半日以上とは?

[園芸相談センター]の過去ログです

水天子 2008/05/11(日) 00:56:28
よく植付け場所の条件として、”半日以上日が当たる場所”とありますが、あえて選択するとすれは、午前中を中心に日が当たる場所と午後を中心に日が当たる場所のどちらが良いのでしょうか? 植物を限定せずに一般的な意見としてお伺いします。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2008/05/11(日) 01:21:57
 午前か午後かという選択であれば、午前になります。
 植物の光合成の効率は温度が上昇しすぎると悪化します。夏場の午後は気温が高く、最悪光障害を受ける可能性があるため、日陰になったほうが良い植物も多々あります。

 こちらが参考になるかもしれません
http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/hikosaka/temp-short.html

cactus 2008/05/11(日) 09:19:33
水天子が言われるのは半日陰の事と思いますが、基本的には午前中に日
が当たり午後からは日陰になる場所の事を言います。半日陰を好む植物
は西日を嫌う植物がありますから、午後から日陰になると西日も当たり
ませんので、このように言われていると思います。

RED [URL:http://members.jcom.home.ne.jp/takanuma/index.htm] 2008/05/11(日) 11:42:28
「半日以上日が当たる場所」は、半日陰ではなく陽当たりを好む植物の育成条件のことではないでしょうか?
 なるべく長時間の日照が望ましい植物の栽培で、できれば一日の日照時間の半分くらいは陽が当たっている必要があるという意味で使われていると思いますが。一日5〜6時間以上の日照とか言われることもあります。

リトっぷ 【九州】 2008/05/11(日) 12:20:47
こんにちは、REDさんの御紹介のサイト読ませて頂きました。ありがとうございます。

>”半日以上日が当たる場所”とありますが、あえて選択するとすれば

とありますが…
では半日しか...だったら。よく似た記述で半日陰とはどの様な場所を示すのか,また好ましいのかは記述に明記してある事がよく見受けられますよ。『出来れば午前中陽射しがあり午後からは樹木の陰,あるいは建物の陰で風通しの良い場所』等と書いてありませんか?
また山野草の様な成育時期が限られる様な場合は『落葉樹の根元』等と記述を見ます。植物が利用出来る許容範囲以上の紫外線はヒトでもそうですが日焼けや皮膚癌等のトラブルを招きます。多すぎると葉が焼ける事態を招き,少ないとモヤシ状態になります。(夕日では紫外線は減る傾向にありますが植物の代謝により日光より温度を下げる方が重要になります)日没近くの打ち水は気化熱を利用したクーラーです。

たちつ 【近畿】 2008/05/11(日) 13:07:07

私感として、

簡単に考えれば、概ね午前中の3時間以上の日当たりを云います。

細かく言えば、一日は24時間で、半日とは、12時間ですが、園芸上には、日の出から、日の入りまでの時間を一日と考え、其の半分の内、特に、午前中を半日として考えます。ところが日の出から正午まででも約6時間ありますが、その半分の3時間で10時を含む時間帯が、生活感から良いだろうという概念。これも夏時間を中心にしての考え方。
この時間帯に準じる日当たりに、意味合いが変わり、更に住宅事情によりそれすら確保できない環境で、栽培しなければならなくなってきた。
其の上、色々な栽培品種も増えてきた。しかも、植物の育つ環境や性質を無視して、育てようという考えも多く、結果的にトラブルも多い。
そこで一つの目安として、日当たり地・半日以上・半日かげ・・・直射日光の問題
半ひかげ・木陰・日陰・シャドウー・遮光(%で表示)・室内・レース越し・・・・直射日光の緩和や明るさの問題。
等の表示表現をするようになってきた。

表裏一体として、直射日光で無ければならない(オギザリス・ガザニア・マツバギク・ポーチュラカ・タンポポ)。直射日光を好む。日陰でも育つ。直射日光では育たない(千両・エビネラン)。直射日光では風合いが出ない(観葉植物)。など生育上の問題も考えなければならない。

概ね日当たり時間は、長いほうが良い。できれば春の陽気が長く続くほうが良いことですが、日本には四季があるので、そのように都合が良いことばかり続くものでもない。住宅事情もあるし、幅広く移動したり、選んだりもできない。

西日の弊害。
特に夏場の問題です。
これは、太陽と栽培地の距離は、一年中ほぼ変わる事はない。変わるのは、日当たり時間と陽射しの角度つまり、単位面積当たりの、陽射しの強さ。
西日も、朝日もそれ自体なら、余り影響はない事ですが、他の要因が重なると話が変わってきます。
日の出間際は、涼しいものですが、10時になれば熱くなり、14時15時になれば、最悪で、極限状態。それでも、まだまだ日当たりは続く。
土は更に高温になり、乾燥し、植物の水分も蒸発して枯渇気味。と言って、
水やりすれば、其の水も高温になり、蒸れてとても使用できるものでもない。 そこで、概ね西日を避けてうえるとか日除けをするということになる。ここに西日が悪いという思い込みが始まった。それが転じて、西日地では、育たないという意味合いになった。
西日地で育たないとすれば、一日中陽射しの当たる畑では、何も栽培できなくなる。 傷みやすいことは事実ですから、それに応じた保護をすれば良い。
それに反して、朝日は、昼間に暖められた土や気温も夜には下がり、夜露も降りて、幾分元気も取り戻し、体調も整った後ですら良い。
これが冬なら、朝日側よりも、西日側のほうが良いと思う。
といても、冬場は、曇りの日も多く、季節風も吹くので、どちらが良いかは、一概に言えないものです。

と言うことです。

夏至6/21: 昼14時間35分/夜9時間25分 冬至12/22:昼9時間45分/夜14時間15分‥いずれも 東京の場合
日本に梅雨というものがなかったら、もっと変わっていたかも。

太陽が真南に来た時の地平線からの角度(南中高度)は春分秋分が90−緯度、夏至が90-緯度+23.4、冬至が90-緯度-23.4となる
このようなものらしい。


水天子 2008/05/11(日) 18:11:30
[[解決]]
皆様、ご説明ありがとうございました。とても参考になりました。当方ビギナーゆえ、知識も説明も不十分ですが、これからも宜しくお願い致します。
m(_ _)m


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