花材で使った赤ツル
ななお
【東北】
2008/06/09(月) 02:44:18
花材で残った赤ツルを花瓶に入れていたら、元気よく葉を出してきました。根の方は全然伸ばしてくれません。
庭にでも植えようかとと思い、いろいろ検索してみましたが記述が見つかりません。
山の物だと思います。多分庭に植えるとジャングル状態になってしまうのではないか、と予想しますが、このまま捨ててしまうのは可哀相なので迷っています。
そこで質問です。
根の付いていない状態で、庭植しても良いのでしょうか。
管理しやすく鉢でも育てられるのでしょうか。
植えるのに適した土壌、日当たり、その後の管理。
情報がない状態ですので、少しでもお分かりになれば教えていただきたいのです。どうぞ宜しくお願いします。
ばんざいうさぎ
2008/06/09(月) 11:20:27
推測での話ですみませんが、赤ツル（赤蔓）というのは華道独特の呼び名と思います。植物名としては赤蔓というのは使われていません
以前花屋に勤めていたことがありますが、華道に使う枝ものには植物名以外の独特の呼び名があって、華道の花材名のようなものであるのを知りました
私は実物を見かけたことがありませんが赤ツルの見かけや水につけると葉を出すという性質から、観賞用に使う柳の一種の枝では？と感じました（もし柳でないのならすみません）
ただ、根が出ないというのが気になりますね
柳なら比較的根っこは出やすいのですが、切り口が綺麗でなかったりで根が作られるカルスができなかったのかもしれません
切り口は潰されたり裂かれたりしていない切り口ですか？
もし切り口がスパッと切られていないなら、花きりばさみかのこぎりで綺麗に切りなおし、切り口の皮の部分をカッターやナイフなどで綺麗に切ってみてから、もしお手持ちならメネデールなどの発根促進剤を入れた水につけてみてください。お持ちでなくても水を毎日取り換えれば根が出てくるかもしれません。その時使用する花瓶は光を通さない磁器のを使うと中が暗くなり根が伸びやすくなります
柳だとしたら枝垂れ柳にちかいものと思います。広い庭であれば植えられますが将来かなり大きくなる木です
わりに湿り気の多い土壌を好みます。日当たりが良い所も好きで、柳の仲間は川辺によく生えます
鉢植えだと水持ちさえよくしておけば育ちます。水切れに気を付けてあげて下さい。蔓状ですので、最初は支柱をし所々紐などを八の字に渡して余裕があるように縛ってあげて下さい。数年たてば自立できるようになります
鉢植えで楽しんでいくには時々植え替え時に根を軽く切り詰めたり枝を剪定（間引き）する事もできるはずです
剪定せずに大きくなってしまって置いておけないようなら、華道のお仲間で広い土地にお住まいの欲しいという方にお譲りして地面に植えていただければ大きくなったら時々枝を間引いてまた花材として使うこともできます。お譲りする前に枝を数本挿し木して苗を作ることもできるので、新たに鉢植えで楽しめると思いますよ
炭焼
2008/06/09(月) 11:39:19
過去ログに参考があります
http://botany.cool.ne.jp/log/200801/08010018.html
ななお
2008/06/09(月) 14:25:26
[[解決]]
ばんざいうさぎさん、炭焼さん、教えて下さりありがとうございます。
とても参考になりました。
このままでは可哀相なので、根が出るようやってみます。
「赤ヅル」としか検索しなかったので、検索の仕方も再確認致しました。
本当にありがとうございました。
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