根鉢
kazu
2008/05/04(日) 18:30:57
根鉢の巻き方について教えてくれる方、若しくは説明が書いてあるHPご存知の方おられましたら宜しくお願い致します。
必要な縄等教えていただければ嬉しいです。
あいあい
【九州】
2008/05/04(日) 22:56:18
私は素人ですが…
根鉢って、
植木鉢で育てた植物の根がいっぱいになって、
鉢を外すと、
根と土が一体となって鉢の形のまんまになってる現象のことでしょ?
違うのかな?
kazuさんがお尋ねになりたいのはどういうことなんでしょうか?
cactus
2008/05/04(日) 22:59:57
まず自分で移植を考えているのでしょうか。もしそうなら、移植をされ
ようとしている樹木は何でしょうか。現在の背丈と根元の幹周も教えて
下さい。
根鉢の巻き方ではなく、根巻きの仕方が正しい言い方ですね。
教えて貰える方は、たぶん居ないと思いますね。また詳しい方法が書い
てある書物も探せばあるかも知れませんが、簡単には探せないと思いま
す。HPで探せたとしても、写真を見て説明を読んだだけでは理解する
事は出来ないと思います。長年のプロの方が新米に手解きをしても、1
回や2回程度で方法を習得出来る事はありません。
そう言う訳ですから、僕が知っている根巻きの方法を詳しく書いたとし
ても、たぶん理解しては貰えないと思いますよ。
しかし方法が無い訳ではなく、今回は造園屋さんに根巻きと移植を依頼
して、手伝いながら教えて貰うんです。興味があって覚えたいから教え
て欲しいと頼めば、人が良ければ教えて貰えるかも知れません。
ちなみに必要な道具と資材を書きますが、中には準備が出来ないものも
あるかも知れません。
スコップ、ノコギリ、剪定ばさみ、コモ(藁で編んだムシロのようなも
の)を2〜3枚、ワラ縄1巻、鉢クワ又は木槌が必要です。
コモが無ければ麻布(麻で出来た包帯のような布で、本来は樹木を移植
した時に、幹を乾かさないように保護するために幹に巻く物)が代用で
きますが、樹木の大きさによっては大量に必要です。
樹木が大きければ吊り上げて移動させるユニック車か、三点支柱で吊り
上げるために必要な3m程度の丸木3本、1〜2t用のチェーンブロッ
ク、吊りバンド1〜2本などが必要です。
植木屋 園主
[URL:http://members.aol.com/Oujien/]
2008/05/04(日) 23:33:08
こんちは〜♪
根鉢の大きさなど分かりませんが
資材としては麻縄723とか724とかのサイズ表記で売られています
これは大きい数字ほど大きい太さの縄になっています
それと藁などのコモとありますが今は殆ど使用せず
麻布で作った三角形の三角巾(小さいサイズの根鉢に使用)とかで
此方のサイズ表記は二等辺三角形に切ってあり
長い方でサイズは70cm100cmとか表記で売っています
ただし数枚程度ごとで売っているかは不明です
使用法としてはサイズの長い方で根鉢の上部を包み込み、
木を倒して下から短い方で根鉢の下から包み込み麻縄でくるくる回しながら縛ります!
