば茶色に見え
ますし、生きていれば水分もあり一目で枯れて居ない事が分かります。

枯れているのを冬まで放置しても問題はありません。夏でも整枝と言う
剪定がありますが、太い幹や枝を切るような事は冬に行うので、出来れ
ば冬場に一緒に切られても構わないと思います。

ぽん 2008/06/14(土) 22:28:32
 cactusさん、ありがとうございます。枝を折り取ることが危険であることを理解しました。勉強になりました。
 重ねて教えていただきたいのですが、すでに枯れた枝であれば、冬を待たずに切り取ることは問題ないでしょうか?やはり、冬になってすべて葉が落ちてしまうと、どの枝が切るべき枝か分からなくなりそうなのがあり、できれば今切りたいと思っております。

cactus 2008/06/15(日) 09:14:20
完全に枯れているなら、冬を待たずに切られても構いません。切られる
時は枝の途中から切らないで、必ず枝の付け根から切って下さい。

植木屋 園主 [URL:http://members.aol.com/Oujien/] 2008/06/15(日) 13:34:19
こんちは〜♪
>樹の下部でこの状態の枝が多く、上方のみ枝がつく乱れた形になってしまいそうなので
これはエゴノキ,シャラなどの落葉樹などに特に多く見られますね
株立ちの樹形でしょうか??
上方のみ茂って下の枝葉に陽が射さずに枯れこんだものだと推察しますが如何でしょうか?
特に北側にあたる方向です

このままでは尚の事枯れ込みが進み下枝が芽吹かないのは必至かと思います
上方の枝葉を透かし下枝の部分にまでいくらかは陽が射し込む様に枝抜き剪定をお勧めします
その際にも下の枯れた枝はあきらかにポキンと折れるなら取り除いても構いませんが
枝の元部分が生きている枝(緑色がかっています)がありますので、其処から新たなる芽吹きを促す為にも
上部を透かし終わりそのまま芽吹きを待っていた方が賢明です
(枝の下から上に向かい枝を絞る様に摩ると折れます!この時折れないのはそのまま!)
剪定自体は梅雨が終わる頃までに新たな芽吹きがあれば大丈夫です
基本的な剪定はやはり落葉期ですが、今回の場合それまで待っていたらもっと枯れこみは深くなると思います
もし芽吹かない場合は暑い日が続くようなら何らかの日除けなど欲しいですね!!
樹木は強い日差しは元々葉がその役目をしていますので葉が展開するまでは必要になりますね
特に午後からの陽射しを避ける形が良いです

ぽん 2008/06/15(日) 20:12:21
 cactusさん、植木屋 園主さん、丁寧に教えて頂き、ありがとうございます。
 樹は昨年4月に植えたもので樹の高さは2.5m程度です。昨年秋には多くの枝で葉に茶褐色の斑が出てしまったことと、今年の春にはルビーロウムシ(カイガラムシの仲間)が枝によってはかなり発生していたことがあり、このために枝が弱ったものと思っていました(葉の斑やロウムシの発生と枯れた枝の対応はとっていないのですが..)。枯れこんだ枝は下の枝が多かった事から、植木屋 園主さんのいわれるように、陽が足りなかったのかもしれません。
cactusさん、”剪定自体は梅雨が終わる頃までに新たな芽吹きがあれば大丈夫です”の意味をもう少し詳しく教えていただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。

植木屋 園主 [URL:http://members.aol.com/Oujien/] 2008/06/15(日) 20:43:08
>剪定自体は梅雨が終わる頃までに新たな芽吹きがあれば大丈夫です
これは私の書き込みですので私からレス入れますね
梅雨の終わる頃まで・・・というのは
梅雨の期間中なら剪定してもまだ曇り空などが多く、強い直射日光も長くは続かず
幹などが日焼けする事も少ないので酷暑期間までに葉が茂れば
強い日差しから幹焼けを防ぐのに間に合いますと言う事です
↓が、もし葉の展開が間に合わない場合の対処として書いています
>もし芽吹かない場合は暑い日が続くようなら何らかの日除けなど欲しい・・・

ぽん 2008/06/15(日) 21:40:02
[[解決]]
”剪定自体は梅雨が終わる頃までに新たな芽吹きがあれば大丈夫です”は、植木屋 園主さんのコメントでしたね。間違えてしまい、お二方には、大変失礼いたしました。
 ”梅雨が終わるころまでに..”は趣旨を改めてご説明を頂き、理解致しました。
 問題の樹にて、葉のない枝を下から上に向かい枝を絞る様にさすってみましたが、簡単にとれるような枝ではありませんでした。冬まで、このような枝を大事にしてみるとともに、陽をも考えながら、樹を見守っていく事にしようと思います。
 大変ありがとうございました。


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