マーガレットの色が変わってしまった!
しじみ
2008/05/30(金) 12:19:18
マーガレットを購入してもう3年くらいは経つでしょうか、大株になっていますが綺麗なピンク色だったのに今は白色に変わってしまいました。何故なのでしょうか?
日当たりはまあまあだと思いますし、毎年植替え(赤玉土、腐葉土、元肥、他)はしています、置肥もしていますがどうしてでしょうか?また挿し木にして育てている花は綺麗なピンク色になっています。
どなたか原因や良い方法があったら教えて下さい、宜しくお願いします
たちつ
【近畿】
2008/05/30(金) 17:06:46
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結論として、そのような性質の花です。
長く綺麗なピンクを楽しむためには、発色管理に専念しないと難しい。設備が要る。管理できなければ、春の一時期に限定して楽しむ。何事も旬といって、本当に綺麗なのは、10日間しかないと割り切るべし。
科学的な分析データーとか、確定的な実施指針とか、明確なご説明はできませんが、ただ単なる目安となる単語の配列として
ピンクマーガレットの花色発色や花びらの長さや形に関しては、環境依存型で、大変敏感なように思う。
どの程度に敏感なのかと言えば、同じ株でも日当たり側と日陰側とでは、異なりますし、初花と最盛期花と終盤残り花でも異なりますし、
冬に咲かせた時と初春に咲かせた時と中春や晩春に咲かせた時とでは異なります。更に、気温も、開花に必要な最低温度で維持させた場合(低温帯開花)と朝昼の温度差が大きい場合でも違います。
日当たりに関しては、光の成分の内、赤外線が万遍なく当たれば、綺麗に発色する。赤外線量が少ないと明るい白となる。多すぎると黒紅なる。紫外線量が多いと黒ずんだ白や黒紅になる。・・・・一般的に、光の成分を分光選別することは難しい。
大気温度について、最低気温16度から最高気温20度で、日当たり良好
(前後左右に満遍なく当たる)が良い。
低温帯が続くと花びらが短い。温度差が大きいと、花型がいびつになる。・・・・気温と陽射しに敏感に影響をおこす。
例えば、低温帯で、明るい白花を開花させ、直ちに万遍な陽射しを浴びせれば、1時間以内に、綺麗なピンクに発色する。
花自体(蕾の展開と発色に限定)には、紫外線や地温は、余り関係が無い。株の成長には、影響する。
紫外線は、発色成分の化学変化に必要なものの、きついと生物細胞の劣化を促進する。赤外線は、化学変化を促進する。多いと促進しすぎたり、発色過程を間違える。
その他、根張り・株たち・病害虫・土壌や肥料成分・土壌の乾湿等色々な原因もある。・・・・株の成長の良し悪し。
これからの管理は、夏に弱いので、地温を下げて、清涼にすることが簡明かも。・・・・根の高温多湿・乾燥に弱い。
剪定のしすぎにも弱い。・・・新芽萌芽と気温の関係かも。初夏以後の萌芽が弱い。
挿し木繁殖は、簡単。と言うことで、予備苗を確保しておくことも一つの方法かも。又古木成樹株より、挿し木開花させたほうが、比較的自然に発色させやすい。・・・勢力が強いのかも。
常に、株全体が綺麗なピンクや花形で咲き続けるのなら、環境があっているのでしょう。
花が咲く咲かないという障害より、綺麗な花の形で、綺麗に発色し 次々と咲かせ続ける 事が要の植物群。 花は、株を生かしておけば、毎年確実に咲く。 ようは、綺麗に咲き続けるか・汚く咲くかの違いです。
このようなものと理解しています。
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しじみ
2008/06/23(月) 01:46:42
[[解決]]
たちつさん、ありがとうございました。
詳しく教えて頂き大変参考になりました。
思い当たる事も沢山ありました!頑張ってみます。
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