松の雌雄同木について
松子
【北陸】
2008/05/09(金) 18:53:29
松の木は雄木と雌木が別だと思ってましたが調べると「雌雄同木」となっていて理解できません。詳しく教えて下さい。
ひろし@小南部
2008/05/09(金) 19:26:44
マツといっても種類は沢山ありますが、マツ科マツ属の代表的なアカマツ、クロマツについてご説明します。一本の木の一本の枝に雄花、雌花がセットでつく場合、それぞれ単独でつく場合があります。雄花は花粉を空中に撒き散らすだけのもので、開花後は枝から落ちますが、雌花は受粉するとそのまま大きくなり球果（マツボックリ）になります。
あるいは松子さんは「雄松」「雌松」という言葉に惑わされたのかもしれませんね。これは文字通り雄と雌ではなくてそれぞれ男性的なクロマツ⇒雄松、と女性的なアカマツ⇒雌松として男女にたとえて表現したものであって、どちらも雌雄同株です。
松子
2008/05/09(金) 19:43:09
ひろし@小南部さん、お返事ありがとうございます。
書き方が悪く申し訳ありませんでした。我が家の２本の松はクロマツのようです。
１本は小さな松ぼっくりが沢山付いているので雌の木、もう１本は松ぼっくりが付かないので雄の木だと思っています。
この理解では間違いでしょうか。
ひろし@小南部
2008/05/09(金) 21:07:21
雌雄同株でも雄花と雌花のつき方は必ずしもバランスが取れているとは限りません。木にも個体変異という個性はありますし、また栄養状態にも左右される場合があります。
通常は栄養状態がよいと雌花を沢山つけ果実（種子）をたくさん付け、貧栄養だと投資のあまり要らない花粉で子孫を残そうとするので雄花が多くなると考えられますが、植物の場合個体の存続の危機という場合にはかえって花をたくさんつけ（死に花を咲かせる）、果実を残そうとする場合もあります。
松子さんのクロマツの場合はどんな理由があるのか分かりませんが（役割分担なのか？）植えられた土壌や植えられ方（浅め・深め、やせている/肥沃）あるいは庭師さんの芽の摘み方でも変わってくることだと思います。出入りの庭師さんに尋ねてみるのが手っ取り早いとは思いますが、、、。
松子
2008/05/09(金) 21:19:38
ひろし@小南部さん、何度もありがとうございます。
２本の木は並んでいるので栄養状態は同じだと思います。
また植えてからかなり経っているのでどういう植え方をしたかは分かりませんし庭師は３年位前から入れておらずお聞きする事も出来ません。
たまたま並んだ２本の木が雌雄を役割分担したのかもしれませんね。
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