大きいサイズの根鉢になると
根鉢の外周を包み込む長さの長方形の麻布が売られています
(樹木を持ち上げられない程度以上に使用)
此方は木が立った状態で根鉢の側面から下まで包めるだけ包み込んで麻縄で周りを回りながら縛り上げます
それと大事な事は↑資材以前の問題で、根鉢が壊れないように掘り上げる事が最重要です
http://diary.jp.aol.com/applet/upzgun/msgcate38/archive
久
【北陸】
2008/05/04(日) 23:34:59
前にこちらにご指導してくださっている大先生に、お聞きした
ことがあります。
まず、地植えの木をすぐに他の土地に移植することは避ける。
その方法が、根巻き、根鉢を作ることです。
植物の水を吸う根は根の先端の細かい細い白い根です。普通、
このような根は、枝葉の広がりにあわせて広がっています。
そこで、木の根元の根は、太くて木全体を支えるだけで、水
を吸う根はありません。
そこで、移植する前数ヶ月、または一冬かけて、根本に細い
根を生やすわけです。
つまり、太い根を切って、(少しずつでいいので、)確実に、
こもで覆っていきます。このとき、根を切られた木は、水が
吸えないので、枝葉を落とし、木の負担を減らします。
太い根を少しずつ切りながら、最終的に50cmとかの広さ
で、こもにまいた、土のかたまりを作り、植え替えの時に、
この中に白い根がびっしりであるように時間をおいてやるそ
うです。
根を育てておけば、移植の時、木の負担が軽いというわけで
す。
木によって、いつ根を切ったらいいのか、とか、枝葉をどれ
くらい落とすべきかとか、「技」があると思いますので、木
を見せて、専門家にお聞きになるのがいいと思います。
くれぐれも、この時期に、根を切ってすぐにこもで巻き、そ
のまま移植するなどはなさいませんように。
白い根が、根鉢、にいっぱいになるように、根巻きを作るの
です。
今、単に根を切って、こもを巻いて作った「根巻き」は水を
吸う根がないので、非常に危険です。
久
2008/05/04(日) 23:42:51
レスが遅くて、植木屋園主先生の後になり、恐縮です。
ですが、「根鉢がある」(もう、太い根を切って、細い根が
出ている)上でのご指導だと思います。
確認をお願いいたします。
kazu
2008/05/05(月) 08:32:44
うーん・・・よく造園屋とかで見かける植木の根っこをぐるぐる巻きにしてある・・・あれをやりたいのですが・・・。
kazu
2008/05/05(月) 08:38:35
[[解決]]
植木屋 園主様、さすがですねv参考になりました。ありがとうございます。他のみなさまも協力していただき有難うございました。
たちつ
【近畿】
2008/05/05(月) 11:17:18
・
>よく造園屋とかで見かける植木の根っこをぐるぐる巻きにしてある・・・あれをやりたいのですが・・・。
多分 ネットで簡単に検索されたことと思いますが、検索キーを「根鉢」ではなく、「根巻き」を主なる検索キーとするとか「移植」「堀上掘り取り」「樹木の」とかの関連用語を併記すればよいかも。
尚、検索方法は、ウエーブでなく、画像検索の方が楽かも。
簡単に言えば、掘り上げた樹木の根の保護をどのようにするかということです。根鉢の土を落とさないようにする。しいては移植後の保管や活着を安全にするということです。保管と輸送の問題です。関連して幹巻き・枝落とし・枝束ねということもあります。吊り上げ時の帯びかけとか。
ホームセンターとか、植木市とか、造園工事とか気が付けば、其のときに、良く観察すればよいかも。(支点=株元と底・始点終点や結び方・資材・バランス=地上部と根鉢の大きさや根の状態と土質の関係がポイントになるかも。)
根巻きもピンキリで、地方地方や個人個人により、多少流派?もあります。
概ね、栽培農家系は、コスト的に簡単(金銭・時間・手間・出荷量の関係でコスト重視。画一品の大量出荷)で、職人系は、技的に凝っている。(数が少なく時節的や対象物的に種類が多い。一つ一つが極端に異なる。その他面子や活着率重視)
専門学校系は、標準仕様の画一的パターン。(本来はレジメなのですが、其の方法しかないとか唯一正しい方法と理解し実践する為。極端に言えば、根巻き一つ見ても、その人の生い立ちや正確が想像できるかも。)
資材も、樹木が大きくなれば、自然物の腐蝕性材料を使うし、小さければ、化繊紐だけとか、ビニポットとかを使う。・・・それぞれの利便性による。
落葉樹の休眠期(比較的若木)とか、活着率の高い樹木とか時節や近場輸送の場合には、根巻きしない場合もある。・・・横着や手間隙の節約と自信の程度にも拠る。
このようなものと思う。
・
kazu
2008/05/05(月) 18:51:38
たちつさん、有難うございました。
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